フィギュア国別対抗/日本優勝!

フィギュアシーズン締めくくりの第2回世界国別対抗戦(代々木競技場)で日本チームは初優勝しました。
SPとフリーでの高橋大輔さんのスケートは音楽とスケートが一体となって本当に素晴らしかったと思います。
立派にキャプテンのリーダーシップを発揮、個人で闘う以上に精神的には強かったかも知れません。
高橋の完璧演技に引っ張られて女子も頑張りました。村上佳奈子さん後半のジャンプが息切れ状態でした。
さすが鈴木明子さん、個人でも1位。こういうときは精神力が物をいいます。よかった、よかった。

土曜日、午後からの父のお見舞いにはノートパソコン持参でした。夫が撮った吉野山の桜を父に見せて今年のお花見です。歩いて病室を出てテーブルと椅子の置いてあるエレベーターホールで4人で見ました。その後、21日は私の誕生日ということで、母が「いくつになったと思う?」と父に。「そうやな〜45くらいか」に、3人ともビックリ!「お父さんいくつ?」には「95歳」。「だったら、娘の私はもう68歳よ〜」。夫は心配していましたが、私はやっぱり一寸嬉しいです。
そういえば、先日もおかしなことがありました。母と二人で病室を訪れると、「先生が話があるそうだ、もう退院」とさっさと荷物を片付けてまとめています。ナースステーションで聞いてみると、「今日、明日の退院という話はないと思います」と。翌日行ってみると同じことを言いだしますので、看護師さんに聞くと「先生からお話があるそうです」ということ。相談室のような一室で先生と父を入れて4人で話を聞きました。
分りやすい説明で、心臓、腎臓、肺の機能のバランスを取ることが大変難しいけれど、それさえ気を付ければ、入院の必要はないということでした。平均寿命をはるかに超える95歳という年齢を考えると良く頑張っている。病院で何もしないでいるより、気を付けながら家でやりたいことをやる方がよいというお話でした。月曜最終検査で、よければ火曜日退院予定ということでした。
チラッとでも父を疑って退院したくて勝手なことを言っているのではと思ったことを反省しました。「先生が家族に話がある」は本当で、「今日、退院」は思い込みだったわけです。でも実際、この年齢になると、ボケて言ってるのかトボケて言ってるのか分らないことが度々です。母の方は耳が遠いので看護師さんや先生の言っていることを伝える役目が必要です。父や母の姿が私の20数年後だと思いながら90を超えてやっと高齢者の両親の隣に住んでいる役割が出てきたと思っています。
先ほども、母と二人でお見舞いに行って帰ってきたところです。母も昨年の圧迫骨折以来、歩くのは大変な様子ですが、父を残しては逝けないと頑張っています。経済的にも家事の面でも娘夫婦の世話にはならないと大正世代の自立精神旺盛で、少し甘えてくれてもいいのにと思わないでもないですが、偉いなぁ〜と感心しています。
父は、「彦根ではお堀端で座っていたし…安土城では歩いたなぁ〜あの時は何ともなかったのに」と。母が「家族会の前でなくてよかった」と。「体重が2キロ増えたら掛かり付け医へ早めに行くことって言われているから、これからはコーヒータイムでチェックね」と私。父はどこも苦しくない病気だと言って、肺に水が溜まって息苦しかったことはすっかり忘れているようです。一番いい季節を病院で過ごしたと残念がっているので、「よい季節はこれからよ」と母と二人で。
ケヤキ並木の新芽がいっせいに芽を吹きだして、グリーンの勢いを増しています。
そういえば、玄関先の水がめの中に昨日冬を越したメダカの姿を初めて見ました。
一回り大きくなって生きていました。今朝は二匹見ました。良い季節の到来です。
↑サンルームで咲きだしたホクシャ、庭の片隅で咲きだしたシャガ(箕面川の斜面に自生しています)↑、
利休梅も満開←