寒中に咲く花と村田光平氏・「拝啓総理大臣殿」と日本版NSC


初冬に植え込んだパンジービオラがこのところ続く小雪やミゾレの降る中、元気に咲き続けています。
一方、ウインタークレマチスはいよいよ花弁は反り返って、すでにハラハラと散って、シベだけ残っているのも。

若い女性のスポーツでの話題が続きましたが、久しぶりに男性の話題を。
人間国宝で歌舞伎女形坂東玉三郎さん(62)が19日、パリのフランス文化省で、芸術文化勲章の最高章コマンドールを受けた。坂東さんはパリ・シャトレ劇場での特別公演を終えたばかり。長年にわたり、日仏の文化交流に尽力したことが高く評価された。坂東さんは授章式で「コマンドール章を頂くことになるとは夢にも思わなかった。世界のいろいろな方々とコラボレーションをしてきた結果だと思う」とあいさつした。フィリペティ文化相は「(フランスの舞台でも)手や着物の動きだけで愛情を表現されていたことに感激した。日本の最高の芸術家の一人をお迎えでき光栄だ」と語った。>(朝日新聞デジタル

原発のない日本を目指して福島から叫びます」さんの2月18日のブログでは、「東電事故処理体制失格」というタイトルで村田光平元スイス大使の安倍晋三内閣総理大臣総理宛ての手紙が紹介されています。http://blogs.yahoo.co.jp/phkhn641/14772610.html
その中には「最近一面トップ記事で報じられている東電の国会事故調に対する虚偽報告を読み、改めて現在の事故処理体制は失格だと感じます。  地震原因説は、その立証を妨げるための東電による黒塗り資料国会提出事件と今回の虚偽報告を合わせ考えれば、もはや疑いの余地はないと思われます」。

また、「 アーニー・ガンダーセン氏、ロバート・アルヴァレス氏などトップクラスの科学者を含む米国の有識者グループで、東電が著名な外人女性(元英国原子力庁委員長)を雇い放射能の危険性を否定する(放射能で人は死なないなど)キャンペーンを行っていることが激しく批判されております。」
そして、「マハティール元マレイシア首相より核エネルギーの全面的禁止を訴える私の米議会院内集会宛メッセージに全面的に賛成するとの心強い支援が寄せられました。」とも書かれています。

全文を是非コチラで:http://blogs.yahoo.co.jp/phkhn641/14772610.html
「村田光平Official Site 未来の世代のために」はコチラ:http://kurionet.web.fc2.com/murata.html
昨日の日経朝刊の4頁の片隅で見つけた記事です。原発事故は「収束」はしていないということです。

経産相 原発事故「収束」表現は不適切
茂木経産相が19日の参院予算委員会で、「野田前政権が2011年12月に出した東京電力福島第1原発事故の収束宣言について「全ての課題が解決したと受け取られかねない『収束』の言葉は適切でない」と述べた。福島第1原発そのものは「状況として安定した状態」としながらも「収束したと言えない」と指摘。自民党政権では収束の言葉を使わないとの考えを示した。」

●昨日水曜日、夕方関西テレビの「アンカー」は担当が青山繁晴氏。夕刊にはキャスターの山本浩之アナウンサー(50)が3月末で退社、4月からフリーにという記事が乗っていました。<98年、深夜番組中に自らカツラを外して「脱カツラ宣言」をしたことで人気が高まった。報道もバラエティーもこなし、「ヤマヒロさん」の愛称で親しまれている>という記事が。
←青山氏が、安倍総理の提唱する日本版NSC(国家安全保障会議)を創設するための有識者会合に参加した(2月15日)。非公開会合なので話せる範囲でということでNSCが取り上げられました。
青山氏は英語の略称でNSCと言うと、アメリカがCIAと組んでやってきたことを連想させるので、NSCを使うことには反対、アメリカの真似ではなく日本独自に必要性があって作るんだということを強調。(NSC=National Security Council)

NSC(国家安全保障会議)創設に至る経緯。

実は安倍さんは2007年にも国家安全保障会議を持ち出したが、自民党内で反対され、没にされたことがあった→
福田さんは、私は自民党の中ではリベラルに近いと思っていましたが、「よく言った!」です。
さて、NSC有識者会合で青山氏が「こうあるべき」と発言した3点は:1.国家の哲学と理念・長期戦力を打ち出す 2.同時並行であらゆる危機をさばく実務能力を持つ 3.情報を統合する(情報機関の統合ではない)。この方もアメリカとの関係では、日本の自立と言って、安倍さんの憲法改正や日本版NSCなどにも積極的に賛成の立場です。こういう場合の「自立」がどういう内容なのかがよくわかりません。ところで、世界でNSCを作る動きが出ていて、イギリス、フランスでも作られたのは2010年とか。その理由はアメリカ=「世界の警察」の時代が終わった、軍事力とドルの力で世界を支配した時代が終わり、その役割を果たさなくなったから。つい最近のマリへのフランス空軍の爆撃や日揮が襲われたアルジェリア人質事件もアメリカが動かないので、アルジェリア政府が自力でやったという解説でした。(実はもう一つ原子力規制委員会の核セキュリティに関する検討会にも声がかかったが、セキュリティに関しても公開が原則、その理由が「透明性が求められているので」というのでこれではテロ対策にならないと断ったそうです。詳しくは「ぼやきくっくり」さんで)
◎昨日はヨガの日。このところ夫の仕事が忙しく自分で作ったり外へ食べに出たりができず私はヨガが終わると帰っています。夕方、テーブルの上の桐の乱れ小箱でケイタイが鳴りました。嬉しいメールでした。「きょう食事してから皆でコーヒー館に行ったらご両親がコーヒーを飲んでらっしゃいました。気が付かれてないので挨拶は皆しませんでしたが、その後又コーヨーでお見かけして、ちょうど買い物を済ませて帰って行かれました。お父さんとても96歳には見えないくらいお元気そうで、とても感じの良い老夫婦で、私もあゝいう夫婦になれたら良いのになぁ〜と思いました。」 身内のことで恥ずかしいですが、Uさん、ありがとう!
父はお蔭さまで本当に元気になりました。昨日のコーヒータイムでは、私のノートパソコンを見て母が「おとうさん、こんなのがいいんじゃないの。ワザワザ二階へ上がって部屋を暖めて…じゃ大変だから。こんなの買えば・・」と。父もその気になったらしく、「そうやな〜。行ってくれるか」と夫に頼んでいます。
「はいはい、行きましょ。時間が取れたら声を掛けます」と夫も嬉しそう。去年の退院以後、パソコンは触らずでしたがやっと元気が出てきたようです。 その父も、「アラ(ウンド)100」です。
(写真はヨガの帰り道で見た、マンション入り口に置いてあるユリオプス・デージーの満開の大鉢)