M-1GP+フィギュア+「坂の上の雲」

昨日は「話し合い」の結果、ライブでM-1グランプリを見て、その後「坂の上の雲」を見るということで、予想通り録画はフィギュアとドラマに。
M-1は9年連続挑戦して無冠の「笑い飯」が最後に栄冠をという筋書きが出来ているんじゃないか…なんて話を息子としていたこともあったのですが、結果はその通りになりました。でも、「筋書き通り」でもなかったような意外なコンビに会場も沸いていましたが、我が家でも強烈に押す人と、あの少ないセリフで優勝?はちょっと〜〜というのが二人で、まあ、順当な結果かなで収まりました。意外な沖縄のコンビ・スリムクラブの絶妙な間とスットボケた場面設定には笑わせてもらいました。中田カフスさんと紳介さんの点数が納得!でした。スリムクラブのお二人はともに34歳で琉球大出身、今後の活躍が楽しみです。M-1、10年間、漫才界を盛り上げて充分お役目果たしての最後、一寸淋しくなります。


終わって9時までドラマ録画中の間、フィギュアを見ると丁度浅田真央さんが滑り始め! 
そしてそのまま安藤美紀さんも見ました。 安藤美紀、逆転の優勝!(202.34)、
2位、浅田真央(193.69)、3位は村上佳菜子(187.52)でした。
世界選手権(東京)の代表選手は、女子が安藤、浅田、村上、男子は小塚、高橋、織田が選ばれました。
来年2月の四大陸選手権台北)には女子が安藤、浅田、鈴木、男子は小塚、高橋、羽生が出場します。

9時半から、録画した「坂の上の雲」の第9回「広瀬、死す」を見ました。
これで今年の第2部は最終回、つづきは来年の12月。気の長いドラマです。
今回は旅順封鎖で広瀬が戦死します。夫と私は、あの「杉野〜は何処(いずこ)〜♪」の歌が、やはり日露戦争広瀬武夫を歌ったものだったと確認できて感慨無量です。私がこの日露戦争で亡くなった英雄を称える歌を知っているのは、きっと母が歌っていたからです。明治の出来事を大正の母が歌って昭和の私が知っているというのがとっても面白いと思います。でも、ひょっとすると、そうやって伝わっている最後の世代かもしれません。
昨年の12月15日のブログ「正岡律の菅野美穂さん」と19日の「司馬遼太郎の『日本人の二十世紀』」でもこのドラマについて書いています。
司馬さんの言う明治のリアリズムと言う点で考えると、今回の広瀬武夫の死でも触れられている「戦死」と、先の大戦の「戦死」での重さと軽さの違いは考えさせられます。とにかく昭和の戦争での人の命は一銭五厘だったわけですから、それ自体がリアリズムからかけ離れたものであったということです。

PS:讀賣夕刊に昨日の視聴率が出ています。「朝日放送の「M−1グランプリ2010」決勝戦の関西地区の平均視聴率は23.4%(関東18.7%)だったことが27日、ビデオリサーチ社の調べで分った。瞬間最高視聴率は30.9%で、最終決戦の「笑い飯」のネタの直後。また、関西テレビで26日夜放送されたフィギュアスケート全日本選手権「女子フリー」は同22.7%(関東29.0%)だった。」