龍(さんずい偏に龍)安寺の下の境内に入ると、川の向こうの建物の屋根がえぐられているのが見えました
山側の欅の大木が倒れた後だそうです。そのほかにもブルーシートや目立たない黒いシートが掛けてあって、建物の被害は相当だったようです。夫が災害援助の寄付金を受け付けているから私の分もするようにと言うので、受付のある建物に向かいました。こんなのは文化財だから…と夫が言っています。
全国の山伏が集まって護摩をたくとき
井桁を組む場所が鳥居の奥。
上の境内の崖の下、杉木立に囲まれた場所です。
鳥居の左手に上の境内に通じる急な階段があります。
上の境内のモミジがすでに終わっていると
お茶の稽古の時に聞いてもいたので、
この日はそのまま川沿いの滝道を上に登っていくことに。
Noさんからも聞いていましたが、谷あいの倒木のすさまじさに驚きました。落合谷のトンネルの向こうは通行止めになっています。
大きな樹齢百年以上もあるような杉の木が対岸にも、こちら側からも根こそぎひっくり返っています。土ごと倒れて浮き上がっているので、滝道や対岸の山道の地盤も危うくなっているはずです。
応急処置をして再開をむかえたらしく、右手の手すりの下など隙間が空いているのが見えるくらいです。手すりごと50センチ以上も川側にずり落ちている部分もあったり、枯れた木の枝が散らかっていたり、台風の影響の大きさは目を覆うほど。夫が、無残で可哀そうで…と言っていたのがよくわかりました。それでも杉木立の間に見える紅葉は美しい。
谷あいだけでなくて左手の山側の倒木も凄まじい。
瓦礫が崩れるのをネットが辛うじて抑えている箇所も。
いよいよ唐人戻り岩の手前の大規模土砂崩れ地点に近づいてきました。
この工事が難工事で去年から一年がかりだった工事とか。
工事の様子が写真で説明してあります。
そして、いよいよ、唐人戻り岩。ここまで来ると滝はもうすぐです。
道の真ん中に杉の大木が立っている手前の橋を渡ると、
今度は川は左側。川沿いの道は上り坂になり、昼なお暗い杉木立が続きます。
最後の小さな店を過ぎて少し歩くと急に明るくなって・・・
箕面の滝が見えてきます。駅から歩いて小一時間、3キロ弱の登り道。
迎えてくれる33メートルの滝の姿と轟音が達成感を一層増してくれます。
滝についたのはちょうどお昼過ぎ。
遠足の子供たちが対岸の川岸でお弁当を広げていました。
人が多くて橋や滝つぼには近づくことはできず。
滝の右手が真っ赤に紅葉して美しい。
でも、箕面のモミジの美しさは
ここではなくて、一目千本と言われる辺り
ドライブウエイから滝つぼへ向かって降りる道
滝道から滝の上へ上るつづら折れの道の途中
ここの紅葉が最高に素晴らしいので、滝を離れて、その道を目指しました。