進む紅葉(新しい大阪とフクシマ)

 
ご近所の南向きのお庭からのぞく一本のモミジ。真っ赤に紅葉してお日様を受けて輝いています。
この一本の真紅のモミジの紅葉を見ているだけで、今年の紅葉狩りは堪能!という気持ちになります。

昨日はヨガの後のお食事にもついて行きました。6人でしたので、話は二手に分かれてしまいました。
3人でダブル選挙の話になりました。平松陣営の闘い方の失敗。既成政党相乗りはかえってマイナス。「可哀想なのは平松さん」とSさん。「いや、平松さんはそれだけの人」「闘い方のリーダーシップを取れなかった平松さんが悪い」ということに。「自民党から共産党まで、という選挙になったのは、橋下さんの教育条例の考え方にみんな危機感を持ったから」と私。「だけど選挙は、政治は、それだけじゃないから、やっぱり一緒になったのはまずかった」とOさん。「そうね」と私も。
橋下氏の出自の問題で週刊誌が騒いだらしい。Oさんが、「あれはイカンは、親の問題なんか関係ない」と。私は週刊誌は読んでいないし、多分Sさんも買っていないはず。そんなことで大騒ぎする大阪人はいないでしょう。差別してはいけないという同和教育はそういう点では行き届いているし、若い人たちは学校で教わっていますし、勿論教わるまでもないことです。だから、あれも若い方達の反発を招いて平松さんにはマイナスだったでしょう。
ところで、子供(特に男の子)を育てる時、誰か一人恐い人を作っておくようにと言われます。母親ではダメな時に「恐い人」に叱ってもらうためです。橋下氏の暴走を止められる「恐い人」は二人。一人は石原慎太郎東京都知事。もう一人は小沢一郎氏ではないかと思います。橋下さんが小沢さんに会ったあと「すごい…」と感想を話す様子がまるで「恐いお父さんの威厳にただただ圧倒されて」という感じでした。
このお二人が一体どういう時にその役割を果たすことになるか・・・暴走を止めるのではなく、その破壊(推進)力を利用する立場になるか・・・(昨日の「アンカー」での青山氏の解説では石原氏はもうやる気がないとか)、あるいは橋下氏の方で旧勢力無視(青山氏)となるか・・・。
橋下さん、勝ってしまえば、意外と「暴走行為」や「暴言」は納まるかもしれません。勝つ為には少々オーバーでもという戦略でモノを言う人ですから。私はその戦略が人をバカにしているようで嫌なのですが。

どちらにせよ、大阪府民と市民の多数が橋下氏の実行力に懸けたのですから、私たちは見守りつつ、暴走行為には声を挙げなければなりませんね。
今朝の「モーニングバード」、玉川さんの「そもそも総研」は「大阪改革が日本を動かす!」で、古賀茂明さんや飯田さんのインタビューも録画で。水道事業の世界戦略と脱原発で大阪発全国波及の可能性アリとの内容。脱原発では関電9%の筆頭株主の立場を生かして脱原発を迫る可能性は大きいと飯田氏が。また、発送電分離をしようとすれば国の法律を変える必要がでてくる。そうなると「各政党が踏み絵を踏まされることになる。そういう時は役割分担で」とみんなの党の渡辺氏、「参院議員10人あれば議員立法の法案提出が可能」と。

◎昨日の原発記録映画「アンダー・コントロール」のおとなり日記を覘いてみました。
「Eisbergの日記」というブログにドイツ語から翻訳された記事が。脱原発先進国から見たら日本のフクシマの対応がどんな風に見えるのか?是非コチラで。「ドイツ放射線防護協会によるフクシマ事故に関する報道発表」<放射線防護協会は問う:住民は、核エネルギー利用の結果として出る死者や病人を何人容認するつもりだろうか?>

◎27日の記事は飯館村前田区の長谷川さんという区長さんのスピーチを紹介。どうしてこういう生の声が大きく取り上げられないのでしょうか?是非コチラで:http://d.hatena.ne.jp/eisberg/20111127/1322433832