井上ひさし作詞「釜石小学校校歌」

先ほどは大笑いしました。夫が部屋から出てきて、「昨日Sさん、クッキー?」というので、「煮豚だったでしょ、クッキーはなかったよ」と言ったところへ、ご本人のSさんから電話。
「クッキー焼いたけど、ご主人、山、行かはんの?」と。「え〜! 聞こえた?」「お見通しよ〜」ということでした。
ということで、今日午後、クッキーを届けに来て下さることに。昨日は午後から、いつもの「いきいき」の6月号を持って、クッキーではなく、自家製の煮豚と煮卵をパックに入れて、Sさんがお茶に来ました。
私としては夫の山の行動食をSさん頼みにしているのは心苦しいのですが、人には得手、不得手があるからと下手に手出しをしないを言い訳にず〜とここ何年もお願いしています、ついでにお茶飲み話をして。
で、昨日は、Sさんが毎月一度手芸の先生役でお手伝いしているサロンのバス旅行のお話になりました。
先月、40人ほどで素晴らしい企画のバス旅行で郡是・大本(教)発祥の地 綾部市を訪ねたというお話です。
下着のグンゼといえば、昔、我が家の一筋南にはグンゼの社宅があって、小学校の同級生にも友達がいて、よく遊びに行っていました。グンゼの社宅の庭の垣根の向こうは畑と空き地で、住宅街はここまで。まだ箕面団地も無かったころのことです。その後、何年もして、社宅が買い取られたり売り出されたりで、我が家の筋の東2軒には親がグンゼだったという方が住んでおられます。今はグンゼの社宅があったなんて話は誰も知らないことでしょう。
ところで、そのバスの中で”皆で歌ったのよ”というのが「釜石小学校校歌」。作詞はあの井上ひさしさん、作曲は宇野誠一郎。「ひょっこりひょうたん島」のコンビです。
詞がいいからと配られた楽譜を持ってきて下さったので写真に撮りました。この小学校、釜石の奇跡と言われる一人の犠牲者も出さずに全員が助かったというあの小学校です。

釜石小学校校歌


           井上ひさし 作詞
           宇野誠一郎 作曲




1.いきいき生きる  いきいき生きる
 ひとりで立って  まっすぐ生きる
 困ったときは   目をあげて
 星をめあてに   まっすぐ生きる
 息あるうちは   いきいき生きる



2.はっきり話す   はっきり話す
 びくびくせずに  はっきり話す
 困ったときは   あわてずに
 人間について   よく考える
 考えたなら    はっきり話す



3.しっかりつかむ  しっかりつかむ
 まことの知恵を  しっかりつかむ
 困ったときは   手を出して
 ともだちの手を  しっかりつかむ
 手と手をつないで しっかり生きる     

(校歌引用元はコチラ:http://sky.ap.teacup.com/monet07/583.html
詞の内容は小学生だけでなく私たち大人にだって共通する大切なことを歌っています。
アレコレ話題は尽きず、いろんな情報交換をしながらコーヒーと、冷蔵庫に入れてあったミカンの缶詰をガラスの器に分けて出しました。
丁度、珍しい緑色のコサージュが二つ完成直前。左の花をSさんが気に入ってくれて予約。
昨夜、芯を糊付けしてピンも付けて完成していましたので、クッキーを頂く代わりにお渡しできます。
ところで、バス旅行の集合写真のなかに、なんと「生き生き箕面通信」さんが!
昨年、ブログの中で去年のこの会のバス旅行の写真を載せられたことがあって、解りました。
今回は自己紹介の中でブログをやっていることもお話されたとのこと。
「結みのお」(http://www.hcn.zaq.ne.jp/yui-minoh/Contact/dantai_shoukai.html)のサロンはすぐ近くですし、そのうち、どこかで会えますね。