●昨日の首相官邸包囲デモは7万人が官邸を囲んだそうです。いつものように「特別な1日」のSPYBOYさんの報告を。今回のタイトルは、
『東芝の原発事業』と『ネットはバカの増幅装置』(笑)。それに安倍政権NO! ☆ 0724首相官邸包囲:参加者7万人!
デモの報告前の話題、東芝の粉飾決算と原発事業については、さもありなん!です。
「ネットはバカの増幅装置」、シールズのデモに古典的アカ攻撃。私も大阪で在特会が、道行く人に同じことを呼びかけていたので経験がありますが、参加者全員が、ウソだと分っているので、効果はないし、聞かされる方も今どき、戦前じゃあるまいし…でもこの人たちは現憲法を捨てて戦前回帰だから一応、筋は通って?いるんですね。特高とか憲兵とか拷問とかも復活させたいんでしょう。なるほど『バカの増幅装置』です。
是非コチラのブログを訪ねてたくさんの写真ともども記事を読んでみてください:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20150724/1437748767
写真はSPYBOYさんの2つ目のプラカードです。
プラカードの写真の中には93歳で亡くなられた鶴見俊輔さんのもありました。べ平連や思想の科学でお名前は知っていました。
シールズの若者が戦後の憲法、9条を先輩が守って来てくれた、という言い方をしていますが、あの言葉に改めてそういう人々の存在こそが憲法を守ってきたのだと自覚しました。若い人たちに教えられました。
emi kiyomizu @kiyomizu5 · 7月23日 Östliche Vorstadt, Bremen
長野市権堂アーケード街の七夕飾り。商店街のおじさんたち、本気で怒っています。
◎何十年ぶりか?で大学が発言を始めています。大学の教授会だったり学者先生だったり、そして学生たちも。学問の府が、今、ねらわれています。反知性主義の安倍内閣の面目躍如です。教育の現場に、これ程ズカズカ権力が踏み込んでは、黙ってはいられない。学問の自由のない国に未来はありません。京都大学の記事を2つ。
●一つ目は「つっぴーの憂い日記」(http://d.hatena.ne.jp/Tsuda_Katsunori/20150715/1436914129)さんから、「京大有志の声明」です:
戦争は、防衛を名目に始まる。
戦争は、兵器産業に富をもたらす。
戦争は、すぐに制御が効かなくなる。
戦争は、始めるよりも終えるほうが難しい。
戦争は、兵士だけでなく、老人や子どもにも災いをもたらす。
戦争は、人々の四肢だけでなく、心の中にも深い傷を負わせる。
精神は、操作の対象物ではない。
生命は、誰かの持ち駒ではない。
海は、基地に押しつぶされてはならない。
空は、戦闘機の爆音に消されてはならない。
血を流すことを貢献と考える普通の国よりは、
知を生み出すことを誇る特殊な国に生きたい。
学問は、戦争の武器ではない。
学問は、商売の道具ではない。
学問は、権力の下僕ではない。
生きる場所と考える自由を守り、創るために、
私たちはまず、思い上がった権力にくさびを打ちこまなくてはならない。
●2つ目は7月24日の「shuueiのメモ」(http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20150724/1437673419)さんから:
わたしの『やめて』
せんそうは 「ぼくが ころされないように さきに ころすんだ」
という だれかの いいわけで はじまります
せんそうは ひとごろしの どうぐを うる おみせを もうけさせます
せんそうは はじまると だれにも とめられません
せんそうは はじめるのは かんたんだけど おわるのは むずかしい
せんそうは へいたいさんも おとしよりも こどもも くるしめます
せんそうは てや あしを ちぎり こころも ひきさきます
わたしの こころは わたしのもの
だれかに あやつられたくない
わたしの いのちは わたしのもの
だれかの どうぐに なりたくない
うみが ひろいのは ひとをころす きちを つくるためじゃない
そらが たかいのは ひとをころす ひこうきが とぶためじゃない
げんこつで ひとを きずつけて えらそうに いばっているよりも
こころを はたらかせて きずつけられた ひとを はげましたい
がっこうで まなぶのは ひとごろしの どうぐを つくるためじゃない
がっこうで まなぶのは おかねもうけの ためじゃない
がっこうで まなぶのは だれかの いいなりに なるためじゃない
じぶんや みんなの いのちを だいじにして
いつも すきなことを かんがえたり おはなししたり したい
でも せんそうは それを じゃまするんだ
だから
せんそうを はじめようとする ひとたちに
わたしは おおきなこえで 「やめて」 というんだ
じゆうと へいわの ための きょうだい ゆうしの かい
◎関西では「青空学園だより」さんが、京都のシールズのデモの様子を報告されています。
タイトルは「こころざしを継いで」(http://d.hatena.ne.jp/nankai/20150724)
(シールズ関西:http://sealdskansai.strikingly.com/)
○下書きしていた上記2つの京大有志の声明がそっくり重なっていて、驚くとともにうれしかったです。
(上2枚、デモの写真をお借りしてコピーしました)