金曜デモと映画「ゆきゆきて、神軍」&「返還交渉人 いつか 沖縄を取り戻す」


金曜日、看護師さんの介助で両親がお風呂に入れる日です。看護師さんから、母の糖尿の薬で追加の処方箋を渡されました。夫は、やっと晴天が三日続きそうなので、尾瀬行きを決めたようです。テント場の予約や夜行バスの申し込みのためにパソコンの前にへばりついています。3時前、今日中にと念を押されたので、今回も薬は私がもらいに行くことにしてカメラを持って出かけました。芦原池の畔を廻っていくことに。夫は、結局、テント場は取れず山小屋にしたとか。荷物が軽くなってよかったじゃないと私。
夕食は4人で。この席で夫の山行を発表。父は写真で尾瀬沼は行ったことがあると。母が「一人で?大丈夫?」と心配しています。夜11時大阪発新宿行の夜行バス、新宿から尾瀬行きのバスでお昼ごろ尾瀬沼着です。今回は尾瀬至仏山が目的とか。昨日になって急に空気が入れ替わって涼しいくらいになりました。室内で26℃。山は10℃くらいなので、支度を全部やり直して、10時前、家を出ました。楽しんできて…と送り出しました。
★さて、金曜デモをいつものように「特別な1日」さんのブログから、今回のタイトルは「金沢の旅と映画『ゆきゆきて神軍』と『0817再稼働反対!首相官邸前抗議』」です。(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180817/1534505971)です。

◎私は、石川県の加賀市の夫の実家で2年間暮らして、神戸へ引っ越すと決まった時、4歳と2歳の息子たちを連れて家族4人で金沢へバスで行ったことがありました。石川県にいて金沢を知らないので記念に。でも兼六公園にいただけでしたので、金沢は今も未知,未踏の城下町です。お茶どころで美味しいお菓子がたくさんあるところと聞いていますが、SPYBOYさんが紹介されているように魚が美味しいところでも。鮎くらいの大きさの魚で全身ゼリー状のもので覆われたミズゴロクという魚を義母が煮てよく出してくれました。口の中でも溶けるようで、大阪でも沼津でも見たことのない魚でした。金沢でも食べられている魚なのかわかりませんが・・・

★タイトルの映画、監督さんと映画についてはよく聞いていましたが、今回、初めて内容を知って、そういう映画だったのと驚いています。生々しい戦争の悲惨さを描いた映画なのかな〜と想像していましたが、まったく違いました。これはこれで正気と狂気の同居した人物を通して戦争の責任を問うすごい映画ですね。SPYBOYさんの記事から:

神戸でバッテリー商をしている奥崎謙三ニューギニアで約1000名中30数名しか生き残れなかった連隊の生き残りだった。彼はかって賃借トラブルで不動産業者を刺殺、さらに昭和天皇をパチンコ玉で狙撃した事件、ポルノ写真に天皇一家の顔写真をコラージュしたビラをばらまいた事件で前科3犯だった。彼は自分の連隊で兵士の殺害を命じた真相を突き止めるため、今も生きている上官たちを訪ね始める。


87年に公開された『ゆきゆきて神軍』は公開当時 各種の映画賞を受賞し、マイケル・ムーアが生涯最高のドキュメンタリーの一つと絶賛するなど、名作ドキュメンタリーとして名高い作品です。

詳しく内容が紹介されていますが、最後の締めの部分を:

戦争の凄惨な実相や単純な反戦メッセージだけでなく、人間の矛盾や面白さまで描いているところが、この映画の名作たる所以でしょう。


かに8月に見るべき映画でした!重いテーマにそぐわない言葉かもしれませんが、敢えてこういう表現を使います。面白かった!

★★映画つながりで、また横道に。「特別な1日」さんの13日のブログでは映画『返還交渉人 いつか、沖縄を取り戻す』http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180813/1534114341)が取り上げられています
この映画は、新聞に紹介記事が載って、ぜひ行きたいと思っていました。箕面は6月18日の高槻震源地震で映画館が閉館になりました。夏休み前に再開されたようですが、上映されている映画は子供向けのものばかり。梅田まで出ないと見られないと思っていたところでした。詳しいレビューに映画を見たような気になれました。

井浦新さんといえば、石田ゆり子さんと主役を演じた大石静脚本「コントレール 罪と恋」(http://www.nhk.or.jp/drama10/contrail/index.html)」の無口な(言葉を失っていた)彼を思い出します。雰囲気、気配だけで魅することのできる俳優さんですね。今は、カンテレの連ドラ「健康で文化的な最低限の生活」で吉岡さんの良き先輩同僚を好演です。SPYBOYさんは舞台あいさつに登場した井浦新さんを紹介されていて、これがとても臨場感?があって、儲けもの!?という感じでした。翁長さんを失ってこれからの沖縄がとても心配です。この映画のタイトルにある「いつか、沖縄をとり戻す」返還交渉は1972年のことですが、今も、このタイトルが生きているというのが悲しく悔しいですね。

ということで、今週も官邸前抗議へ
午後6時の気温は27度。少し強い風も爽やかに感じます。参加者は550人。

ここで取り上げられているのは、「日立の英原発建設、米大手が外れる方向 建設費の高騰で」を(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00000005-asahi-bus_all
昨日の朝日の朝刊にも記事になっていましたので、リード部分を写真で。
★映画の前に、NHKスペシャルについても書いておられます。

 お盆休み後半のNHKスペシャルは録画して見ました。13日の『船乗りたちの戦争 〜海に消えた6万人の命〜』、15日の『ノモンハン 責任なき戦い』、どちらも興味深かったです。
 『船乗りたちの戦争』で取り上げられた、まともな装備も訓練もないまま、10代の子供まで乗せた小舟のような漁船を輸送や偵察などの任務に無理矢理駆り出して、6万人!も犠牲者が出たという黒潮部隊』の話は始めて知りました。酷い話です。

★★★以上、今回も映画一本分見た気になれるお得感満載の写真と記事です。ぜひコチラを訪ねて:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20180817/1534505971