障害のある方が働ける作業所「ほほえみ」とカフェ「クーネロコ」


11月初日のヨーガ、新しい方が見学に来られていて、畳の部屋に入ったら、Sさんがチラシをもって来られました。
「結いみのお」メンバーのSさんは、会の集り場所で40歳の鬱の方とお話することがあって…と以前、我が家のお茶飲み話で聞いたことがありました。その方が、地域の就労支援の作業所に通うようになったということで、その作業所のチラシです。いろんな問題を抱えて引きこもりで家から出られない方に、手作業の仕事をしながら社会とのつながりを持とうという支援事業です。隣でこのチラシをみていたUさんが、「ブログで紹介してあげたら」と言ってくれました。9月1日にオープンしたところで、まだまだ利用者が少なく、知らない方も多いかも。チラシの写真を載せてみます


ヨーガが終わった後、私も久しぶりにランチについていくことに。
「結いみのお」のメンバーで元教師の方が、仕事を辞めた後、民家を改装して3丁目にお店を開いた、ということをSさんから聞いていました。皆さんは2度目ということでしたが、私は初めて。北児童公園の北の突き当り西側の民家です。綺麗に改装されて、入り口は北側。二階に上がると和室で、座敷机に座布団が8枚、座椅子が2つ準備されていました。見学の方もそのまま参加されました。6年前に末期がんのご主人をなくされ、彩都から箕面に引っ越して息子さんと二人暮らし。結婚された娘さんには子供さんもおられるので孫もいますと自己紹介されました。10人中、ご主人を亡くされた方が3人、独身の方が1人、”いずれ1人候補(先に逝く方かも?)が残り6人。
メニューはシーフードグラタンとハンバーグとキーマカレーだけ。あとはコーヒーを頼んで1時間半ほど。帰りにランチタイムコンサートのチラシをもらいました。

お店の名前はクーネロコ。「クーネ」はエスペラント語で「共に」、「ロコ」は「場所」という意味だそうです。
2階の和室は、趣味の会の集まりなどにも貸しているようです。チラシには「何かで、どこかで繋がり、ともに過ごせる場所になればいいなという願いを込め、8月にオープンしました」とあります。地域の”たまり場”になればという店主の願いだと受け止めました。
小池百合子さんが選挙で「しがらみのない政治」と言ったとき、自民党小泉進次郎さんは「しがらみは絆(きずな)でもある」と反論していました。
ウマいこと言うな〜まさに"しがらみ”を美しく言えば”きずな”、その通りなんですね。私の知っている人が自民党の後援会に入った理由は、ご主人が定年退職して、地域のつながりがないので・・・ということでした。入会理由のもう一つは、利益誘導の「しがらみ」を意識して、です。個人や組織や地域の要求を通すには自民党の市会議員や府会議員、国会議員と懇意になるのが一番という計算です。同じことは、公明党共産党にも言えます。絆としがらみで個人とつながる自民党。実際には理念や政策より、様々な思惑を持った人々の人間関係で繋がっているのが日本の政党なんでしょうね。
こういう「しがらみ」に対抗?するには、市民の側でも自前の「きずな」を築く必要がある・・・と考えて、市民派の元市会議員の牧野直子さんが「結いみのお」を立ち上げました。「生き生き箕面通信」さんもメンバーだったようです。
バラバラではなくて、テーマによって繋がるアメーバ運動も必要かもしれませんね。
いろいろ考えさせられたチラシ2枚でした。

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