12月のお茶のお稽古

昨日は13日の金曜日。再稼働反対の官邸前デモは、「特別な1日」さんのブログ主さんが年末恒例のよんどころないオシゴト?のためお休みでした。私は午後から今年最後のお茶のお稽古。月一度のロングスカートで小股の小走りで先生宅へ。

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お庭の紅葉が美しい。蹲(つくばい)の底にも真っ赤なモミジが見える。これは先生が意図的に置かれたもの?か、それとも傍らの楓の木から落ちたものか。千両の実も赤くなって、もう師走も半ばです。  

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炉にかけた釜から白い湯気が上がっています。お花は赤い実が下がっている美男カズラとつぼみの椿。掛け軸は『無事是貴人』。何事もないことこそ尊い。今年も自然災害の多い年、地球温暖化若い人たちに言われるまでもなく、私たち高齢者こそ若い世代に責任を感じて率先して取り組まないとと思います。

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先生が、年末かお正月に若い人のために肉料理を作りたいということで、Noさんが紅茶豚、私はスペアリブのマーマレード煮のレシピを。スマホでチェックして、これは省略、ここは適当に、ショウガのスライスを加えるともっとおいしいですよとか言いながら。

そのあと、先生が今年最後なのでと、お善哉を出してくださいました。

最初に小さなお座布団を二つに折って持って出てこられて、受け取り方や、ひざの下に敷く方法を教えてもらいました。

蕪の酢漬けが添えてあり、甘くて暖かいお善哉にお餅が二切れ。美味しくいただいて、いよいよ今年最後のお稽古です。 そうそう、杉と黒文字のお箸の説明がありました。わざとチグハグなんですが、どういう説明だったか・・・

最初に私が水屋に入って、『夜学』の蓋置を選びました。

お薄茶入れがいつもの棗(なつめ)形ではなくて、『中次(なかつぎ)』という筒形のものが出してありました。いつもの持ち方をすると身が落ちてしまうので、胴を横から持つのだそうです。

お茶碗は薄い朱色がかった唐津と、ぼってりとした織部(風)を選びました。
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Naさんが選んだ赤い実の絵はヤブコウジ。干菓子の苫屋の落雁

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お仕舞は、私は入飾りでしたが、Naさんはト飾り。

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炉点てを終わって、今度はひざの悪いNoさんの立礼式に。炉の炭を先生が片付けて、扇形テーブルの電気コンロに釜を置いて、スタートです。

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最後に先生からプレゼント。毎年、京都の高名なお茶会に呼ばれて出されるその年の干支の扇がたまっているので、生徒さんの干支に合わせてプレゼントとのこと。

私は申、Noさんは酉、Naさんは兎ということで、それぞれの干支の扇子をいただきました。松とかおめでたい絵柄は毎年飾れるし、自分の干支は、そう言って言葉を添えれば、飾っても良いのだとか。

私とNoさんは平成4年と5年、Naさんは昭和62年のものでした。

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来年のお稽古日を決めて今年も終わり。2月には市のメープル茶会のお当番。お二人は着物で受付とお運び。私は着物を処分したので、裏方でお菓子の担当。

5時近くなったので、夕飯の支度がある私は先に失礼しました。秋口の体調不良もありましたが何とか無事今年も終わることができました。