山仲間の新年会

昨日は、夫の山仲間の新年会にくっ付いて出かけました。
千里中央の北町にお住まいのFさんのお宅で、私は初めてです。Fさんは独身でご両親を見送られて今は一人暮らし。昨年我が家でコーラスの録画番組を見てお食事会をした時が私の初対面でした。その時、09年にサンチャゴ巡礼800キロ・50日を1人で歩く旅のアルバムを見せてもらいました。その前の年、夫が山仲間の5人でスイス・マッターホルンに出かけて小屋を借りて自炊した旅の仲間でも。そのスイス旅行が余りに良かったので、翌年、夫が、私と一組のご夫婦を誘って、再訪したくらいでした。そのスイスの旅仲間5人と、昨年、石橋で励ます会をした同じ山仲間のIさんと、夫を介して単に顔見知りという私の7人が集まりました。
まず、千里阪急の地下で13時15分集合。缶ビールや握り寿司を買って、あとはIさんは中華ちまき、Izさんは手作りのだしまきや胡麻和え、酢の物や散らし寿司の具などご持参なので、Fさんから注文のあったドンクのフランスパンとキュウリと茹でダコを買って、歩いてお宅へ向かいました。
Fさんは、御節の黒豆、ごまめ、数の子などを準備されていました。早速、散らし寿司を作りにかかり、フランスパンをトースターで焼いて特製のバターをつけます。ガーリックとパセリが入ったグリーンがとってもキレイなバターです。片手鍋にはキーマカレーが出来ていて、パセリに挟んだり、パンに乗せて食べます。

二人の女性はご準備宜しく、でしたが、我が家は夫が赤ワインと白ワインを持参、私は出掛けに、最後の自家製干し柿を包んで持って行きました。今年の柿は裏年で、豊作だった去年とは違って、実は大きかったものの、数えるほどしか取れなかったので、いつも分けてあげる方たちにもお声をかけずじまいでした。その貴重な干し柿の最後の6個を持参しました。四角いパステルカラーのフランスから持ち帰ったという大中小セットのお皿の一枚に並べてくださったので高級お菓子のような感じになりました。馬子にも衣装です。
2時から準備に取り掛かって、その間、大きなテレビ画面でFさんが編集したドロミテ・オーストリア旅行のDVDの上映です。何とか全部お皿に盛って、いよいよダイニングにあったテーブルをテレビのお部屋に移動させて、7人で新年会。ワインで乾杯して、延々、7時間のお食事とお喋りのスタートです。9時になるまで時間を忘れて食べて、飲んで、話して、笑って、でした。
60代が中心で70代前半がお一人ですので、出てくる人の名前、芸能人や、映画スターや、スポーツ選手の名前も共通しています。ところが、その名前がなかなか出てこないのも共通しています。「ホラ、あれ、あの、それ・・・」で「あ〜、あの、あれ、その、それ」で上手く出てくればお慰み、しばらく時間をかけて、の場合もあれば、それっきりも。それでも、時代を共有した者同士の話にはそれなりの連帯感や安心感も感じられていいものです。
年齢相応の健康不安の問題を抱えておられる様子もうかがえたり、アルバイトの仕事の辞め時をどうするかについての意見を求め合ったり、と60代世代特有の話にも花が咲き、今年も楽しく元気に頑張ろうということでお開きになりました。