集団的自衛権行使と南スーダン(内田樹氏のツィート欄から)

集団的自衛権行使について自民党が長年行ってきた憲法解釈を、突然、憲法学者のほとんどが違憲とみなす解釈変更して、その上、違法な方法で安保関連法を成立させてしまいました。民進党の山尾氏が、そこを突いています。

内田樹さんがリツイート
光頭半兵衛 ‏@hage3826 10月12日
東京新聞:07年司法試験「集団的自衛権行使は禁止」?→正解○ 山尾氏「来年出たら×か」:政治(TOKYO Web) http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201610/CK2016101302000135.html 
「学問的な信条を捨てて政権に迎合しなければ法律家になれない環境」山尾さんそれ正論だね

07年司法試験「集団的自衛権行使は禁止」?→正解○ 山尾氏「来年出たら×か」
民進党山尾志桜里政調会長は十二日の衆院予算委員会で、二〇〇七年の司法試験に集団的自衛権行使の禁止を正答とする設問が出たことを取り上げ「○だった解答が、もし来年出たら×になるんじゃないか」と、昨年成立した安全保障関連法で行使を容認した政府を追及した。


 〇七年の司法試験の短答式試験マークシート方式)の中で、憲法九条に関するア〜ウの各記述について正誤の組み合わせを選択させる設問があり、ウの記述は、九条の政府解釈について「集団的自衛権の行使が禁じられており」と記述されていた。


 金田勝年法相はウの解答は○と認めたが山尾氏の質問には「法相が所見を述べれば、司法試験の考査委員が独立、中立の立場で問題作成する趣旨を損なう恐れがある」と回答を避けた。


 検事出身の山尾氏は、司法試験に七回目の挑戦で合格した自身の経験も踏まえ「多くの法律家が安保法に問題があると思っている中で、学問的な信条を捨てて政権に迎合しなければ法律家になれない環境ができていくなら罪は非常に重い」と批判した。 (古田哲也)

◎こちらは日本語の言いかえです。現地の自衛隊員が「戦闘」と言って稲田防衛相に説明しているのを、わざわざ「衝突」と言い換えて。かつて「戦争」を「事変」と言い替えたことが。なぜ誰にでもわかるこんな無茶までして何を焦っているのか。

内田樹さんがリツイート
deepthroat ‏@gloomynews 5 時間

時事◆過去1週間で60人死亡=戦闘と暴力拡大−南スーダン http://www.jiji.com/jc/article?k=2016101500060&g=int … 「南スーダン軍報道官は14日の声明で、政府軍とマシャール前副大統領派の戦闘や同派による民間人に対する残虐行為で、過去1週間に少なくとも60人が死亡したと発表


内田樹さんがリツイート
ガイチ ‏@gaitifujiyama 17時間

ガイチさんがAFPBB Newsリツイートしました国内のあちこちで小規模戦闘や武力使用伴う犯罪が横行し戦闘員だけでなく、民間人の犠牲も増大。挙げ句の果てに統治機構は情報統制もままならず、制御不能の状態に陥ると普通、こういう状況は内戦状態と呼ばれる


AFPBB NEWS@afpbbcom (http://www.afpbb.com/articles/-/3104185

南スーダンで暴力増加、国連が懸念 大統領死亡説も流布
2016年10月13日 14:38 発信地:ジュバ/photo
(←南スーダンの首都ジュバで、国連が設置した民間人保護区の周囲を警戒する国連南スーダン派遣団(UNMISS)の中国人部隊(2016年10月4日撮影)。(c)AFP/ALBERT GONZALEZ FARRAN)

内田樹さんがリツイート

名もなき投資家  
10月12日
٩(ˊᗜˋ*)وさんがsig_yokをリツイートしました
いつまでこんなデタラメ内閣が続くのかな戦闘行為が行われてるのに、「衝突」と言って済んでしまうなら戦争だって「衝突」ということでなんでも可能になるじゃないですか。

sig_yok
‏@yoksig
南スーダンも福島第一と同じで「完全コントロール」されているので、7月のように内戦で300人死者が出ても、数日前のように市民20人が殺されてもそれは「戦闘」ではなく「衝突」なのだから自衛隊員は安全です。→安倍首相と稲田防衛相の言いたいことは分かりやすく言うと、そういう事でしょうか?


内田樹さんがリツイート
deepthroat ‏@gloomynews
日刊ゲンダイ駆けつけ警護 「戦闘ではなく衝突」の詭弁は戦前と同じ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/191709 「過去には「事変であって戦争ではない」と強弁し、「敗退」を「転進」と言いくるめた権力者が日本を破滅に導いた」

駆けつけ警護 「戦闘ではなく衝突」の詭弁は戦前と同じ
2016年10月14日


 あの戦争と同じ過ちを繰り返すつもりなのか。


 南スーダンでPKO活動に参加する自衛隊に、安保法改正で可能になった「駆けつけ警護」の任務を付け加えることに関して、安倍政権がフザけた答弁を繰り返している。


 駆けつけ警護は、武装勢力に襲われたNGO職員や他国軍の兵士などを武器を持って助けに向かう危険な任務だ。稲田防衛相は8日、就任後初めて首都ジュバを訪問。現地の情勢については「比較的落ち着いている」と説明している。


 だが、稲田大臣の訪問当日、ジュバ付近で市民を乗せたトラック4台を反政府勢力が襲撃し、21人が死亡した。今年7月にも大統領派と反政府勢力との間で大規模な銃撃戦が発生、市民数百人や中国のPKO隊員が死亡した。


 これらが「戦闘ではないのか」と、予算委員会で問われた稲田大臣は「戦闘行為ではなく散発的な衝突」と繰り返すばかり。安倍首相も「武器を使って殺傷、あるいは物を破壊する行為はあったが、戦闘行為ではなかった」「我々は、いわば勢力と勢力がぶつかったという表現を使っている」と屁理屈をこねた。


 内戦状態と認めれば、停戦合意の成立などPKO参加5原則に反するため、撤退の必要が出てくる。それで「戦闘ではない」と言い張っているのだが、政府は今月中に判断する予定だった駆けつけ警護の付与について、11月以降に先送りするという。このこと自体が、現地の危険性を物語っているのではないか。


南スーダンの現状はどう考えても内戦状態で、PKO原則と整合性がつかない。そもそも、安保法改正は日米関係を中心にした話だったのに、なぜ南スーダンにこだわるのか。米国に言われて断れないというなら、まだ理解できますが、日米関係と南スーダンは関係ない。国連から強く要請されたわけでもない。まったくつじつまが合いません」(元外交官の天木直人氏)


 04年のイラク戦争時に「自衛隊の行く所が非戦闘地域」と言ってのけた小泉元首相の開き直りもヒドかったが、安倍首相の言葉遊びは、それ以上に悪辣だ。


 もし死者が出たらどうするのか。「衝突死」とでも言うつもりか。


 過去には「事変であって戦争ではない」と強弁し、「敗退」を「転進」と言いくるめた権力者が日本を破滅に導いた。所信表明で自衛隊に送った安倍首相の拍手が薄ら寒く思えてくる。

◎恥ずかしい日本:今の政府のやることは、とても恥ずかしい。ウソをついたり、国連の言論の自由の調査団のあとをつけたり、ユネスコが思い通りにならないからお金を出さないとか。名誉ある地位をかなぐり捨てています。

内田樹さんがリツイート
ガイチ ‏@gaitifujiyama

ガイチさんがMaina Kiaiをリツイートしました
先ほどリツイートで知ったが、今年の4月に来日した国連特別報道官デイヴィッド・ケイ博士の表現・言論の自由に関する日本国内での調査時に日本政府関係者が調査チームに対して尾行などの諜報行為をしていたというレポートこの話、国連関係者の間で衝撃を持ってシェアされ拡散されているそうな。

Maina Kiai @MainaKiai_UNSR
Shocking allegations of surveillance by Japanese gov't linked to @davidakaye's mission to the country in April 2016 https://hrcessex.wordpress.com/2016/10/05/recap-of-un-special-rapporteur-on-freedom-of-expressions-mission-to-japan/ 


内田樹さんがリツイート
山口二郎 ‏@260yamaguchi

ユネスコ分担金「状況見て対応」 菅官房長官朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/DA3S12608352.html 
南京事件記憶遺産への腹いせだろうが、右派政治家とこれに媚びる外務官僚は、歴史認識に関して地動説を捨て天動説の妄信を振りかざし、世界に恥をさらしている。暗黒時代への逆行


内田樹さんがリツイート
masanorinaito ‏@masanorinaito
うちはこれを認めるなら金払わない、うちはこんなもの記憶遺産にするなら金払わないー加盟国のこんな態度は、ユネスコの平和主義の理念を汚すもの二度と戦争をしないために、相互に文化を理解すること、それを教育に取り込むことが主旨なのに。