★東京官邸前のデモの様子をいつものように「特別な１日」さんの「『安倍晋三だけが戦争を起こすのではない』と『0327 再稼働反対！首相官邸前抗議』」から。
◎昨日は丁度、マスコミが「親子喧嘩」とはやし立てて大騒ぎしている大塚家具の株主総会の日だったので、SPYBOYさんもこの問題でスタート：
他人の会社の話だけど大塚家具の話は面白かった。創業者の会長が言ってることは支離滅裂だったから娘の社長が勝ったのは当然ではある。ＴＶのワイドショーでは総会の中継までやっていたようだが、それより前に議決権助言大手の米ＩＳＳ社が社長側についた時点でもう、勝敗は決まっていた筈だ。銀行など法人株主はそういう意見に逆らって投票するのはよほどの理由がない限り難しいからだ。いずれにしてもこんな親子喧嘩は一般の社員や株主にとっては全くいい迷惑で、今後この会社がダメージから立ち直るのは大変でしょう。結局 今回の騒ぎで一番儲かったのは３月初めに高値で株を売り払ったアメリカのファンドってことだろう（大塚家具“親子ゲンカ”で外資ファンド大儲け 株の売却益１０億円超？：イザ！。http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/150311/ecn15031120200029-n1.html）やっぱり徹頭徹尾、マヌケな話ではある。
◎また、「渋谷区の多様化社会推進条例は昨日 議会の委員会を通過、３１日に採決の予定だ（渋谷区、同性パートナー条例案が委員会通過 自民は反対：朝日新聞デジタル：http://www.asahi.com/articles/ASH3V5H7FH3VUTIL026.html）。８名の委員中 自民の２名が反対。共産、公明、民主とその他２会派の計６人が賛成した。他の問題だって野党が手を組めば何とかなるんだよ。この動きは世田谷だけでなく宝塚市も渋谷に続くという（宝塚市:ＬＧＢＴ支援策 同性カップル証明書 条例検討へ - 毎日新聞：http://mainichi.jp/select/news/20150325k0000m010171000c.html）。文明的であろうとする自治体が日本にも３つはあるということらしい（笑）。」ということです。
関西は女性市長の宝塚からです。少しずつ風通しが良くなるということですね。
ということで、今週も官邸前へ。
朝方はまだ寒いが日中は春の陽気だ。今日の午後６時の気温は14度。寒くはないけれどスプリングコートが丁度いい季節。官邸前抗議も今日から４年目。今日の参加者は官邸前600人くらい、国会前他で600人くらい、併せて1200人くらいか（主催者発表1200人）。
◎「ということで」の前にまだまだ続く記事、ぜひコチラで本文を：（http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20150327/1427468031）
★大阪関電前の金曜デモは、「青空学園だより」さんの「春の夜の関電前行動」（http://d.hatena.ne.jp/nankai/20150327）
トップの写真が野生のイノシシでビックリ！！でしたが、そういえば、ブログ主のnankaiさんは芦屋に住んでおられるはず。芦屋川から六甲に登ると必ずイノシシに出合います。住宅街の坂道辺りで出会うこともありますので驚きます。箕面の山にもイノシシが削った跡が山道にありますが、山に近い民家ではサル、シカ、イノシシの被害があると聞きますので、六甲も箕面も山近辺は人間と動物の境界線があいまいな区域なんですね。今回はイノシシの後のデモ参加：
この前の3.11のときほどは集まっていないが，それでも徐々に人も集まり，100人近かっただろうか．高浜原発再稼働の動きもあり，参加者は声をあわせる．ほんとうに再稼働するのか．京都の街が，万が一にも核汚染されたらどうなるのか．電気は足りているではないか．足りないのは，この思いやりの心ではないか．同じ春の景色を見ても，核惨事の後では見え方が変わった．その春の風情ががいかに危ういことの上にあるのか．なぜそのことを考えないのか．
実際，小出さんが言われるように、この東電の引きおこした核惨事に懲りずに再稼働するのでは，「日本人はだめだと思います。」問題は，われわれがそれを許すのかどうかということである．人間の二つの生き方のせめぎ合いである．かつての民主党野田政権，そして今日の安倍自公政権．これらはみな，結局は一部のもののカネを第一とする政治であり，そのような世にしてゆこうとする政権である．
これに対して，いろいろなところで，いろいろな形で，今年になってからとりわけ，新しい世の兆しが現れてきている．それをいろいろなところで確認する．＜以下略＞
◎昨夜は古館キャスターの報道ステーションで古賀茂明氏の最後の出演だったのですね。私は、うっかりしていて、途中から見始めました。古賀さんが悲愴感漂う緊張した面持ちに見えました。
お話では、フリップを自前で用意されたものがあるとか。特に「I am not ABE」は許可？されてなかったのか（迷惑がかかると思われたか）一瞬開いてすぐ畳んでしまわれました。私はフリップの内容を後で読めるようカメラに収めましたが、撮り切れないほどの一瞬でした。ネットのをお借りしました。古賀さんのお話では、単なる「安倍批判」ではなくて、生き方の問題を提示しているつもりとのこと。
最初のフリップに書かれていたのは：
目指すべき社会は
我々が目指すべき社会は、こうなのに、今安倍政権が目指しているのはという次のフリップは、これも、前に出されたのですが、古館キャスターが”時間がないので止めときましょう”と遮り、古賀さんも止む無しという感じでひっこめました。写真を拡大して読み取ると、そこに書かれていたのは：
安倍政権での動き
１）原発復権 ⇒ 自然エネルギー抑制・原発推進
２）官僚復権 ⇒ 政府系金融機関トップに天下り次々復活３）行革埋没 ⇒ 政策投資銀行と商工中金の完全民営化時期を削除
◎そして最後のフリップは、古館さんも含めたメディアにとガンジーの言葉でした。
これでまた良心的な発言が一つ封じられていきます。
古賀氏の意見に賛成、反対は別にしても、時の政権に反対する意見は言わせない、出演させないという力が働いたとしたら、トンデモナイ時代をメディア自らが招いているという事です。
ここまでやるか！？ですが、やる！んですね。
◎昨夜はNHKのニュースウォッチ９の大越キャスターもお別れでした。薄っすら悔し涙が見えたように思いましたが、これでいよいよ桝井NHKは安倍放送局に成り下がり、福島・沖縄については皇族方の憲法・平和発言無視につづき、ますます現場無視、安倍政権ヨイショ放送となることでしょう。
「生き生き箕面通信」さん、今朝の記事：「安倍官邸が4月の番組改編を機になりふり構わずテレビ支配」（http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/048deb930a902c063181dd1b77a7aba5）
◎「世相を斬る あいば達也」さんの「乾坤一擲古賀茂明の反撃 良識論者と出会えないニュース報道」（http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/ba71dc55b29a684075a3dba9677e470c）
◎「リテラ」より「NHK 9時の大越キャスター更迭は官邸の意向！ 安倍お気に入り美人記者も協力？」（http://lite-ra.com/2015/03/post-979.html）
◎山崎行太郎氏の「毒蛇山荘日記」さん：http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20150328/1427495529
安倍首相だけではなく、菅義偉官房長官、世耕・・・。安倍首相や安倍政権の関係者たちが、これで、問題が解決すると考えているとすれば、それは違うだろうと思う。
そもそも、安倍政権のように、マスコミ支配=マスコミ統制に異常に熱心な政権というのが、不可解である。むしろ、そこに、つまりマスコミによる批判や批評を恐れ、怯えるところに、安倍政権の脆弱さと異様さがあるのではないか？
こういうのを「裸の王様」と言うのだろう。皮肉なことを言うとすれば、安倍政権が 、米国政府に見捨てらる日も近いのではないか？
◎報ステ全文は、「ぼやきくっくり」さんの＜「報ステ」古賀vs古舘書き起こしと放送後の古賀インタビューメモ＞（http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1701.html）
◎「カレイドスコープ」さんの28日「古賀茂明氏と古館キャスターは良い戦友になれるだろうか」（http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3499.html）
◎「カレイド・スコープ」さんの31日「古館伊知郎氏よ、さようなら、古賀茂明氏よ、こんにちは」（http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3506.html）
