宮崎駿氏、ラジオで怯(ひる)まず、怖(おじ)けず、安倍・百田批判

◎「リテラ」がジブリ宮崎駿氏がラジオで安倍さんや百田さんを批判したという記事を載せています。


宮崎駿がラジオで安倍首相、百田尚樹を「ナルシシズム」と批判! もっと過激な発言も…


「世界的な無秩序がこれからさらには起こってくると思うんです。そういうときに、安倍さんの言っていることはシンプルすぎる。そういう懸念は僕はもっています」


 昨日2月16日、宮崎駿監督がTBSラジオ荒川強啓デイ・キャッチ!』に録音出演、ジャーナリスト・青木理氏のインタビュー取材に応じ、その発言が大きな話題を集めている。


  
 まず、フランス週刊新聞「シャルリー・エブド」への襲撃事件の発端となった風刺画のあり方について問われると、「まずもって自国の政治家にやるべきであって、他国の政治家にやるのはうさんくさくなるだけ」と述べ、「いまのイスラム国の問題も、日本のやたらに札束をすっているような経済の運営の仕方も、末期的症状の前駆的症状だと思う」と世界と日本の社会状況を批判。そして、冒頭で紹介したように、安倍首相へも不信感を口にしたのだ。


 宮崎監督は、安倍首相に対する意見を、こうつづけた。


「(安倍首相は)もう少し腹になんか複雑なものをかかえて、何かをやらないと……。そのとき、平和憲法がとても役に立つんですよ。「俺たちはこの憲法を守らなきゃいけないんでね、そっちにいきたくてもいけないんです」ってね


 

また、憲法論議にかぎらず、サザンオールスターズの謝罪問題に象徴されるような世間に広がる言論の萎縮ムードについても、「愚かな奴は自粛するだろうし、自粛した程度のものしか考えないで発言したんだろうなと思うんですよ。それほど、それが世論の大勢を占めているんでしょうか? 僕にはわからないんですよ」と言明。“自粛するくらいならハナからやるな”と表現者としての矜持を見せた。


 さらに、百田尚樹永遠の0』などの“零戦賛美”の風潮にも、宮崎監督は“そんなものはただのナルシシズム”と喝破する。


「それがいちばん楽なんです(力を込めて)。そうやって総括してしまうのが。そうすると、そこからいつまでたっても抜けだせないですね。自分たちの歴史に対するものの見方もそこから抜け出せないです。もうナルシシズムなんですよ」

◎まだ2頁と3頁があります。全文は「リテラ」(2/17)で:http://lite-ra.com/2015/02/post-872.html
宮崎駿氏は、「ネトウヨから殺害予告も受けていたが、そんなものにも怯まず、慰安婦問題や領土問題にも踏み込んで(2頁)」発言を続けておられます。
天木直人氏のブログでも、「ひるむな!」の記事です。


安倍首相の中東外遊を批判すると潰される」は本当か


 邦人人質の命が危険にさらされている事を知っておきながら、のこのこと中東まで出かけて行って、おまけに不用意な演説やイスラエルとの親密ぶりをアピールしてイスラム国の敵となり、邦人を犠牲に追いやった。


 これは誰も否定できない安倍首相と外務省の大失策である。


 しかし、そんな安倍批判をしたら潰されると皆が言い出している


 政治家までも委縮しているかのごとくだ。


 おかしくはないか

★全文はコチラ「天木直人のブログ」(2/17)で:http://www.amakiblog.com/archives/2015/02/17/#003142