TPP金曜デモと自民党ポスターと総合資源エネ調査会

昨日金曜日は生協さんの日。お向かいさんに食卓の上にでもと侘助(わびすけ)の珍しいピンクの花を一枝頂きました。下駄箱の上に置いていたウェッジウッドの花瓶に突っ込んでみたら、意外と合いますので、そのままテーブルに。
一月行く、二月逃げる、三月去る、の三月を迎えました。
1日は二度目の被爆の日、第五福竜丸がビキニの水爆実験の灰を浴びて久保山愛吉さんをはじめ乗組員の方々に犠牲が出たというビキニデーです。二度あることは三度。もうすぐ福島の原発事故の2度目の3・11(3・12)も迎えます。昨日1日はまた金曜日でもあり、恒例、官邸前デモの「特別な1日」さんのルポを、今回は出張先から明太子の袋を手に参加です。
<明太子を抱えて、デモに行く(笑)。『0301 大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議』>(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20130301/1362148360
そしてもうお一人、「青空学園だより」さんの方は昨日は三宮の関電神戸支店前へ。<金曜行動>(http://d.hatena.ne.jp/nankai/20130302
お二人とも仕事と生活の中でしなやかに強かに抗議の行動も貫いておられます。
私もお二人を励みに、出来ることからコツコツと(西川きよしさんになってしまいました!)つづけます。


ところで、左の写真は国会でも問題になり、ネットでもお馴染みの自民党の選挙ポスターです。
TPPに限らず、安倍政権は着々と強引に右寄りの日本を推し進めています。今のところ立ちはだかる野党勢力はありません。民主党も維新の会もバラバラですし、野党の名に値するとも思えません。そして安倍政権の支持率は7割を超えているようです。
自民党はこんなに右寄りな党だったのか?とか、経済さえよければ、それも、大企業だけが儲かるような今の経済政策を本当にみんな歓迎しているの?とか、昔なら、官房長官の談話で武器輸出三原則の大幅な緩和がスンナリ通ってしまうようなことはなかったでしょうに? と、本当に、今年に入ってだけでも、その恐ろしいほどの右傾斜に怖れを感じています。
右とか左とかは使いたくないと思ってきましたが、これはハッキリ右傾化です。真ん中へ戻す力が働かなければ日本は本当に元来た道を走り出しかねないような感じがしています。経済も教育も言論も安倍さんたちの思い通りの日本になってしまいかねません。そのうち反対することが生活や命を奪うような時代になってはもうお仕舞です。政権がウソを平気で言うような時代、また、それを増長する風潮、を許していてはいけない・・・と思います。
公約は実現していただかないと・・・。<この、ポスターは、山形2区の、山形県置賜郡高畠町近辺で写されたものです。ポスターには「ウソつかない、ブレない、TPP断固反対、日本を耕す!!、自民党」、と書かれています。そして、安倍総裁が応援に駆け付けています。安倍さん、「日本を取り戻す」と言って圧勝したあなたは、まさか野田民主党のように、ウソはつかないでしょうね!ブレないでしょうね!(引用元:http://blogs.yahoo.co.jp/biwalakesix/31614351.html)> 「日本がアブナイ!」さんは、<鈴木候補の応援演説を行なう&「できないことは言わない」と豪語する安倍総裁の演説の映像も>と、このポスターを紹介されています(http://mewrun7.exblog.jp/19868699/



さて、日経今朝の新聞一面と4頁「政治」面です。見出しだけで内容が分ります。
右の武器三原則緩和の記事、真ん中の見出しは:
国内防衛企業は期待感 低迷の市場、拡大見込む」となっていて、その下、小見出しは「公明幹事長が政府見解容認」です。


そして同じ頁の片隅の小さな記事ですが:

原発ゼロ撤回へ 反対派の委員減 エネ計画議論15日再開


政府の中長期的なエネルギー政策を定める「エネルギー基本計画の」の議論が再開する。茂木敏充経産相は1日、経産省の総合部会でな年内をめどにまとめる意向を示した。原発反対派の委員を大幅に減らし、前民主党政権の「原発稼働ゼロ」方針を見直す
 経産省総合資源エネルギー調査会は15日に総合部会(部会長=三村明夫・新日鉄住金取締役相談役)を予定する。
 前民主党政権は、原子力政策をめぐる対立を収拾できず、基本問題委員会を重ねても結論が出なかった。委員を9人減らして機動的な運営を目指す。
 経産省は年明けから水面下で人選を進めてきた。再生エネや環境など各界の専門家が名を連ねた。特に原発慎重派が大幅に減った

◎今のところ安倍政権やりたい放題という感じですが、黙っていていいのか・・・のマグマの吹き出し口は・・・。