1002デモと奥田知志さんの言葉、そして世界と日本のアレコレ(「shuueiのメモ」より)

(2つ目です)

◎いつも貴重な情報を頂く「shuueiのメモ」(http://d.hatena.ne.jp/shuuei/)さん、今日は盛りだくさんです。
まず10月1日は、奥田愛基さんのお父さんの記事、<「殺害予告を受けたSEALDs奥田愛基氏の父親が語った!「僕は黙らない」「親の影響だと語るのは愛基に失礼だ」2015.09.30.  リテラ>です。
『この親にしてこの子あり』、とどうしても思ってしまいます。

 ハッキリ言って怖いですよ。殺すって言われると。


 息子は、一層つらいと思いますよ。自分だけではなく、「家族も」ということを言われている。彼にとって、いちばんイヤなことだと思います。電話したときも、第一声は『申し訳ない』でした。おとといも会って話しましたけど。


 でも、「怖い」の中身は何かというと、もちろん「殺す」ということの怖さがあります。でも、もうひとつ別の怖さもあります


 送られてきた殺害予告の手紙には、なぜ殺されるのか何も書いてないんですよ。言葉がない。なんのために我々が殺されなければならないのか、という理由がないんです。つまり、問答無用ってことでしょ。そこには、一切の対話や言葉を介さないという


 手紙っていうのは言葉のやり取りなんだから、ふつうはもうちょっと書くでしょ。これこれこういう「理由」でと。例えば安保法制に反対しているから、というなら、理解できるし、対話もできる。しかし、それがまったくないのが、すごく怖い。


 この怖さは、憲法がないがしろにされている今の状況を象徴していると思います

 つまり、言葉がない。議論がない。反対意見は封殺される。

☆全文はコチラで:http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20151001/1443645410
★「殺害予告を受けたシールズ奥田愛基さんへの植村隆さんのメッセージ 」http://makerunakai.blogspot.jp/2015/10/blog-post.html?spref=tw
◎10月2日の今日は、見出しを読んでいるだけで日本と世界の動きが解るような・・・
◆まず、<「防衛装備庁」が発足 海外への“武器輸出”を加速>
◆次に、<安倍談話:笹川財団米国会長が批判「失望すべき文書」>。笹川さんのお屋敷は箕面の三丁目、北小のすぐ近くにありましたし、滝道には母親を背負う笹川さんの銅像がありますので、”笹川”には一寸敏感になります。この記事、笹川財団の米国人会長さんの安倍首相批判です。

 日本の対米公共外交に影響力を持つ「笹川平和財団USA」のデニス・ブレア会長(68)は、安倍晋三首相が8月に発表した戦後70年談話を「責任回避で一貫した失望すべき文書」と強く批判した。かつてアメリカ合衆国国家情報長官を務め、代表的な「親日派」といわれるブレア会長は、安倍首相が談話を発表した当日に作成した論評をこのほど同財団ホームページに掲載した。


 笹川平和財団USAは、A級戦犯容疑者だった笹川良一氏が創設した「笹川平和財団」の後援により1990年にワシントンD.C.で創設されたシンクタンクで、日本に関するセミナーやカンファレンスを主催・後援している。4月末の安倍首相の訪米時もワシントンD.C.の最高級ホテルに日本寄りの米国内の世論主導層約400人を集めて特別講演会を単独で開き、「親日世論」形成に貢献した。ブレア会長は2014年に米国人として初めて会長に就任した。

☆発言の背後には何やらありそうな・・・全文はコチラで:http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20151002/1443729955
◆次は、<「批判は見当違い」ロシア大使、広島市の抗議に反論

クリミア半島の併合の際に核兵器使用の準備を検討したというロシアのプーチン大統領の発言に、広島市松井一実市長が抗議文を送ったところ、駐日ロシア大使から9日付で「批判は完全に見当違い」と返書が届いた。


日本が米国の「核の傘」に依存していると批判し、原爆を投下した米国に抗議すべきだと反論している。駐日ロシア・アファナシエフ大使は14日に初めて広島市を訪れる予定で、広島市国際交流課は「改めて市の考えを伝えたい」と話している。(2015.4.12 朝日新聞

☆ロシア大使の返書の内容に説得されそうです。全文はコチラで:http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20151002/1443729657
◆4つ目は、<日本にとって、安全保障上の最大の脅威は債務だ 投稿日: 2015年09月29日 16時44分 JST  高橋浩祐 ハフィントンポスト日本版編集長>

 国会前で大規模なデモが繰り広げられ、多くの国民の理解が得られない中、安倍政権は安保法制を国会で成立させた。安倍首相は中国や北朝鮮を名指しで、事実上の「脅威」に見立て、安保法への国民の理解を広げようとしてきた。


 しかし、日本にとって安全保障上の最大の脅威は、今や中国や北朝鮮ではなく、1000兆円を超える国の公的債務だ。この膨大な借金は、日本にとって「トロイの木馬」のようなものだ。今後、社会保障費や軍事費の拡大による財政悪化懸念から国債が暴落したら、それこそ国民の命や暮らし、生活を根底から脅かす元凶になりかねない。そして、財政破綻をしたギリシャのように、各種の行政サービスのカットに加え、年金削減や増税の痛みからも逃れられない。(日本は財政再建のため、社会保障費を抑制せずに、すべてを消費税率の引き上げで賄おうとした場合、最終的に30%超の税率が必要になる、との試算もある)

☆「 世界最悪の財政赤字経済協力開発機構OECD)によると、日本の債務残高の対GDP比は232%に達し、世界最悪の状況だ。ギリシャ(188%)を大きくしのぐほか、財政危機に陥ったイタリア(147%)やポルトガル(142%)、フランス(116%)、アメリカ(106%)を大きく上回る」大変な事態ですが、政府は武器輸出と原発輸出で何とかなるとでも? 全文はコチラで:http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20151002/1443729235
◆5つ目は、<もんじゅ極めて異常」 機器、安全上の分類で誤り多数 2015/9/30  日本経済新聞

 原子力規制委員会は30日、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県)で機器の安全上の重要度分類に多数の誤りがあったことを明らかにした。運営する日本原子力研究開発機構誤りの総数を把握できておらず、規制委は「極めて異常な状態」と指摘。機構に対し、実態を調査して10月21日までに報告するよう求めた。報告を踏まえ、厳正な対処を検討する。

もんじゅ解体って言われてなかった? 今更ですが・・・全文はコチラで:http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20151002/1443728247
◆最後に沖縄です。<国防関連法案に「辺野古が唯一」盛り込まず 米議会、沖縄問題を懸念か 2015年9月30日 東京新聞

 【ワシントン=青木睦】米上下両院の軍事委員会は二十九日、二〇一六会計年度(一五年十月〜一六年九月)の国防予算の大枠を定める国防権限法案の一本化で大筋合意した。下院が五月に可決した法案は、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先として「(名護(なご)市)辺野古(へのこ)が唯一の選択肢」と明記したが、上院とのすり合わせの結果、法案への盛り込みは最終的に見送られた

☆全文はコチラで:http://d.hatena.ne.jp/shuuei/20151002/1443727914