沖縄・福島と古賀茂明氏・ツィートと「新エネルギーで尊敬される国に」(日刊ゲンダイ)

◎まず沖縄、そして福島の今について見出しを並べてみます:
辺野古「作業中止を」 知事「検証委」を設置 来月上旬に初会合(「琉球新報」:http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237933-storytopic-3.html
◆「沖縄知事、辺野古工事の中断要請 政府は継続の方針」(朝日デジタル26日)
http://www.asahi.com/articles/ASH1V5RL5H1VUTFK00R.html

・「工事中断要請」翌日の作業強行(昨夜のテレビ)・イラストは琉球新報より。
◆「辺野古に数十トンブロック投入 防衛局、作業を強行」(琉球新報28日):http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-237983-storytopic-271.html
福島原発事故、再び不起訴。「人災」が「無実」で終わっていいのか?」(http://stopatomicenergy.blog59.fc2.com/blog-entry-1672.html
原発割合20%以上」で検討へ 経産省http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20150127/1422307512
東電:汚染水処理5月に延期 「全量、年度内」を断念http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20150124/1422044900
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◎2013年の秋、十三の映画館でUさんと見た福島原発事故後の架空の原発事故を描いた映画「朝日のあたる家」(http://eiga.com/movie/79038/)の監督太田隆文さんが、ご自分のブログで、23日(金)の報道ステーションでの古賀さんの発言「I am not Abe」について書かれた記事に、普段の100倍の20万人近くのアクセスがあったと書いておられます。

◎ブログで太田監督は:<「アイ・アム・ノット・アベ」 この言葉が多くの人の支持を集めたということなのだ。古賀さんの意見を理解し、賛同してくれたこと。日本はこのままではいけない! 海外に思いを届けなければ!という思いを持ったのだ。本当に嬉しい。 先の選挙以来、日本に希望はない....と思えていたが、まだまだ、心ある多くの人が日本にはいること改めて感じることができた。感謝。>
報道ステーションの古賀茂明氏と古館キャスターについてはコチラ:報道ステーション」昨夜のイスラム国人質事件報道。凄かった。 古賀さんの言葉に感動した! :(http://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/2015-01-24-1
★「東久留米日記」さん24日のブログより古賀茂明氏12月10日のツィート(引用元:http://d.hatena.ne.jp/higasi-kurumeda/20150124

古賀茂明 ‏@kogashigeaki 12月10日
恐怖の3点セット
1) 米国に言われて敵でもない国と戦争する集団的自衛権
2) 戦争に行く決定を少人数の閣僚だけで決めるNSC
3) どんな情報、議論で決まったか隠せる特定秘密保護法
政治家と官僚の責任追及ができない=安心して戦争の決定ができる
侵害されるのは知る権利だけ?いや、国民の命もだ

◎古賀茂明氏、精力的に発言を続けておられますが、1月1日のツィートをコピーしてみます。

あけましておめでとうございます。
今年は大きな分かれ道
後戻りできなくなる前に流れを変えて
新しい波を
改革はするけど戦争はしない
「自然とともに」「自然を生かし」「自然に生かされる」
真の「日本人の生き方」「取り戻す!」のは

「安倍さんの日本」ではなく「私たちの日本

◎コチラは今年に入ってすぐの日刊ゲンダイの発言です。
(引用元:http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156169


古賀茂明氏「高級で勝負する“先進国モデル”へ転換すべきだ」

2015年1月6日


経産省官僚の古賀茂明氏/(C)日刊ゲンダイ


 このままだと「新55年体制」で自民党政権が長期に続くという見方がありますが、私は前回ほど続かない、数年経たないうちに崩れるのではないかと見ています。経済が行き詰まるだろうからです。


 円が1ドル=80円から120円になって、この2年間で日本の国力はガクンと小さくなりました。都心のミシュランの3つ星レストランでは、以前1万5000円〜が相場だったのが、最近は3万円が普通になっています。ただ、日本円では大幅な値上げでも、ドル換算するとそうでもない。例えば、2年前の2万4000円と現在の3万6000円は同じ300ドルの価値です。外国人には割安に映り、いまや日本人が行けなくなった高級料理店で、中国や東南アジアの旅行客が食事をしています。


 GDPはドル換算すると3分の1減りました。1ドル=80円の頃は6兆ドル以上あったのに、14年は4兆8000億ドル程度です。13年の1人当たりGDP世界ランキングは、何と一気に9つ落ちて24位。14年はさらに大きく下がってますから、8位のシンガポールの姿が遠くかすみ、香港にさえ抜かれたと見てよいと思います。日本は確実に貧しくなっているのです。そのうち先進国から脱落してしまうのではないでしょうか。安倍首相は「ジャパン・イズ・バック(日本は戻ってきた)」と胸を張っていますが、このままでは、「ジャパン・イズ・ゴーン(日本は終わった)」になってしまいますよ。


 国富を喪失するのではなく、価値をつくり出すような成長戦略が必要です。“途上国モデル”の安売りはダメ。トヨタがいくら頑張っても、高級車分野ではベンツやBMWにかなわないじゃないですか。高級車ブランドのベンツの車だから、小型車も高く売れる。逆に、安い小型車を造るトヨタの車だから高級車も安いのです。安く働くことが良いことではなく、労働は高価だという“先進国モデル”に変えていく必要がある。


 それから、地方の再生には農業とエネルギーがカギになると思っています。江戸時代の地方は林業とエネルギーで生計を立てていた。まきと炭です。日本中のエネルギーは農村でつくられていました。自然エネルギーの技術革新により、再び地方をよみがえらせることができる。「日本を取り戻す」と言うのなら、そういう形で、日本人らしい、自然と共生する道を取り戻すべきです。


 そうして、世界に原発を売るのではなく、新しいエネルギーのシステムを輸出していくこれは外交、安全保障ともつながっています日本は軍事力で世界の秩序を維持する仕切り役になるのではなく、新エネルギーで新しい価値をつくることで、途上国に尊敬される理想国家を目指すべきなのです