「米軍ヘリにはストロンチウム90が使われている」(2011・小出裕章氏)

琉球新報の18日の記事。写真に注目。笑顔で記念写真を撮っている米兵は白い防護服。これって放射線の防護服ですよね(?)。(引用元:http://ryukyushimpo.jp/news/entry-413759.html)(写真は17日に撮られたもの)

オスプレイ墜落 残骸回収の米兵、笑顔で写真撮影
2016年12月18日 09:29

沖縄国際大学構内に米軍ヘリが墜落した時も防護服の米兵が。ところで、オスプレイの機体にもストロンチウムが使われているんだそうです。

内田樹さんがリツイート
兵頭正俊 ‏@hyodo_masatoshi 12月19日

兵頭正俊さんが中田晋介をリツイートしました
オスプレイは、やはり回転翼監視装置に放射性のストロンチウム90を使っているのですね住宅地に落ちたら大変じゃないの。ただの欠陥機じゃないわけだ道理で日本で訓練するわけだ。政府が放射能汚染に不感症だからね。

中田晋介
‏@sinsuke_nakata
墜落オスプレイ 米兵が核防護服で作業。壊れた機体の回収におかしな服を着ているなあ、と思っていたら、なんと核防護服だったとは米軍の公式ホームページの「航空機放射性物質データベース」で、回転翼監視装置に放射性のストロンチウム90を使用とあり、海中流出の可能性も。しんぶん赤旗

2004年8月13日の沖縄国際大学構内ヘリ墜落事故について、米軍の対応をまとめてあります。これを読むと、今回のオスプレイの事故後のニコルソン氏と全く同じ表現です。これは日本で米軍が事故を起こした時のマニュアル?があるようです。(引用元:http://www.futenma.info/accident1.html

沖縄国際大学への米軍大型ヘリコプター墜落事故



2004年(平成16年)8月13日(金)午後2時15分ごろ、炎天下の中、普天間飛行場に派遣されていた米海兵隊所属CH-53D型ヘリコプターが、沖縄国際大学の本館ビルに墜落、激突後に、爆発炎上するという重大事故が発生しました。午後2時19分に、宜野湾市消防本部に市民からの通報があり、現場に到着したのは午後2時27分、必死の消火活動により火が鎮火したのが午後3時8分、消防本部が到着して41分後のことでした。

<中略>


墜落事故に対する米軍の対応


事故発生から4日目の8月16日、在沖米海兵隊基地司令官のジェームズ・フック准将は、宜野湾市役所を訪れ、伊波市長に対し、墜落事故に対する謝罪を述べましたが、訓練の飛行再開を明言しています
その後、墜落事故対する記者会見において、在日米軍トップのワスコー在日米軍司令官は「乗員は素晴らしい働きをした。コントロール不能のヘリを極力人の少ない場所に導いた」等、兵士の働きを賞賛する発言を行っています。

★◎防護服姿の写真がないかネットを調べていたら、小出裕章氏がこの事故の際のストロンチウム90の解説をしている記事を見つけました。
ヘリコプターのどの部分に何のために使われているのか写真を交えて詳しく解説されています。
こちらの「小出裕章氏説明『沖縄ヘリコプター墜落時放射性ストロンチウム撒き散らし事件』(書き起こし)」(http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65757695.html
講演が行われたのは2011年8月13日、沖縄。小出氏は事故直後、沖縄まで足を運び調査したそうです。最後の部分を書き出してみますと:

行方不明になったストロンチウム90は500マイクロキュリー、重さにして3.6マイクログラム。
一般人の年摂取限度は0.00653マイクログラムですので、これだけで550人が1年分の被曝をしてしまうというぐらいのストロンチウムが、あの日、7年前のあの日に撒き散らされて、え〜、一部は飛んで行っちゃったんだろうけど、ほとんどのものは米軍がごっそりと土ごと持って帰ったということになったんだと思います。

全文はぜひコチラで:http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65757695.html
◎今回、防護服姿の米兵が笑顔で記念写真を撮っていることから、ストロンチウムはすべて回収されたのかもしれませんね。(写真は11月のYさん宅のヒイラギの花。残っていた写真から