初日のランチ談義と「アベ過ぎる」と蓮池徹氏会見全文と・・・


昨日の水曜日はヨーガの今年の初日でした。お昼は珈琲館でサンドイッチ。5人と3人のテーブルに分かれて。
こちらの3人では、90代のお舅、お姑さんを見送られた方のお話を聞くことに。新婚の時から1階、2階の同居で、40年ほど。お二人を見送られて今はご主人と二人暮らし。気楽な今の暮らしは、ご苦労の末のことです。私たち世代は、高齢の親を見送っても、自分たちは見送られることはないと覚悟しなければならない世代です。この方は体験から、病院が紹介する施設があるので、こだわらなければ大金が必要とは思わないと言われていましたが、それこそ老後は金次第の世の中になるでしょう。
お二人が先に帰られたので、一つのテーブルを囲んで話を続けることに。
今度は、離婚が増えていることから始まって、話が飛んで世界情勢に。シリア難民の問題から、前日のイスタンブール自爆テロの話。そして、日本の政治の話に。Oさんが、「安倍さんのようなやり方では持たない」と仰るので、「安倍さんのやり方というのは、自分の意見と合わないものは押さえつける、排除するということ?」「そう、そんなやり方でいつまでも続くことはない。問題は次、誰がやるかよ。民主党はダメ、共産党?じゃない。結局次の選挙も自民党が勝つでしょ。その自民党の中で次を育てていない」と、決めつけるような言い方に、今の時点では誰も反論できない。
Uさんが「外務大臣の岸田さん?」「いや、その前に、谷垣さんか・・・と言われてる。」「石破さん?」と私。「そう。そのどちらかと言われている」。Uさんは「谷垣さんは頼りない。まだ、石破さんかな・・・」「う〜〜ん」「じゃ、野党に誰かいる?」「結局、自民党の誰かになるでしょ」。こんな状況を根本的に変えることができるのか・・・本当に大変。

国会中継での話を私から、「共産党の笠井さんの質問で、自衛隊の唯一の海外基地ジブチのことで、海賊行為は去年ゼロ。役目は果たしたが、安倍さんはこれからも有効に使いたいと答えていた。一方で、政策的には海外へ自衛隊を送ることはないとも。ジブチイラク、シリアに近いし、スーダンにも近い。アメリカが出すように言ってきたときに断るか、断れるかが問題だと思って聞いていた」と私。「結局、そこよね〜。アメリカに対してモノを言う政治家が全くいなくなっている」と皆で。(右のイラストは、しんぶん赤旗WEB版より「笠井亮議員が衆院予算委での質問で示した防衛省資料をもとに作成したというパネル」)
「安保条約でアメリカが日本を守るとは書いていないということを、書いた本を読んでるんだけど・・・」と春名幹男さんの名前が出て来ない私。「そうだと思う」とこれは意外なくらい、4人が揃って、安保は日本を守るためではなく、米軍に基地提供しているに過ぎないと。お一人は即「孫崎さんが書いていたじゃない」と。皆さん、孫崎享さんの「戦後史の正体」を回し読みした人たちでした。「外務省がね〜〜」とも。
最後に私から「昨日、大阪ガスの人が来て、電気を買ってほしいという話だった。結局、発電は関電で、原発の電気を断ることは出来ない。その電気をどこを通して売るか、買うかという問題。それに大阪ガスは、来年がウチがその立場になる。ガスも自由化と言われているとのこと。関電が儲けすぎていた分を、自由競争させて、取り分を減らし、その分、少し電気代が安くなるということらしい」と。Uさんが「関連アンケートの結果、関電から変えようと思わないが50%よ。結局、日本はまだまだ豊かなのよ。わずかなお金なら面倒だから変えないが半分もいるわけ。」「私は、原発再稼働の関電にお灸をすえる意味で原発依存じゃない天然ガス自然エネルギー志向?の大阪ガスに変えようと思ってるけど、電気代の試算では、月1万も使っていない我が家だと、年間で3000円ほど安くなるみたい。」「ホラ、そんなもんでしょ。」
さて、それまでは眩しいほどの日差しで日除けを降ろすほどだったのに、すっかり曇って、雨が降りそう。慌ててお開きにして走って帰ることに。
◎「村野瀬玲奈の秘書課広報室」さんで高校生の間で流行っている言葉を取り上げていましたのでコピーです。


数学 M ‎@rappresagliamth

難関有名女子高において、
アベ過ぎるという言葉が流行っているそうな(笑)


意味は複雑らしい。
・馬鹿すぎる
・他人の話が聞けない
・聞かれたことに答えない&ごまかす


など、複数の意味合いにおいて使われるんだそうだ(爆笑)

◎12日、夜行バスでスキーに出かける夫のために、今夜のおかずはトンカツと決めていた私。昼間は国会中継を見ていました。ちょうど蓮池徹さんの著書を巡って、安倍首相が、議員バッジを賭けてと大見え切っている場面でした。蓮池さんの方も、あんなタイトルの挑戦的な本を出すに当たっては相当の覚悟のうえのはず。一寸大人げない答弁にハラハラ?しました。

内田樹さんがリツイート


インドア派キャンパー(五十嵐仁 推し!) ‏@I_hate_camp · 1月12日
国会中継衆院予算委」
安倍「この本の内容がおかしいと言ってる人もいる。こんなものに引っかかってはいけない」緒方「蓮池さんはウソを言ってると?」安倍「私の言ってる事がウソならバッジを外す!」
#国会を見よう
#kokkai

BLOGOSの[拉致被害者家族の蓮池透さんが会見【全文1】] より、
蓮池徹さん安倍首相には拉致問題の解決というのは何かを定義してほしい

今回、私は非常に挑戦的なタイトルで本を書きましたけれども、これは単に批判をした、批判をして憂さを晴らすとか鬱憤を晴らすとかという意味ではありません。北朝鮮側に大きな問題があることは明らかですけれども、日本側の対応で間違っているところはないのかというような観点からも考えて書いたものです。


 よく日本の政治では、批判をするなら対案を出せと言われますが、私は自分なりに考えた対案もこの本の中に含めました。それは簡単に言いますと、この拉致問題と日本の植民地支配による過去の問題っていうのは一見関係ないように思えますが、実は私は切っても切り離せない問題ではないかっていうふうに考えています。帰って来た拉致被害者も、拉致問題の背景にはこの日朝間の不幸な関係があるということを述べています。

☆全文はコチラで:http://blogos.com/article/151053/

◎ヨーガの仲間と別れて、小走りに急いでいると、自転車に乗ったTさんにバッタリ。小中の同窓生で、昔、民博の梅棹館長さんの秘書のような仕事をしていた方ですが、毎年の小学校の同窓会に一度も来られたことがありません。新年のあいさつをしたら、Tさんの方から、「いつも世話になってばっかりで…」と同窓会の話。”世話してるのは好きでやってるんだから・・・”と、口に出しては言わなかったですが、去年の中学の同窓会に出席された先生の様子をお伝えしました。「小学校のはどうしても行く気に…」「その気になれないなら、中学校の方に出たら〜3年ほどでまたやるって」「そう」ということになり、今度は、子どものことを聞かれました。「二人とも遠いのよ。東京と沖縄。それに二人ともまだ一人」「ウチは、もっと遠い、一人は結婚して家族でアメリカ、だけど娘は日本語で生活してる。もう一人は沖縄の名護」「名護! 辺野古じゃない」「そうよ」「ウチは那覇」。「沖縄で基地観てきた?」「否、基地はまだ見てないけど、きれいなところは皆基地だって聞いたことが・・・」と私。「そう、名護も綺麗なところはみな基地よ。あんな美しい処に基地はいらんは…」「翁長さんが頑張ってるけど」「そう、応援せな」「そうね」と言いながら、雨がひどくなったし、彼女はお母さんが入院している正井病院へ行く途中。両親のことを聞かれて、「お元気でいいじゃない!」と言われました。「また、たくさん話そうね」と言って別れました。
皆、今の政治にキチンと批判的なのに、選挙となると・・・やはり、投票したくなる政党や代議士を早く見つけることかな〜と改めて思った一日でした。