サーロ節子さんの講演と被団協田中代表委員の「核廃絶の歩み」

◎10日は、ノルウェーオスロで平和賞、スゥエーデンのストックホルム文学賞と、ノーベル賞の授賞式がありました。共に日本と縁のある受賞(者)でした。そして授賞式でも、ともに原爆と核兵器禁止、平和に関するスピーチが行われました。
ICANのベアトリス・フィン事務局長は「核兵器の終焉か、人類の終わりかが問われている」と、一方カズオ・イシグロさんは長崎で被爆した母親がノーベルショウは平和を広げる賞だと話したことを紹介。イシグロさんはストックホルム市庁舎で開かれた晩餐会でのスピーチでも長崎の原爆に触れ、ノーベル賞は民族の違いを超えるもので、「分断の時代の今、人類がともに力を合わせるべきものを示している」と語った。日経夕刊の写真で見るとサーロー節子さんの黒いドレスは裾に模様があって日本の留袖のような感じですね。これは素敵です!
◎ハフィントンポストの記事より:http://www.huffingtonpost.jp/2017/12/10/ican_a_23303030/


今年のノーベル平和賞の授賞式が10日、ノルウェーオスロ市庁舎であり、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN〈アイキャン〉)にメダルと証書が贈られた。ICANのベアトリス・フィン事務局長(35)と広島での被爆体験を証言してきたカナダ在住のサーロー節子さん(85)が登壇。改めて各国に核廃絶への協力を呼びかけた。
 ICANは、核兵器の開発や使用などを法的に禁じる「核兵器禁止条約」の国連での採択に貢献したことが評価された。核禁条約は核保有国のほか、核兵器は持たなくても他国の「核の傘」の下にある日本などの国々が反対している。
 ICANは賞金900万スウェーデンクローナ(約1億2千万円)を、各国政府や世論に働きかけて条約批准を後押しする基金の原資にする意向を示している。(オスロ下司佳代子)
ノーベル平和賞を授与され、喜び合うサーロー節子さん(中央)と「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長(右)=10日午後、オスロ、林敏行撮影 )


◎「核兵器廃絶国際キャンペーン」の「ICAN」は、” the International Campaign to Abolish Nuclear Weapons”の略。ノーベル平和賞の授賞式には、ICANのスタッフ川崎哲国際運営委員と3人の被爆者も出席。サーロ節子さんと被団協(日本原水爆被害者団体協議会)の田中代表委員(85)と藤森事務局次長(73)の3人です。

内田樹さんがリツイート

水‏ 
@yzjps 12月9日

日本政府は尊敬と信頼を失っています!」サーロー節子さん厳しい一言!安倍様のNHK報道には一切ないんだが(汗)
これがニュースと言うものじゃないのか?
日本政府は核政策に関する説明が国内と国際社会の場で一貫していない
ノーベル平和賞授賞式前に、核廃絶訴える(http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3235132.html

首都オスロの国会前広場に飾られた折り鶴。授賞式で演説に臨む広島出身の被爆者、サーロー節子さんの母校、広島女学院大学の学生などから送られたものです。この日サーローさんは、平和賞を受賞するICANのイベントに参加し、最後の1羽を置いて千羽鶴を完成させ、核兵器の廃絶を訴えました。

 「日本政府は尊敬と信頼を失っています」(サーロー節子さん)


@yzjps
ノーベル平和賞授賞式で演説の、サーロー節子さん  #nuclearban
米英仏の大使欠席について「驚いてはいないこれまでも様々なやり方で、私達の努力を貶めて来たから
ノーベル平和賞を受賞したことを煩わしく感じてるのでしょう
日本の新聞は書いてないかも、で紹介。強い(http://www.mercedsunstar.com/news/nation-world/article188939989.html)