ジンジャーの白い花咲いて…「ゾウリムシの自発性」

今朝のジンジャーの花です。


台風の日あたりに最初の花が咲きました。
倒れていたので切り取って玄関の花瓶にさして、
その香りを楽しんでいました。
昨日、蕾だった2つ目の花が開きました。
純白の花が次々に咲いて、
夕方には萎れれてしまいます。
根っこはショウガに似ていて、
葉っぱはミョウガにそっくりです。
といっても、ショウガの葉は
見たことがないので、ひょっとすると
ショウガの葉にも似ているのかもしれません。
三枚目の写真の右側の派手な柄の布は、
サンルームの朝日避けに掛けている
タイのバティックです。

いつも母が読んだ後届けてくれる読売新聞の夕刊、20日のいわゆる三面記事の写真を並べてみます。チビリガマ荒らしの犯人が沖縄の中学生だったことのショック。いろいろ考えさせられます。

自民党、いよいよ表に出して選挙です。そして、福島原発事故。ひとたび事故になったら6年半たっても廃炉の見通し立たずです。
 
トランプ大統領の国連初演説。
拉致被害者についての言及。めぐみさんの弟さんが訪米してワシントンやニューヨークで米政府の北朝鮮問題担当者らに直接訴えて実現したとか。
一方で、あの激しい口調の演説通りだとしたら、かえって北朝鮮の反発を招き、そのことでアメリカが先制攻撃して北朝鮮を「完全破壊」してしまっては、日本人の拉致被害者たちも被害をうけるし・・・それは、いいのかな〜〜 なんて思ったり。結局、口先だけで裏で話し合って…ならいいのですが。
そして、もう一つの記事がとても面白かったので、メモ代わりに。
リードの部分を書き移してみます:『生きもの』とは何かーーー。大阪大名誉教授の大沢文夫さん(94)は今年4月、長年追い続けてきたその問いへの研究の集大成を1冊の化学解説書「『生きものらしさ』を求めて」(藤原書店)にまとめた。いのちの仕組みをミクロの目で解き明かす「生物物理学」という学問領域を切り開いた生命科学の大家が、「生きものの本質」について語った

大沢さん曰く「この本で一番伝えたかった『生きものらしさ』の物語は、『自発性』というキーワードから始まります。生きものを特徴づける言葉のひとつです
ゾウリムシの観察でそのことに気づいたとか。最適の環境にたどり着いたゾウリムシが、そこで定着せず、かえってエネルギーを使ってより良い場所を求める、この自発性こそが機械ではない生きものの本質。機械に個性はないが、ゾウリムシはみなそれぞれ違い多様性があり、一匹一匹も集団も、常に一定ではなく、ゆらいでいる。この揺らぎを自発的に利用して生物はいろんな環境条件、変化に適応している。人間も結局同じ。自然の中で調和しながら存在している。
ところが、人間はいつからか「生きものらしさ」忘れ、自らが特別と思い始めた。「人間はみな遠慮しなくなりました。遠慮というのは全体が調和を保つために欠かせない条件です。私たち自身が、生きものらしさを忘れてしまった社会は、おそらく長持ちしないでしょう
持続的な未来を描くために必要なことは、「いろいろな生き物を観察することです。こどもたちには特に勧めたいですね」
大沢氏は1922年の池田市生まれだそうです。インタビューは名古屋市郊外の介護付き老人ホームの個室で行われたそうです。
遠慮しなくなった人間、なんだか思い当たることもあって、終わりが近いかな〜なんてことも。