9・19安保法強行採決から1年と南スーダン


内田樹さんがリツイート

志位和夫 ‏@shiikazuo · 5 時間5 時間前

「戦争法廃止!国会前行動」でスピーチ。民進・岡田さん、社民・福島さん、生活・木戸口さんと並んで。雨の中、国会前は凄い人です!
総選挙で野党共闘を「やるかやらないか」は問題ではありません。いかにして「より良くやるか」が問題です!

◎右↓の写真はいつも金曜日の再稼働反対デモのルポでお世話になっている「特別な1日」さんからお借りしました。ブログ主のSPYBOYさんは今回はお考えがあって自宅待機だったそうですが、写真を紹介して全国400か所以上で抗議の集会があったことを知らせてくださっています。(引用元:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20160919/1474281176

◇朝日デジタルでは:

国会前で安保法反対デモ 成立1年、自衛隊任務に抗議
佐藤恵子 2016年9月19日19時29分


 安全保障関連法の成立から1年となった19日、法に反対する市民団体などが各地で抗議デモを実施した。


 東京・国会前では、雨の中、約2万3千人(主催者発表)が集まった。「政府は説明責任を果たすことなく、自衛隊のリスクの議論も不十分なまま、駆けつけ警護の訓練を始めた」。先月解散した学生団体「SEALDs(シールズ)」の元メンバーで大学院生の林田光弘さん(24)はマイクを握り、こう批判した。駆けつけ警護は南スーダンPKO(国連平和維持活動)にあたる部隊に、新任務として付与される可能性がある。(全文はコチラ:http://www.asahi.com/articles/ASJ9M5TG8J9MUTIL01K.html

東京新聞から:(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016091801001349.html

自衛隊駆け付け警護、可否判断へ 安保法成立、19日で1年

2016年9月19日 02時04分


 自衛隊の海外活動を大幅に広げ、集団的自衛権行使を可能にした安全保障関連法は19日、成立から1年を迎えた。政府は南スーダンの国連平和維持活動(PKO)で「駆け付け警護」を実施するための訓練を開始。11月派遣予定の部隊に新任務として付与できるか近く可否を判断する。安保法は運用段階へ本格的に移行。海外での武器使用が増え、戦闘に巻き込まれるリスク拡大は避けられない。全国各地で違憲訴訟が起き、攻防の舞台は司法にも広がった。

 7月の参院選後、安倍政権は内閣改造し、野党第1党の民進党蓮舫代表を選出。新たな顔触れが出そろう中、今月26日に臨時国会が召集される。
(共同)

日経新聞19日朝刊2面、社説「安保法の実行に欠かせぬ情報と判断力」の横に9段にわたって「安保法成立から1年 駆けつけ警護、来月判断」の大きな記事でした。後段の気になる個所を抜き出してみます:


 「こんなに新任務の訓練開始が大々的に報じられるとは」。8月下旬、防衛省間記者は南スーダンの地元紙を読んで驚いた。現地で過度に新任務への期待が高まり、危険が高い現場への出動を頻繁に求められる可能性があるためだ。
 新任務を付与しても実際に駆けつけ警護に出動するのは、その場に自衛隊しか対処できる部隊がいない場合を想定する。日本政府関係者は「治安維持は歩兵を派遣している中国軍やエチオピア軍がまずやるべきだ」と話し。国連関係者や他国軍への自衛隊の運用方針の説明も本格化させる。
 (ここで記事は唐突に・・・・)「すばらしい」。カーター米国防長官は15日、訪米した稲田朋美防衛相から新任務の訓練開始の説明を受けると、支持と歓迎を表明した。カーター氏はメモを見ずに稲田氏とやり取りし、日本の同行筋は「中身をよく理解している。日米連携への関心は高い」と漏らした。
 日米で最初に新任務の訓練をすることになりそうなのは、10月下旬〜11月に米領グアムや北マリアナ諸島テニアンで陸海空各部隊が参加する日米共同統合演習「キーン・ソード」集団的自衛権を使えるようになる「存立危機事態」を想定した訓練も検討する。
 米側の関心が強いのが米艦防護。海上自衛隊護衛艦が公海上で攻撃された米艦を防護し、敵艦に反撃する運用などを訓練内容に盛り込む可能性がある。
 平時に日本周辺の海域で北朝鮮によるミサイル発射の警戒に当たる米艦の防護に関しても、日米が具体的な実施方法を調整している。

◎なんだか、あらぬ方向へイケイケどんどんという感じですが、対する野党については、記事によると:

野党4党は安保法の廃止を目指す。民進党の前身の民主、維新両党と共産、社民、生活各党は2月、安保法の廃止法案を共同提出民進党蓮舫新代表は「憲法解釈の変更によって成立した法律は白紙に戻す」と話す自衛隊を派遣している南スーダンでは戦闘が散発的に生じ、治安が悪化している。PKO派遣には「紛争当事者間の停戦合意」などの5原則を満たす必要があり、民進党内には「紛争当事者の合意があるといえるのか」と問う声がある

(植木鉢に咲いた小さな紫色の花はヘリオトロープ。香水になるそうで、これだけでも良い香りがします)