先日、買った時の鉢植えのままだったトケイソウを、三本の竹の棒を使って行灯仕立てにして、二周りほど大きな鉢に植え替えました。竹の棒に麻縄を三角形に絡ませたのですが、これがとっても難しい。ツルが絡んでくれるようにピンと張った状態にしたいのに、出来たのは一番下の段だけで、上の二箇所は何度やり直してもユルユル状態。まぁ、いいか、です。
トケイソウというのは、見ての通り、というと「?」と思われるかもしれません。白花の場合は、見ての通り、文字盤に時計の針みたいに見えるのですが、赤花のトケイソウは一寸「??」です。パッションフラワーの方が合っているかな〜と思っていたのですが、これも勘違いだと分かりました。パッション=情熱かと思っていましたが、調べてみるとこの「パッション」はキリストの「受難」の意味の方なんだそうです。
(斜め右下に咲き終わりのガクが覘く)
和名は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花を咲かせることに由来する。
英名 passion flower は「キリストの受難の花」の意味で、イエズス会の宣教師らによってラテン語で flos passionis と呼ばれていたのを訳したものである。 16世紀、中央アメリカや南アメリカの原産地に派遣された彼らは、この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという「十字架上の花」と信じ、キリスト教の布教に利用した。 彼らによればこの植物はキリストの受難を象徴する形をしており、花の子房柱は十字架、3つに分裂した雌しべが釘、副冠は茨の冠、5枚の花弁と萼は合わせて10人の使徒、巻きひげはムチ、葉は槍であるなどと言われた。 Wikipediaより
植え替えた後は、場所も北側の玄関先に。今朝、新聞を取りに出ようと扉を開けたら、足元に真っ赤に開いた花が!
咲き終わった後に残る「がく」と、これから咲く「つぼみ」が良く似ていて、未だ見分けがつかず、驚いたわけです。
咲き始めから咲き終わりまで文字通りの一日花です。