20日木曜日、学生時代のいつもの仲間とJR大阪駅の金時計(時空の広場)で待ち合わせました。
あいにくの雨でしたが、私は「メルトダウン」後半のメモをバッグに入れて、下読みをしながら梅田へ。何とか重なる表現をカットしてまとめてみようと思ったのですが、そうはいかない流れで検証されているので早々とこれは書き起こすしかないと思って何回も読んで流れを掴むことに。
雨だし、祭日の前日のお昼なので思ったより人出は少なく、丁度待ち合わせ時間の11時半に着。少ししたら京都のMさん、そのうち奈良のWさん。先に行ってと連絡のあった八尾のAさんもケイタイに連絡が入り、すぐ合流。
そのまま大丸の食堂街16階へ。満員のエレベーターを2,3回、乗り過ごしてから、4人では途中で乗りこめそうもないとエスカレーターで上がることに。4人で中華のメニューを一皿づつ選んで分けて最後に「昔ながらの杏仁豆腐」をデザートに戴いて、場所を変えることに。
同じフロアに喫茶店があったのでそこへ。皆さん珈琲だけなので、私がシフォンケーキを一つ頼んでフォーク4本つけてくださいとリクエスト。私としては一人で一人分はとても無理(物理的に胃がないも同然)で助けてもらおうと思っただけなのに、「もう恥ずかしくないもんね」なんて「フォーク4本」をからかわれてしまいました。
毎年2,3回会っていたのが、去年は丁度春休みに会っただけなので一年ぶり。そうそう奈良のWさんとは7月に京都大学の防潮堤のシンポジウムで一緒でした。あの後父の入院・入所があったので私も一息ついたのは今年に入ってからでした。
アフリカ研究の京都のMさんは現役残り一年です。4月は学会出席かねてまたアフリカ行き。奈良のWさんは趣味が広くて源氏物語は続いているし、お芝居の会では最近「ハムレット」を見たとかで新訳の「ハムレット」を読んでいます。八尾の教えることが生きがいだったAさんは只今燃え尽き症候群発症中。みんなで叱咤激励といったところでした。このAさんもアメリカにいる彼のもとへ4月には渡米です。ご本人曰く”両手にババさん”の東京のNさんは今回も二人の母親のお世話でパス。
3時半ごろのお開きまで色んな話題が出て話がアチコチとんだのですが、19日の水曜日の青山繁晴氏の話題から。メタンハイドレートの話になって、日本は資源大国にもなれると言ってた話を紹介したら、戦争の火種になる資源大国に日本はならない方が良いという意見に「ハ〜??」という一幕もありました。その紹介した青山氏、「あのもったいぶった人でしょ、嫌い!」という厳しい意見(同感ですが)もありましたが、面白いので書いてみます。
◎19日の水曜アンカー(関西テレビ夕方5時〜)、途中から見出したのですが、「河野談話見直しナシ宣言」について、アメリカの圧力に屈したというのは『ない』。オバマさんからの圧力は一切なく、安倍さんが自分で言いだした。それは,この辺で一寸アメリカの言うことを聞いて、一歩後退二歩前進、損して得という戦略だそうです。本音と建て前(二枚舌とも言う)の外交作戦ですね。
私がビックリしたのはその後です。いつもなら墓場まで持って行くと出し惜しみする青山さん、感激すると調子に乗る”良い?”ところがおありです。本当は墓場まで持って行くべきなんだけど、ええ〜いっ!言っちゃえ!という感じで、ぶっちゃけてしまいました。国家機密です、これは!
青山氏は 日本の外交について安倍首相と電話で話した後(電話で話が出来る仲ですボクたち!)、「日本は戦争に負けて、アメリカのポチと思われワンワンと吠えることもできないと思ってきた。しかし、私がワンと一声吠えただけで、みんな大慌てだよ」(恥ずかしいけど青山さんに倣って…太字で)と言ってワッハッハ!と大声で笑ったんだそうです、日本国首相が。
俄かには信じがたいし、意味不明? 何が言いたいんだ?と暫く考えないと解りません。
これ、自慢話なんです。青山氏は、我が日本国の首相がワンと言ったこと、そのワンに対してヨソの国、とりわけアメリカが大慌てしているのが自慢なんです!?? そして、どうだ、われらが安倍首相はアメリカに屈しないでワンと言えるリーダーなんだ喜べ!というつもりなんですね。こんなにも強いリーダーを持てた喜びを視聴者の皆さんと共に分かち合いましょう、ということです。(嘘だと思ったら「ぼやきくっくり」さんで確かめてみて!)
関西テレビ(フジ系列)は2ではなくて8チャンネルなんですが、大丈夫でしょうか・・・壁に耳あり・・・でアメリカに伝わるかもしれませんね、どうするんでしょう? また、『失望』させちゃいますね。「ワン」って何? 「従軍慰安婦」とか「河野談話見直し」のことなら、アメリカやヨーロッパから歴史修正主義と批判されている意味が理解できてないことになりますし、今回の「河野談話継承」は「損して得」の「損」にあたり、オバマ来日を控えて「アメリカの圧力はなかった」という言い方は誰も信じていないので、安倍さんの「一歩後退」を仲間内で「強がっている」だけに聞こえますが。
◎恒例「特別な1日」さんの20日の記事、タイトルは<身の程知らずに復興を考える(笑)&映画『ダラス・バイヤーズクラブ』>です。
前半は「311復興の現状」から「ではどうする?」まで、いつもながらの独創的な思考の過程がとても勉強になります。ぜひコチラで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20140320/1395319673
後半でSPYBOYさんは、映画「ダラス・バイヤーズクラブ」をキッカケに内田樹氏の「強いリーダー」と「強がるリーダー」を取り上げておられますが、それがここでも当てはまります。(映画の方は真の強さに変化するというお話です)
全く、「強がるリーダー」を「強いリーダー」と錯覚して、どうしてこうまで自信満々なのでしょう?
安倍さんには今のフクシマは本当に「アンダーコントロール」なんでしょうねぇ。そして、震災や原発事故からの復興というのは、上辺の復興、すなわち福島に今まで通り人が戻って地産地消で子どもたちが給食を食べて、事故は無かった事に、放射能汚染は無かった事にして、オリンピックなんですね。子どもたちが放射能の被害を訴えても、証拠不十分、クヨクヨするからと言えば済むし・・・。ただただ見かけの強がる国(金儲けと戦争に強い国)になりたいと考えている人たちの政治をしてもらっては困ります。
「みて・・・看板同士が会話している・・・」
(引用元:「東久留米日記」http://d.hatena.ne.jp/higasi-kurumeda/20140320/1395299495)