「空にオスプレイ、夜道に米兵」と「大間原発沖に活断層」

タイトルにした「空にオスプレイ、夜道に米兵」というのは、「生き生き箕面通信」さんの記事の中で知ったのですが、天声人語が引用したという沖縄の婦人団体代表の「空に欠陥機、夜道に米兵」という嘆きの言葉から頂きました。引用先:http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/e12a0055d2710db3bef2d6930ec6aab3
米兵が沖縄の女性を襲ったというニュースを初めて知った時は、この時期に何でまた!と怒りと疑問が。誰が考えたってオスプレイ問題でこれだけ日本が反対しているこの時期に、米軍基地のそれも沖縄の基地でのこんな事件はあってはならない事です。それなのにまた、また、こんな事件が起こるというのは本当に日本は植民地なの?と思ってしまいます。
日経の社説には”教育が行き届かない新米アメリカ兵は日本に寄こさないようにするだけでこの手の事件は減る”というような助言?しています。尖閣竹島で日本の国益を心配して感情露わに中国人や韓国人を罵倒する人たちは今回のこの事件ではどういう反応を示しておられるのでしょうか?
昨夜のニュース番組で見たアメリカのルース駐日大使は「自分にも25歳の娘がいるので・・・」と目を赤くして言葉を震わせておられました。日本の政府の責任ある立場の人たちは、どうなのでしょう?
沖縄ではどなたかがコメントを求める記者に政府の反応について「沖縄は日本なんですか?」と問いただしていました。
仲井真沖縄県知事は「日米地位協定がある限り今後も起こり得る」と問題の核心を訴えていますが、もう日本政府を相手にはせず、直接アメリカに乗り込んでいくつもりです。
日本は今『無政府』状態です。
ところでご紹介するのが恒例になっている金曜官邸前デモの「特別な一日」さんのブログ、今回は「ボクは恥ずかしい」というタイトルで、やはりこの沖縄問題がトップ、そして昨日官邸前デモのルポです。最近は脱原発デモについてはサッパリ報じられなくなっていますので、貴重なご報告です。全文を是非コチラでどうぞ:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20121019/1350655234
同じ金曜日の朝刊(日経)の小さな記事から全文です:

    大間原発沖に活断層
             40〜50キロ地点 産総研など調査


 産業技術総合研究所東海大学は18日、津軽半島東岸の平館海峡で南北方向に約14キロメートル伸びる海底活断層が見つかったと発表した。活断層はJパワーの大間原子力発電所から南西方向に40〜50キロメートル離れた地点にある。活断層より想定される地震の規模はマグニチュード(M)6・7で、現段階では原発への影響は小さいとみている。
 北海道函館市で開催中の日本地震学会で発表した。今回見つけた活断層「平館海峡撓曲(とうきょく)」は平館海峡の中央付近に位置する。幅は1〜3キロメートルで、海底の地質調査の結果、12万5000年前以降に活動したとみられるという。
 栗田泰夫・産総研主任研究員は「大間原発への影響は少ないが、さらに北に伸びていないか調べる必要はある」と話している。津軽半島東岸周辺には「青森湾西岸断層帯」(長さ約27㎞)と「平館断層」(同20〜30㎞以上)と呼ぶ活断層がある。

北海道の「おとじろうとらいるのひび」さん、16日のブログ
大間原発 こりゃダメでしょ」では、もっと詳しく伝えていますので、是非コチラで:http://blog.rairu.com/?eid=857
  (写真は旧岩崎邸のビリヤードルーム前に咲いていたダリヤの花)