金曜デモと長崎原爆の日

恒例、金曜官邸前デモのルポを「特別な1日」さんの「汚染水はダイエットコークのように(笑):★0809 大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議!」http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20130809/1376059521)から。
今週は広島・長崎の原爆の日があり、そして、福島第一原発では2年半の間汚染水が垂れ流し状態であったことをやっと東電が認めました。2年半も知らぬ存ぜぬを許してきた国もやっと腰を上げかけています。それほど事故の実態はヒドイということです。あの当時と何も変わっていない。あの当時手を打っておけばこんなにヒドイことにはならなかったという事態です。それなのに、事故の責任は問われないという・・・
デモの参加者はこの暑さで少し減り気味、でも子供たちの参加が増えているようです。今週も是非SPYBOYさんのブログで! 暑い中本当にありがとうございます!
さて、SPYBOYさんも長崎の平和宣言を紹介されていますし、「るりとうわた」さんでは全文をブログ「長崎 平和宣言で政府を批判」(http://d.hatena.ne.jp/sasameyuki47/20130809/p1)に載せておられます。私は、昨日のお昼前、テレビを見ながら写真を写しましたので、少し並べてみます。

左は昨日の読売夕刊の記事です。「長崎で被爆核廃絶運動のリーダー的存在だった山口仙二さんが7月に82歳で死去して迎えたこの日、長崎市長の平和宣言で、山口さんの国連での演説が使用された」。
「ノーモア・ウォー、ノーモア・ヒバクシャ」。全身に大やけどを負った自らの写真を聴衆に突きつけた山口さんの演説は、世界に衝撃を与えた。老いた体に鞭打ち、年間350回もの講話をこなす。戦争で家族を失い、被爆後の10年間バラックで妹と飢えをしのぎ、その妹が貧困や病気を苦にして18歳で自殺したことなどを語る。原爆忌のこの日も式典参列より講演を優先させた。「仙二さんは誰もが隠したい体の傷をさらして核兵器廃絶を訴え続けた。思いを受け継ぐのが残された人間の責任だ」と下平さんは話した。31年前、山口さんと渡米して国連での演説を聴いた長崎原爆遺族会顧問の下平作江さん(78)は、講演先の中学校で生徒約310人とともに黙とうを捧げた。

さて、昨日は「第九条の会ヒロシマ」から封筒が届きました。「ストップ改憲!」の意見広告を6月29日と8月6日の2回、中国新聞朝刊に全15段、東京新聞夕刊に全5段掲載できたというお礼と報告です。
中から綺麗なカラーの意見広告が出てきました。裏は同じ広告を英訳したものです。これは、「6日、朝7時から、2000枚、「市民による平和宣言」と一緒に配布。この日は、海外から広島に来られる方も多いので、英語版も作りました。日本国憲法、とりわけ9条は、私たちの人権を守る素晴らしい憲法であることを伝え、日本は改憲をするのではなく世界に広げるべきだと思うからです。英語の堪能な世話人たち、二人のスペシャリストの協力を得て作った英語版は、多くの海外からの方々が手にとって読んで下さいました。」


●先日、アッツ島”玉砕”の記事で☆を頂いて訪ねた「神奈川であそぼ〜♪」さんの記事:新疆ウイグル自治区ではロプノール核実験場の付近を中心に、1964年から46回の中国による核実験が行われており、放射能汚染による地域住民の健康状態や、農作物への被害が指摘されている」という。是非読んで下さい。
「知っていましたか? 被爆をしたのは日本だけではない事実」http://d.hatena.ne.jp/jj2001s/20130806#1375800257