夏至の思い出

ゴルフの全米オープン選手権、石川遼くんは残念な結果で33位。
昨日、朝、コーヒータイムのBGM?代わりに見ていたのですが、芝生のマダラ模様にみなビックリ!? 大変なコースの荒れよう? 過酷な条件だったようですが、タイガーウッズはさすがの4位。1位は英国のマクダウエル。代わりに、というと失礼ですが、宮里藍さん、優勝! 世界ランキング1位! のビッグニュースが飛び込んで来ました。20日、米ツアーのショップライト・クラシックで逆転勝ち、米本土での初勝利。男女通じ初めて世界ランキング1位奪取。19日に25歳になったばかり。今年4勝目。世界一、おめでとう!!
昨日21日は夏至。大阪では夜明けが4時45分。日没が7時14分だったとか。
夏至は日本では梅雨時にあたるので行事として特別のこともなく、余り意識しないで過ごしてしまいがちです。
27,8年ほど前、ずい分昔のことになってしまいましたが、息子たちが小学生の頃、当時大阪外国語大学デンマーク語の先生一家が2年間、近くのマンションに引っ越してこられ、上の男の子と女の子が二人の息子たちと同じ学年の同じ組でした。トーヴァさんと呼んでいた奥さんは英語が話せましたので英語で少しお手伝いしたことがあります。一番下の男の子が近くの幼稚園に入園する時には、一緒に園長先生のお話を聞きに行ったりしました。私にとっては初めての外国人のお友達で、カルチャーショックを経験しました。税金が収入の6割ほど、だけど教育、医療、老後の心配はなく、節税に努めるが、貯金の習慣はないこと、などを初めて知ったのもトーヴァさんからでした。
子ども会世話役OBのお茶飲み仲間で我が家に招いてサンドイッチパーティをしたり、逆に招いていただいてクレープをご馳走して頂いたり。お部屋に大きなデンマーク国旗がタペストリーのように掛けてありました。子どもたちにデンマークを忘れないようにということなのかなと想像したりしていました。
それで、夏至のことです、トーヴァさんたち北欧の人たちにとって、夏至は一番楽しい夏祭りだと教わりました。あちらは9月にはもう冬で、短い夏の盛りは夏至をはさむこの時期、焚き火を炊いてその日は大騒ぎして楽しむんだとか。それで、私は初めて夏至を意識するようになりました。
でも、私にとって夏至はピークの後の下り坂を意識する日です。12月の冬至に向かって日、一日と昼間が短くなっていく境の日として一寸悲劇的様相(オーバーですが)を帯びて物憂くなります。確実に日は短くなっていく、というのをどうしても意識してしまいます。
ところで、トーヴァさんたちは帰国後10年してご夫婦で日本再訪され、その時、我が家にも立ち寄っていただきました。10年で日本が一番変わったことはサッカーが人気スポーツになった事と言われました。そのサッカーで、2日後、デンマークと日本代表が闘います。
アスチルベ
] 椿の実
                                    秋には種を弾いた殻が素敵な色合と造形を生みます