ジンジャーの花、薫り高く咲いて・・・

このところ自転車を走らせていると、どこからかいい香りがして、そうそう金木犀がどこかで咲いているんだ・・・と気づかされます。香りはすれど、香りの出所は分らないで走りすぎていくこともあります。
ところで、香りと言えば、我が家のジンジャーがヒッソリと真っ白に咲いています。
ここの所まだ日差しは強く、蚊が寄ってきますので、しばらく庭には出ないでいました。先日、サンルームの東、日除けに下げていたバティックの布を上げて見てビックリ!! 
ジンジャーが咲いた後です。しまった〜ごめんね〜見逃した〜と慌ててサンルームを廻って水道栓の近く、椿の北側に植わっているジンジャーを見に出ました。蕾がまだまだ沢山ついていたので大丈夫。明日、写真に撮れる・・・と一安心。
昨日は、余りにいい香りなので、コーヒータイムにやってくる両親のために一茎切り花にしました。一日花ですが、ツボミも付いているので、二、三日は楽しめるでしょう。
玄関の下駄箱の上に一輪挿しで置いておくと、そのあたりにいい香りが漂います。

さて、このジンジャー、10年ほども前に、ご近所のKさんがどこからかドッサリ生姜みたいな球根を貰って帰る途中、バッタリ会って、その何本かを「あげるから植え〜」と言ってもらったものです。葉っぱがまるでミョウガそっくりです。貰った時から大きな葉っぱがついていましたので、庭の隅に植えて放っていたら、何年かして真っ白な花が咲き出して良い香りがします。球根は生姜(しょうが)ソックリですが、コチラは食べられない花鑑賞が目的の園芸種だそうです。今年はネットで調べましたので:

・生姜(しょうが)科。
・学名 Hedychium coronarium(白色ジンジャー)
Hedychium : シュクシャ
coronarium : 花輪に使う(適した)
Hedychium(ヘディチウム)は、ギリシャ語の「hedys(美味)+ chion(雪)」が語源。
芳香と白い花色に由来すると思われます。
・インド原産。
・晩夏から秋にかけて、背の高い大きな花が咲く 色は白、(改良されてオレンジや黄色など)
・「ジンジャー」は「生姜(しょうが)」の英名。
白い百合(ゆり)のような色の花の様子からジンジャーリリー」と呼ばれ、
しばらくして「ジンジャー」に短縮された。

生姜風味の炭酸飲料に「ジンジャーエール」というのがある。


・白い花はすごくいい香り♪  クチナシの香りに似ています。

キューバニカラグアの国花。
・和名 「花縮砂(はなしゅくしゃ)」
・8月25日の誕生花
花言葉は「豊かな心」