お琴の演奏会と「福島第一原発、どこが一番怖い?」

土曜日、Nさんに誘われて、お茶仲間3人で大阪城公園のいづみホールへお琴の演奏会に車で連れて行って戴きました。5時開演で3時過ぎ箕面出発です。
大阪城の近くのNHKホールと歴史博物館の建物の横を通りました。
公園は賑わっていて大型の観光バスが何台も止まっていました。
中村洋一氏が主宰する「優絃社」の第17回定期演奏会です。箏と三弦と尺八の演奏は聞いたことがありますが、箏を演奏しながらの合唱というのは初めてでした。
休憩をはさんだ後半の最後が、この合唱付きの「隆達・四季のうた」と題する演奏でした。パンフレットから引用すると、「16,7世紀に大流行した隆達節(言うなれば流行歌)を集成した隆達小歌集から、春夏秋冬の恋歌を集めて」歌詞とし、「邦楽と女声合唱と結び付け、邦楽における歌の伝統を現代音楽に生かそうとする狙い」だそうです。箏の演奏者が15名、17弦が2人、三弦が3人、尺八が4名、打楽器が一人。この打楽器がとても効果的でした。圧倒的な演奏で終り、指揮者の中村洋一氏の最後の舞台でしたが、拍手で呼び戻されてのアンコールで演奏されたのは「上を向いて歩こう」でした。
会場ではお二人の子供さんの学校仲間の方と一緒になり、帰りはその方も同乗者となって、箕面へ向けて出発。ライトアップされた大阪城を初めて見ました。観光バスの後ろについて行ったNさん、帰りの方向が逆になりUターン。一時は帰れるのかと心配しましたが、大阪の市内にご自分の教室を持っているというXさん(紹介して戴いたのに名前を忘れました)の案内で何とか新御堂に入ることが出来ました。
◎さて、福島第一原発の事故現場、昨日は地震もありましたが、一体どうなっているのか?
まず今朝の「shuueiのメモ」さん(http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20140414/1397419319)から:

汚染水、最大1トン漏えい=セシウム濃度1640ベクレル−福島第1


 東京電力は13日、福島第1原発放射性物質を含む汚染水が貯蔵されたプラスチックタンクで漏水しているのが見つかり、最大で1トンが外部に流出したと発表した。残った汚染水を測定したところ、放射性セシウムが1リットル当たり1640ベクレル含まれていたという。

 東電によると、13日午前8時40分ごろ、巡回中だった協力企業の作業員が護岸から約700メートル離れた場所で、タンクからの汚染水漏えいを発見。タンクの下部には傷があり、汚染水は地中にしみ込んだが、東電は「周囲に側溝がないため、海への流出はないと考えている」と話している。

 汚染水には1リットル当たりセシウム134が440ベクレル、セシウム137が1200ベクレル含まれていたほか、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質も1400ベクレル検出された。東電が鋼製タンクの周囲を囲むせき内にたまった水を排出する際の暫定濃度基準値はセシウム134が1リットル当たり15ベクレル未満、セシウム137が同25ベクレル未満などとなっている。(2014/04/13-15:28 時事通信

◎次に、おしどりマコケンの土浦市での講演を動画から文字起こしされている「みんな楽しくHappy♡がいい♪2011年3月11日。その後私は変わりました。」さんから一部貼り付けてみます:

福島第一原発>どこが一番怖い?「たどり着くまでに死ぬかもしれない」3/22おしどりマコケン(内容書き出し)
「暴く!東電の実態 語る…福島の今」おしどりマコ&ケン
 2014年3月22日(土)茨城県土浦市土浦市民会館


使用済み燃料プールがあるのはこっち側なんですよ。
で、ここから燃料を取り出す計画が立ち始めた時に、作業員の方に聞いたんですけど、
反対側にも機器貯蔵プールという、同じぐらいの大きい、そして重いプールがあるんですね。
で、4号機は2011年3月は定期点検中だったので、
中に燃料棒は入っていなくて使用済み燃料プールに入っているんですけど、
同じように機器貯蔵プールにもその燃料を包んでいるしらとっていうのを切り刻んでそっちに入れていたんですね。
燃料を包んでいたものなので、ものすごく高線量なんですよ。
それを機器貯蔵プールに入れていて。


なので現場のチームは使用済み燃料プールも心配だけど、
向こう側の機器貯蔵プールも心配だと。
かなりの重量だし、かなりの高線量のものも入っているので一緒に取り出したいと。
使用済み燃料プールを取り出す計画の時に、もうね、骨組を手前のと同じように向こう側にも作って、
それで一緒に取りだしたらいいじゃないかという提案を何度もしたそうなんですけど、東京電力
今注目を浴びているのは、世間が騒いでいるのは使用済み燃料プールだけなので、機器貯蔵プールは騒がれていないからいい」という回答だったそうなんですね
なので現場の方から「機器貯蔵プールも危ないのでそっちも大変だ」って騒いで下さい
という事で教わったんですけど、

53:28
私が作業員の方に聞いて「どこが一番怖いの?」と聞いて、私はビックリしたんですけど、
2号機がちょっと怖い」そうです。
というのは、今1も3も4も冷却をちゃんと続けていて、燃料を冷やしていて、
その冷却システムが止まってしまうと、また3.11のようにシビアなアクシデントになってしまいますよね。
だから本当に冷却システムが止まらないようにという事は非常用も含め何ラインもあるんですけど、
でもそれでも全部止まってしまうような地震がもう一度あるかもしれない。
また大きい地震とか何かがあるかもしれない。



でも、1と3と4は、もしそうなっても、なんかすごいシビアな話ですけど、
作業員の方々が決死隊で命がけで配管のホースを現場に持っていって、
そして氷の塊を命がけで現場に持っていって、ま、冷やし続けるという事は可能なんですって。
すごく健康にダメージを食らうと思いますけど、1と3と4は出来るんですけど、
2号機だけはそれが出来ないかも」なんですって。


というのは、命がけで、2号機の冷却システムが止まった時に配管を運んできても、
たどり着くまでに死ぬかもしれない」そういう線量が高いポイントがあるので
たどり着けないかもしれないので、
決死隊というよりも必死隊で「必ず死ぬかもしれない」とおっしゃってたんですけど、
だから2号機の冷却システムが止まるという事が一番僕は怖い」とおっしゃっている方が何人もいました。

◎全文はコチラで:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3658.html