黄色い彼岸花咲いて・・・


ご近所のお庭のヒガンバナ。今までクリーム色だと思っていたのが、今年は鮮やかな濃い黄色! 今が見ごろに咲いています。これは名前も彼岸花というより、リコリスと呼んだ方が似合っています。
我が家の黄色い花、アンデスの乙女も見ごろになりました。春先に一枝だけ咲いたのは狂い咲きでした。晩夏から秋にかけて咲くのが普通ですね。こちらはマメ科の花と葉の特徴がよく出ています。花は蝶のような形をしています。植木屋さんの切り戻しのおかげでいい具合な高さで放射状に花をつけています。

今日は午前中はヨガ、午後からは神奈川の妹夫婦が父のお見舞いに来てくれることに。妹の彼とは春先の家族会で徳島の鳴門で会って以来です。夫の車で千里中央まで迎えに行くことに。二人をピックアップしてすぐ老健へ。2時半ですので3時のおやつの時間まで少し間がありますので良かった!
連休の日月と息子が母と私を連れて行ってくれたのですが、「何しに来たの?」と言われた母は、最初はビックリ、情けなくなっていました。
翌日はちょうど3時のおやつの時間に遠くから訪ねてきてくれた母方の従兄を案内してお見舞いに。母は遠慮してエレベーター前に控えていたのですが、私がテーブルのところまで行ったのがまずかった。「みんなが食べているところへ来ては迷惑だろ」と私だけ叱られてしまいました。従兄の話では『施設のお世話になって亡くなった兄貴もそうだった』ということです。周りの皆さんを気遣ってのことで、それだけあちらの生活に慣れてあちらのスケジュールを大切にしたいということだと理解しました。
それで、今日は、予定より少し早目に新大阪に着いてくれた妹夫婦ともゆっくり話ができました。ところが、おやつの時間の10分程前になると、父が「ありがとう、それじゃ」と言い出したので、彼が「お疲れですか?」と。夫が時間を気にしだした父に、これで帰るのでと説明して、父を囲んで写真を撮ることに。車椅子から肘掛椅子への移動もスムーズにできる父に二人が感心しています。父は見送りのためにエレベーター前まで車椅子を動かしてきてくれました。妹の彼は父がシッカリしているので”ホッとした〜”と言ってくれました。
エレベーターを見送る父が天皇(昭和)陛下みたいに手を挙げています。私たちも手を振ってこたえました。父は集団生活ではこういう気づかいをする人だったんだと初めて知る一面です。
(写真は前日の唐池公園にて)