原発ゼロの会の映画会「日本と原発」と「SEALDsの金曜デモ」


昨日は駅前のサンプラ(文化交流センター)8階で映画会がありました。
夫は早朝一人で高島トレイルの最終地点まで残っているコースを埋めるんだと出かけました。午後2時からの映画会に出かけることに。チラシを頂いたSさんの姿も見えましたが、離れていたので終わってからの混雑の中で見失ってしまいました。
代わりに?信号を渡ったところでYさんに呼び止められました。買い物の途中だそうです。二人で長い立話しになりました。映画の説明をして、「どうしてそんなの見つけるの?」と言われ、「箕面市の広報紙に二つとも載ってたよ」と答えて10日(水)の「9条の会」の講演の話にも。

Yさんも話し出したら止まらない。「最近の安倍さんは恐いよね〜、何考えてるのかわからない。新聞もNHKも本当のことは書かないし言わない。何あの籾井会長。まだ辞めないでいるし・・・最近の政治家で国民のことを考えて政治してる人いる〜?」と。
「でも、”街頭にたっていると、3人の憲法学者違憲発言から少し流れが変わった”」という9条の会の人の話をしました。Yさんも、「そうね〜会期中に通すの無理みたいな話になって来てるけど、どうせ最後は数を頼みに強行採決やるんと違う?」「日本の事情というより、アメリカに言われて・・・でしょ、やっぱり! よう、あんな演説させてもらったぐらいでいい気になれるわ〜」と。さすが、Yさん、するどい、するどい! またね〜という事で別れました。
さて、映画。内容は公式サイト(http://www.nihontogenpatsu.com/)からストーリー部分の一部を:

1953年、国連総会で「原子力の平和利用」が世界に発信されて以降、「夢のエネルギー」として国を挙げて取り組んできた原子力発電。
<夢のエネルギー開発が明るい未来を創る>。これを信じ、原発の安全を信じてきた私たち。


でも、その夢は2011年3月11日に発生した東京電力福島第一原子力発電所の、発電史上最悪の事故によって、無残に砕かれることになりました。


しかも、それは、地震津波によって瓦礫に埋まったままのまだ生きているかもしれない人々を放置して故郷を後にするという経験したことのない災害という形になって私たちを苦しめることになってしまったのです。


故郷を追われた人々は今も苦しみ続けています。それでも再稼働を推し進めようとする政府と行政。
何がそうさせるのか、新規制基準によって再稼働することにはどんな問題があるのか。どんな利益があるのか。


丸2年の歳月をかけて、弁護士河合弘之と盟友弁護士海渡雄一、訴訟を共に闘う木村結の3人は、いくつもの裁判を闘いながら、多くの被災者に向き合い、有識者と語り合い、故郷を手放すことになってしまう災害とは何かについて、真実の声を聴き続けてきました。
私たちは原発で幸せですか?


◎監督は弁護士の河合弘之(1944年)。1994年、核化学博士であり、反原発の父と呼ばれた故高木仁三郎博士との出会いが、脱原発の切っ掛け。構成・監修を務めた海渡雄一(1955年)は関西の名門灘校からストレートで東大法学部へ、入学式で出会ったのが元社民党党首で生涯の伴侶でもある福島瑞穂さん。制作協力は、「東電株主代表訴訟」事務局長 1952年生まれ の木村結。30年の市民運動歴、原発とはチェルノブイリ事故から。そして音楽はあの新垣隆。詳しくはコチラで:http://www.nihontogenpatsu.com/team
◎私は少し遅れて入ったのですが、大入りでした。知りたかった「原発ゼロの会」は結成3年の活動報告がまとめられていました。それによると勉強会や各地の自然エネルギーの発電の見学旅行や市内の放射能計測など多彩な活動をされています。「3周年を迎え、いよいよNPO法人による市民共発電所設立に向けた動きを作っていきたい。原発に頼らない、地産池消、次世代に安心して渡せるものをつくりたい」ということで、年会費500円を払って入会しました。行ってよかったと思いました。帰りに滅多に会えないYさんにも会えましたし。
◎日曜日の今日。今年は白い柏葉アジサイアナベルが豊作?というほど花つきが良く、また花も大きく、次から次へと咲いています。
雨が降ると大きな花が雫でどっしりと重くなり、細い茎では支えきれず、しな垂れて持ちこたえるのが大変そう。
そこで、柵の内側の柏葉アジサイと、アナベルを10数本切り取って、ドライフラワーにすることに。玄関の吹き抜けの上に吊るし、一部はサンルームに吊るしました。(PS:アナベルは失敗かも。萎れてきました。咲いたまま立枯れのドライがいいようです)
★★金曜デモはSPYBOYさんからお休みの予告があり紹介もパスのつもりでしたが、ブログ「特別な1日さん」を訪ねると:「ということで、今週ボクは仕事のパーティを逃げきれず(泣)、官邸前抗議はお休みです。だが、官邸前抗議が終わった後、学生たちが『戦争法案に反対する国会前抗議行動』をやると言うではないか」と若い人たちのデモに参加されています。


抗議の主催は秘密保護法の時立ち上がった『自由と民主主義のための学生緊急行動 (SEALDS)』 。あの時 彼らは論理的な反対意見を述べていたので、非常に感心したのを覚えている。実際に彼らのデモへも行ったが、印象は同じだった。それよりボクは先週 あの、小林節が彼らの抗議に出てスピーチしたというのが衝撃だった。ボクが学生時代、改憲派と言うことであんなにバカにしていた小林節(当時は助教授)が抗議デモでスピーチしている!(彼にとってもデモは初めてで、わざわざ奥さんに断って出かけたらしい)。

そりゃあ、ボクだって黙ってられないよ(笑)。

若い人たちのデモの様子を是非コチラ<水野和夫氏講演会『資本主義の終焉と歴史の危機』と『0612戦争法案に反対する国会前抗議行動』>で:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20150612/1434119662
文中、SEALDsのサイト(http://www.sealds.com/)が紹介されていましたので、のぞいてみました。


SEALDs
Students Emergency
Action for Liberal Demracy
s


私たちは、自由と民主主義に基づく政治を求めます。


CONSTITUTIONALISM 私たちは、立憲主義を尊重する政治を求めます。
SOCIAL SECURITY 私たちは、持続可能で健全な成長と公正な分配によって、人々の生活の保障を実現する政治を求めます。NATIONAL SECURITY 私たちは、対話と協調に基づく平和的な外交・安全保障政策を求めます

◎聞いたことがあると思っていたら、これは「2014年、SASPL(サスプル:Students Against Secret Protection Law/特定秘密保護法に反対する学生有志の会)」の「後継団体」ということです。6月中の行動予定をコピーです:

6/12(金)19:30~21:30戦争法案に反対する国会前抗議行動

6/14(日)17:00~18:30戦争立法に反対する渋谷デモ (宮下公園集合)

6/19(金)19:30~21:30 戦争法案に反対する国会前抗議行動


6/21(日)戦争立法に反対する学生デモ in 京都 (SEALDs KANSAI主催)

6/26(金)19:30~21:30戦争法案に反対する国会前抗議行動

6/27(土)16:00~18:00 戦争法案に反対するハチ公前大集会