金曜デモと小沢一郎氏「『野党共闘』すれば自公に勝てる」(坂上忍・バイキング)

(「お茶のお稽古」に次いで2つ目です)


いつものように「特別な1日」さんのブログから金曜官邸前再稼働反対の抗議デモの様子を。今回のタイトルは「読書『対米従属の謎』と『0224再稼働反対!首相官邸前抗議』」です。
そういえば昨日の金曜日は「プレミアムフライデー」とか、政治家さんが先頭に立って楽しい休暇(半ドン?)を演出する陰で、中小企業や建設業、派遣やバイトの人たちは仕事をしなければそれだけ賃金が減ると下を向いています。誰のためのプレミアムなのか、プレミアムってそもそもどういうこと?
タイトル前半の『対米従属の謎』、は結論の一部を引用してみます:「結局 安全保障も司法も行政も日本人はお上の言いなりなんですね。日本人が政府に従属している限り、同時にアメリカに従属し続けなければならないのだと思います。」。ぜひ本文の感想をブログで:(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20170224/1487945953

ということで、今週も官邸前へ。
陽も長くなり、多少は暖かくなったとは言え、まだまだ風は冷たいです。午後6時の気温は8度。参加者は主催者発表で750人。

◎ここでまず取り上げられているのが:前日の「おざなりな避難計画のまま、川内原発2号機が再稼働されたのは腹立たしいです。地元の人はどう考えているんでしょうかね。」
と、東芝ウェスティングハウス社。

 そして今日、さっそくWHの倒産の可能性が、各紙で報じられました。(東芝、ウエスチングハウスの米破産法申請も選択肢:日本経済新聞
 もう、にっちもさっちもいかないってことでしょう。でも東芝は損失とは別に、WHに8000億の債務保証もしてますからね(笑)。これから米国や中国の原発で新たに幾ら損失が出るのかはまだわかりませんが、東芝という日本有数の大企業は文字通り原発に血を吸われているかのようです。自業自得とは言え、社員はやってられないでしょうね。あと取引先は罪もないのに値下げ要求で苛められてるだろうなー。そっちはお気の毒です。

             
この後、先週と同じように、国会前で『#稲田は辞めろ』の抗議行動もあったようです。
同じく、福島や名古屋、大阪のヨドバシカメラでも!!
★情報盛りだくさんなので、ぜひブログを訪ねて全文を:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20170224/1487945953

◎作日は、お昼の番組、めったに見ない関テレ(フジテレビ)をつけていると、坂上忍の「バイキング」の画面左上に「小沢一郎氏生出演」とあったので見てみることに。2時からのお茶の稽古に出かける前のことでした。
内閣支持率が58.8%、不支持率は30.1%。とまず紹介され、
街行く人のインタビュー。安倍さんよくやってると思うというのもありましたが、取り上げられたのは野党への不満:


自由党代表・小沢一郎氏登場、「野党共闘さえできれば自民党に勝てる」「自民党に投票する人は2000万人。全く増えていない。」「2009年の民主党政権の時は7割だったが、政権運営の失敗で20%が棄権している。その数2000万。そのうちの7,8割は野党、反政府票。自民党は2000万以下です。野党共闘ができれば勝てます。」◎東国原元知事は、「小沢さんには功罪がある、後継者を育てなかったことや」「二大政党制が日本に根付くと思いますか?」と問い詰めていましたが、小沢氏は、「一党が交代なく長く続く一党独裁はよくない。権力は必ず腐敗します」「議院内閣制は完成するのに時間がかかる。二党とは限らないが、連立してでも交代可能な政党を作っていく必要がある。イギリスでも何百年とかかっているんだから。日本はまだ四半世紀」。

竹田恒泰氏の「国家観(天皇自衛隊)が違うのに一緒になれるのか?」には、「共闘は、意見の違いは問題ない、基本となる、原発とかTPPとか消費税で意見が一致すればできる。何も共産党と一緒になろうというのではない。」『共産党も変わる』というところ少し間があり、含みがありました。自信ありそうにも見えました。
また、「民主党が政権を取った時、私は旧体制の攻撃にあっていた。民主主義は時間がかかる。カメの歩みのように、それでも、進んでいきますよ」と・・・(ガンジーは”カタツムリの歩み”と言いましたね)。

★ネットでその時の様子を上手く再現して書いているのが見つかりましたので私が写した写真を添えて貼り付けてみます。

坂上忍小沢一郎氏に“野党共闘”を期待「しのぎを削る姿が見たい」http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/japantechinsight_356189



お昼のバラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)に2月24日、自由党小沢一郎代表がスタジオ生出演した。昨年の12月には自民党石破茂議員と生対談した坂上忍だが、今度は小沢一郎氏を迎えて「一生会うことはないと思っていた」と緊張を隠せない。しかし何でも率直かつ真摯に答えてくれる彼に、終盤では「何でも聞いたら答えてくれるんですね」と気軽に声をかけるほど認識が変わったようだ。


小池百合子都知事の件から野党共闘」へと話題が移る頃には、小沢一郎氏とコメンテーターのやりとりも熱を帯びていた野党が一体になれば自民党に「勝ちますよ」と言い切る小沢氏だが、坂上忍は2009年に政権をとった民主党がそうだったように「勝ってもまた(内部で)小競り合いをして崩壊しそうだ」と不安を明かす。だが、小沢氏は「過去の教訓から、今度はもっときちんとやるので心配ない」との趣旨を述べて自信をのぞかせていた。



そんななか、憲法学者で政治評論家の竹田恒泰野党共闘について「国家観の違いが気になる。共産主義の政党と一緒になれば、離れていく人もいるのでは? 組む相手を精査した方がよい」という。すると小沢氏は「それは時代の流れより遅れている」と返し「共産主義の人と一緒になるわけではない。共産党自身もすごい転換をした」と「天皇陛下問題」に絡み国会開会式に顔を出さなかった志位委員長たちが小沢氏の指摘を受けて出席した例を挙げる。さらに「自衛隊日米安保」について「いずれ彼らはそれを乗り越えてくると思う、まだ先の話だけど」と持論を述べた。


さらに小沢氏は「いずれにしても、選挙協力と内局を一緒にすることは別問題選挙協力で“安倍政治のままではいけない”、“国民の為にならない”という点で一致することが大切」だと主張する。


初めは小沢氏を前にして「怒る時は宮迫博之に言ってください」と逃げ腰だった坂上も、熱論を交わすうちにその人柄が分かったのだろう。「お話を聞いていると何でも答えてくれるんですね」と切り出して、橋本マナミや渡辺えり」、山本彩NMB48)に「何か聞きたいことは?」と振ってみた。彼女たちはさすがに緊張して「いえ、大丈夫です」としか返せないので、土田晃之が「好きな食べ物は?」とボケたところ「僕はね、豆腐と…」と返そうとする小沢氏。「答えないでいいですよっ」と東国原英夫氏が慌てて止めた。



坂上忍は最後にコメンテーターの疑問に分かりやすく答えてくれた小沢一郎氏に敬意を込めて「僕は小沢さんには頑張って頂きたい。しのぎを削る姿がみたい」と野党共闘に期待を寄せる小沢氏はこのまま安倍さんが続くとは思わないが、もし続いたら好き勝手やりますよ」「格差や不祥事問題も広がるばかり権力が長続きするとそうなる」と警鐘を鳴らすのだった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)