NHK杯と箕面市長の”バランス感覚”

NHK杯高橋大輔さん優勝でした。小塚君ともども4回転は本番では失敗でしたが、男女とも日本人選手で1位、2位を占めることに。
フィギュア界も楽しめますね。
技術だけでなくダンスの面でもホレボレと見とれるようなシーンがたくさんでした。
NHKのスタジオで優勝者の二人がお互いの印象をフリップに書いた言葉が、鈴木明子さんは高橋君のことを「芸術家」、高橋君は「躍動感!!」。さすがピッタリ! 自分のことだけでなく仲間のスケーターのことも良く見ていますね。
NHKスペシャル東日本大震災 助かった命が なぜ」(再建に向けて進みだしたのに・・・)は見ていて言葉がありません。
後半、60代の方の人が集まれる広場づくり、そこへ年齢を問わず人助け(ボランティア)をしたいと集まる人々の姿にやっと少し希望が。本来、人は自分のために生きるよりは、他人のために生きるほうが生きようという意欲が持てるのでしょう・・・。集う皆さんの明るい笑顔がよかったです。
今朝は「生き生き箕面通信」さんのブログで、昨夜あったという倉田薫府知事候補の集会の報告を読んで喜んでいます。
ヴィソラ(映画館もある複合施設)にある活動センターであったそうですが、箕面市長の発言を聞いて安心しました。
先々週の同窓会の時、”橋下絶対”の市会議員くんに「箕面市長も倉田さんを推すって発表したね」と言ったら、「近隣のよしみで言ってるだけや・・」と『本当は、内心は、橋本支持や』と言わんばかりでした。”市長が付き合いで言える話ではないだろう”とは思っていましたが・・・。今朝の「通信」さんはこう仰っています:

 驚いたのは、箕面市長の倉田氏が「いろいろ悩んだ末に、倉田さんを推すことにしました。大阪が『維新の会』一色になっては危険だ。(維新の会の会長を兼ねる)橋下徹・前大阪府知事大阪市長に当選したとしても、大阪府知事は違う立場の人が望ましい」と、”反維新”を明確にしたことです。
 箕面市長の倉田氏は、自らの選挙戦では橋下氏に応援してもらい、橋下氏の人気がプラスして初当選を果たした経緯があります。その後も、橋下氏の政策を積極的に支持してきました。その倉田氏が、「『大阪都構想』には今でも大賛成ですが、教育条例など行き過ぎの面が目立つ」と、明確に「維新の会」路線を批判する側に変わりました。

幼馴染の市会議員くん、彼の褒め言葉の口癖が「バランスの取れた良い人」です。
その倉田市長の悩んだ末の結論は、彼の褒め言葉通りの見事なバランス感覚です。
私もそれが一番いいと思います。できれば市長も平松さんのほうがまだマシと思っていますが。仕組みをイジレば全ては解決すると煽りまくるあのやり方では危なくて仕方がありません。
府市の役割分担とかをハッキリさせ、無駄を無くして大阪の良さを活かした行政を望んでいます。若い方達がどう考えているか? 27日がこわいような・・・