新聞記事から”脱原発へ”

プールの帰り唐池公園に。池の畔の木々も散り始めて間もなく裸木になります。


記録しておきたい気になる新聞記事(日経)を三つ:
どの記事も3・11以後の新しい脱原発への動きです。
12月1日原発10基、廃炉を」

 福島県佐藤雄平知事は30日の記者会見で、東京電力福島第1、第2原子力発電所にある全10基の原発について、廃炉を求める方針を表明した。
 原発事故で福島県内の広い範囲にわたって甚大な被害がでているため。
 県が12月にまとめる東日本大震災の復興計画に明記。国や東電に廃炉を求める。


12月3日「(脱原発宣言をしたあの)城南信用金庫 東電と年内で契約解除」

脱原発」の一環で 新規事業者に切り替え
 信用金庫大手の城南信用金庫(東京・品川)は2日、東京電力から電力を購入する契約を年内いっぱいで解除すると発表した。東電福島第1原子力発電所の事故を踏まえた「脱原発」の取り組みの一環。来年1月以降は、天然ガスなどで発電する新規電力事業者のエネット(東京・港)から電力を購入する。
 全85店舗のうち、入居するビルなどの制約がない77店舗で契約を切り替える。
 年間の電気料金は現在約2億円だが、1000万円程度の削減効果が見込めるという。
 NTTファシリティーズ東京ガス大阪ガスが出資するエネットは、ガス会社の天然ガス発電や太陽光発電、民間企業の自家発電の余剰電力などを調達して販売している。


最後に社民党の党首・福島瑞穂さんが「フォーリン・ポリシー誌」の「世界の100人」に日本の政治家として選ばれたという記事です。
この記事を探したのですが処分したのか見当たらず、「日本がアブナイ!」さんのブログから。
日経記事では「ご夫妻で」というのには触れられていなかったので朝日の記事の詳しいのに驚きました。詳しくはコチラで:http://mewrun7.exblog.jp/17005557/

 社民党福島瑞穂党首が、米国の外交専門誌フォーリン・ポリシーが選ぶ今年の「世界の100人」に名を連ねた。脱原発の活動を長く続けたとして、福島氏の事実婚のパートナーで原発訴訟に携わる海渡雄一弁護士と共同で選ばれた。


 同誌は2009年から、その年に政治、経済、平和活動など幅広い分野で影響力をふるった人物を挙げている。日本の政治家では福島氏が初めて。今年はオバマ米大統領や英仏独の首相・大統領、ミャンマービルマ)の民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんらも選ばれた。


 福島、海渡両氏について同誌は「30年間、議会や法廷で原発推進に反対してきた。だが日本の原子力村は今年まで彼らの活動を無視してきた」と紹介。海渡氏が浜岡原発運転差し止め訴訟の原告側弁護士として活動したことにふれ、「(訴訟に勝っていたら)今年の原発事故は防げたかもしれない」(海渡氏)、「過去は変えられないが、未来は変えられる」(福島氏)とのコメントを掲載した。<朝日新聞11月29日>