【強制起訴へ!】 武藤類子(原発告訴)団長声明と 金曜デモ


東電元会長ら強制起訴へ=旧経営陣3人に起訴議決−福島原発事故「回避できた」

東京電力福島第1原発事故をめぐり、東電旧経営陣を「起訴すべきだ」とした検察審査会の議決内容を掲げる弁護士ら=31日午後、東京・霞が関東京地裁

◎引用元:http://www.jiji.com/jc/zc?g=soc&k=201507/2015073100569&p=0150731at49&rel=pv

2015年7月31日金曜日
強制起訴へ!】 議決書、団長声明


起訴議決を受けての団長声明

2015年7月31日


福島原発告訴団 団長 武藤類子



私たち福島原発告訴団が2012年に14,716人で行った告訴・告発事件について、東京第五検察審査会は本日7月31日、被疑者勝俣恒久、武黒一郎、武藤栄の3名について起訴議決としたことを発表し、3名は強制起訴されることとなりました。


未だに11万人の避難者が自宅に戻ることができないでいるほどの甚大な被害を引き起こした原発事故。その刑事責任を問う裁判が開かれることを怒りと悲しみの中で切望してきた私たち被害者は、「ようやくここまで来た」という思いの中にいます


この間、東電が大津波を予見していながら対策を怠ってきた事実が、次々に明らかになってきていますこれらの証拠の数々をもってすれば、元幹部らの罪は明らかです。国民の代表である検察審査会の審査員の方々は、検察庁が不起訴とした処分は間違いであったと断じ、きちんと罪を問うべきだと判断したのです。今後、刑事裁判の中で事故の真実が明らかにされ、正当な裁きが下されることと信じています。


福島原発告訴団は、この事件のほかにも汚染水告発事件、2015年告訴事件によって原発事故の刑事責任を追及しています。事故を引き起こした者の刑事責任を問うことは、同じ悲劇が二度と繰り返されないよう未然に防ぐことや、私たちの命や健康が脅かされることなく当たり前に暮らす社会をつくることに繋がります。その実現のために、私たちは力を尽くしていきます。これからも変わらず暖かいご支援をどうぞ宜しくお願い致します。


東京第五検察審査会  議決の要旨ダウンロード(PDF・1MB)(https://drive.google.com/file/d/0B6V4ZwGwBEaxUW44STEtcENIb3M/view)

(引用元:http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2015/07/blog-post_84.html

◎そしてこの日は金曜デモの日。「特別な1日」さんのブログ<日本の人件費と醜い流言:『0731 再稼働反対!首相官邸前抗議』+『安保法案に反対する国会前抗議行動』
今回も再稼働反対の官邸前と、戦争法案反対の国会前の2つの抗議デモのルポです。

コールの後、最初にマイクを握った早稲田大学法学学術院教授の水島朝穂氏の話は感動的でした。今日は彼もデモ行進をしてきたそうです。45年前(60年安保)はデモの後ろからついていったが(笑)、今日は先頭を歩いたという話から始まりました。憲法学者500人以上の集まり、全国憲法研究会代表の彼はデモの中でSEALDsの面々の『民主主義って何だ』、『これだ』というコールを聞いて、憲法とはこういうものだと初めて実感した(笑)と述懐してました。

この後水島氏の紹介されるベルリンの壁のエピソードが素晴らしい!
人の集まるところ、悲喜こもごもの物語ありですが、一つの目標のために大勢の人たちが心を一つにして集まるところ感動の物語ありです。是非ブログを訪ねて、記事とたくさんの写真で金曜デモを体験して下さい。あの場に行きたくても行けなかった背後の人の数も相当だったと思います。
”日本の今後の3つのオプション”もとても考えさせられます。
是非、こちらのブログ(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20150731/1438353708)で!!