蕾のお花見(御影から芦屋へ)

昨日は生協仲間の5人で御影の蘇州園という大きなお屋敷レストランでフレンチのお食事会。
その後、大先輩のNさんが芦屋に6年前引っ越された自宅マンションにお招きくださっていたので、芦屋川でバスに乗って山の上の霊園でお花見という計画をたてて下さっていました。ところが、今週、あの爆弾低気圧の後、冷え込み厳しく冬日に逆戻り。(蘇州園の玄関の生花・木藤とユリとダリアと菊・不思議なグリーン系でまとめてありました→)
昨日も、予報に反して出がけから雨粒、風は強いし、大丈夫?というお天気でした。霊園一帯桜が植えられていて、芦屋浜はもちろん、大阪湾から大阪の街、神戸港まで見渡せる桜越しの絶景のはずが、まだまだ固い莟。「咲いたら綺麗でしょうね〜」と思わず口に出したら、Nさんも、「そうそう、今日は咲いたと思ってお花見してね〜」でした。
Nさんは、斜めお向かいさんでした。10ほど上の年長さんというだけでなく、主婦として私たち生協仲間のお手本でした。
ご主人のご両親とも同居されていて、私が子供二人の家族連れで実家へ戻ってきたときにはもうお母(義)さんお一人でしたが、とても大事にされていました。二人の娘さんを育て、生協仲間と、自然食品(東城牧場)の牛乳と卵の共同購入仲間のリーダーでもありました。引っ越してすぐ、実家の座敷を壊して私たちが新居を建てたときお招きしたことがあります。収まり切らない本を書棚の上に並べておいてあったのを見て、「『チボー家のひとびと』貸してくれる〜。外に出られないので前から読んでみたかった長編、読んでみるわ」と仰っていました。その頃、お母さんの具合が悪く、外出できないので日光浴をさせたり付きっ切りでお世話をされていました。そういう境遇を愚痴るのではなく、そんな条件の中で出来ることを見つけて挑戦、という生き方が素晴らしいと思いました。
二人の娘さんが結婚されて、ご自分たちの老後を考えた時、我が家が参考になったとか。娘の世話にはならないで、でも、何かあった時はやはり近くに居てということで、家を売って次女の近くのマンションに移ることを決心されました。それが、6年前。桜の頃にお食事でもという時にFさんが、御影なら近いのでとNさんにお声を掛けて6年ぶりの再会となりました。
マンション暮らしも参考になるから是非見ていって、と自宅へのお招きとなり、白玉団子と寒天、それも故郷高知の寒天を自分で何度も漉して作ったのをご用意、黒蜜をかけていただきました。さすが主婦の鑑、夕飯の支度が必要な人が二人、ということで、1時間半の時間を計算して、4時半を過ぎると、「トイレットペーパー特別製に入れ替えておいたから見て行って〜」と全員トイレを済ますように上手にもっていかれ、芦屋の銘菓を母の分も入れて5人分手土産に持たせてくださって、タクシーを呼んで送り出していただきました。
御影駅阪急電車を降りるときにバッタリNさんと出会って「キャ〜〜!!」から楽しい再会とお喋りの6時間でした。今日来られなかったご近所のHさんの話になった時は涙ぐんだり、駐車事件や、居空き事件に泥棒事件(自虐ネタ?)の話題で盛り上がったり、Nさんの「妻として母としての自信はないけれど、二組の親を見送ったことだけは私の誇り」というお話に、帰りの電車でお二人の方が、「私もあの話には私なりに”そうや、私もそう思おう!”」と思ったわぁ〜と。「私はこれから・・・」と私。
どうも来年からはこの5人で・・・ということになりそうです。(写真は海以外どれも蘇州園にて)
ところで、スポーツの方は大きな話題が続いています。
先日のなでしこジャパンのブラジル戦は久しぶりにテレビ観戦しました。相手のオウンゴールでラッキーな先制点をもらいましたが、追いつかれた前半。大丈夫かな〜と思うものの、後半は強い強い、見ていて楽しかったです。解説で4点入れば優勝とか・・・それは無理かな〜と思っていたら、やっちゃいましたね。強〜い!
北島康介、平泳ぎで、日本選手権、100メートルに次いで200メートルでも優勝。ロンドン五輪代表選考会を兼ねているので2種目で代表入り決定です。
そしてプロ野球広島の前田健太投手。以前ミクシー仲間の方から教えてていただいた前田投手の存在でしたが、サスガ御目が高かった。中畑監督のDeNA相手にノーヒットノーラン達成。6年ぶりの快挙とか。
それに引き替え、政府のブザマ。誰から見ても茶番劇の「安全基準」をでっち上げて原発再稼働に突っ込んでいます。
枝野大臣、前言ひるがえして恥ずかしくないのでしょうか。もう、こんなことを許している国会議員たちも含めて「この悪党!たち」です。(参照=http://d.hatena.ne.jp/Tsuda_Katsunori/20120406/1333679657