小学校の同窓会と官邸前デモ

師走初日の昨日の土曜日は小学校の同窓会がありました。
一週間ほど前に、同窓会の後、母の顔を見に寄りたいという電話を受けていましたので、今朝はコーヒータイムの時に、”4時ごろ友達を連れて来るから、お願いね”と母に伝えて、11時過ぎには家を出ました。
火曜日の滝までの紅葉狩りの時は聖天さんから音羽山荘への道を取りましたが、昨日は駅前から観光客が辿るお土産屋さんが両側に並ぶ滝道を歩いて行くことに。
左の写真は箕面焼の窯元とそのお店、向かい側は河鹿荘。昔は料理旅館でしたが、今年箕面市が買い取って譲る業者を探していました。昔ながらの建物を活用できるお店を探していたそうですが、この秋スィーツのお店が名乗りを挙げ、新装カフェレストラン「河鹿荘」としてリニューアルオープン。箕面ブランドのスィーツも開発すると30代の社長さんが頑張っているそうです。箕面のお土産が増えるかもしれません。
右の写真:「もみじの天ぷら」の赤いノボリが見えるお店は天ぷらを揚げています。箕面名物「もみじの天ぷら」というのはカリントウに似た揚げ菓子で、中に本物のモミジの塩漬けが入っています。歴史は古く平安時代からのものとか。何世代にも引き継がれてお店の方が油の大なべの前に座って揚げておられます。シーズン中は売り切れが出るほどで親戚かり出して総がかり。一寸固くてモミジの筋が残りますがカリントウ部分が美味しいです。右に見える石の柵は聖天(西江寺)さんから滝道へ下る坂道です。三階建ての黒い建物が橋本亭。小さい写真は一の橋と袂の橋本亭。この橋の正面の坂道は自然な山道で桜広場に通じて登山道に入ります。左の道は舗装されており、箕面川沿いの2.8キロの滝道です。ここから一気にモミジが川を覆う箕面の景観が始まります。
い組、ろ組二クラスの合同クラス会をここ11年ほど毎年開いています。老い先短くなったからと男先生のリクエストで、それまで3年とか5年に一度だったのが毎年になりました。そのI先生は今までご自分で運転して池田から来られていましたが、いよいよ足腰不自由になったのでと、今回は幹事さんが迎えに行くことに。それでも杖を突いたお元気な姿でおでましでした。私たちのクラスの女先生は、今朝がた熱が出て風邪でダウンとか、初めての欠席でした。東京や千葉、神奈川からも数人の出席があり24名ほど。男女差もほとんどなく集まれたことが幸せという同窓会でした。
同窓会の会場は滝道の一の橋を越えた所にあります。昔は大企業の保養所だった古い建物を音羽寿司が買い取って、今は音羽山荘という料亭と喫茶と結婚式場になっています。
左の写真が滝道から見た全景。右の写真は2階の会場から。新郎新婦の記念写真の背景になる崖が左側。写真正面に人力車が見えます。右横に見える橋は聖天さんの裏山から下る道が滝道に通じる橋で、火曜日はこの橋を渡って右の滝道に入り滝へ向かいました。
この音羽山荘の二階の元お座敷(今は板張り)へ、靴のまま上がってイスとテーブルで和食を頂きました。
帰りは予約のあったIさんと飛び入りのMさんの車で我が家へ。母も加わってしばらく懐かしい話をして、母が隣に引っ込んでからは、3人で身の上話やクラス会の話をして5時半まで。一年一度しか会わない地元の幼馴染にも会ったり楽しいひと時でした。でも、私にとってはしまった〜と悔いの残ることがあって、残念! 夕食後の洗い物をしながら気づきました。
一人一人の近況報告で、昨年の同窓会でお願いした脱原発1000万人署名のお礼と報告をして脱原発に一言触れるチャンスがあったのに〜何で気づかなかったんだろ〜ダメだ〜〜と自分にガッカリ。準備不足?というか切り離して考えていました。どこかに選挙前だし政治的な話題は避けた方がいいという気がしていたのか・・・。あぁ〜脱原発は政治問題だけではないし、選挙前だからこそ、一言、誰かがあの席で触れるべきだったのにな〜〜〜と今頃くやしぃ〜〜!です。
[←駐車場に向かうため観光ホテルの空中エレベーターで上に。空中橋からの眺め。
手前は西江寺聖天宮)境内の森と住宅、遠方は万博公園方面千里中央のビル群。

◆◆紹介が遅くなりました、師走初日の前日、神無月の最終30日は金曜日。
官邸前デモの日です。
初夏のころから参加し続けて私たちに臨場感あふれる生き生きとした現場報告を伝えて下さっていた「特別な一日」のSPYBOYさん、退院後はじめての抗議デモ参加再開のルポをブログにアップして下さっています。
是非コチラ「もう冬だけど―11/30大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議」で全文を:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/
共感するところ一部コピーです:

原発を止めるということは誰かを犠牲にしたり、どこかの補助金にたかる生活を変えることだ。
脱原発というワンイシューだけの政党はおかしいと言うマスコミや評論家がいるけれど、原発を止めるということは世の中全体を大きく変えていくこと、だ。だから脱原発だけでも充分 国政のテーマに足るものだとボクは思う。

全く同感。すでに代表の嘉田さんも「卒原発は針の穴に糸を通すほどの大変なこと」とか「脱原発するということはシステム全体を変えるという大きな仕事」と発言されたり、代表代行の森裕子さんも「脱原発は戦後から今までの社会の構造を変えるという大事業」と発言されていました。
ブログの中で、もうひとつ、私もいつか取り上げたいと思っていた記事がありました。
それはDOL世論調査の結果についてです。「D=ダイヤモンド、O=オン、L=ライン」というインターネット上の世論調査の結果が、テレビや新聞の世論調査とは全く別の結果が出ているというものです。「特別な・・・」さんでそのグラフも引用されていますので、私はその意外な結果について少しコピーして引用です。引用先はコチラ:http://blog.livedoor.jp/ryoma307/archives/6772061.html

 調査ではまず、「12月16日の衆院選比例代表選挙ではどの政党に投票するか」を聞いた(政党名は11月19日時点)。

最も多くの支持を集めたのは、嘉田由紀子滋賀県知事が結成する「日本未来の党」への合流を表明した「国民の生活が第一」(25.5%)となった。
2位は「自民党」(22.0%)、
3位が「民主党」(13.6%)、
4位が「日本維新の会」(12.9%)、
5位「みんなの党」(8.1%)、次いで「支持政党なし、わからない」(6.6%)
となった。


 年代別にみてみると、20〜30代で最も支持を集めたのは「自民党」(20代34.8%、30代28.6%)。20代では2位が「民主党」(15.2%)、3位が「日本維新の会」(13.0%)で、「国民の生活が第一」はわずか2.2%だったのに対し、30代では2位がともに「民主党」「国民の生活が第一」(13.3%)で並んだ。



40代になると最も支持を集めるのは「国民の生活が第一」(20.9%)となるが、2位「自民党」(19.2%)とは僅差。しかし50代以上では、「国民の生活が第一」(50代29.7%、60代34.0%、70代31.0%、80代35.7%)が圧倒的に支持を集めた。この結果からは、年齢が上がるにつれて「国民の生活が第一」の支持が増えていることが分かる。

◎なぜ年代が上がるにつれて「生活」の支持が増えるのか? 私は、メディアに対する冷静さではないかと思います。
新聞やマスコミの論調が作られたものであり、しばしば勝手な誘導まがいのことをやられた経験から学んでいる世代はそう簡単に騙されないという結果ではないかと思います。その点、参加したか否かに関わらず世の中に学生運動や組合運動が全くない今の若い世代の人たちは、絶叫型、熱情型の扇動に惑わされたり、独裁型の一見強そうとか、愛国的!になびいたり、マスコミの報道をうのみにしがちなのでは・・・と思っているんですが・・・。情報を手に入れるのに自由な若い世代のはずですが、意外と幅広く対立する意見を拾って自分の頭で考えて判断できているか・・・は疑問ですね。