「五輪の政治利用は憲章違反」『気候難民』「安保60年」「桜を見る会、あり得ない文書管理」など

隣の畑で春を告げる蝋梅の花が満開です

◎長野県で開催された冬季オリンピックと言うと今から何年前のことでしょうか。1998年平成10年とありますから22年前。それより数年前の長野新幹線が工事中の頃、夫の運転する車で長野の友人でピアニストのブーニンさんのファン仲間のお宅を訪ねたことがありました。それで長野五輪の話になったとき「あれは長野が勝手にやったこと。関係ない」と言われて驚きました。長野の中心は今も松本だと思っているとも言われました。県民なら当然みんなが五輪を歓迎しているという先入観がありましたが間違っていました。松本城の城主様に仕える身分の末裔だったのかもしれません。そういえば長野市は明治政府が松本を嫌って新たに北に作った県庁所在地。明治の時代の挙国一致がこしらえ物だったと感じた体験でした。あれから22年目の東京五輪、国を挙げての祝祭気分盛り立てが謀られることでしょう。そして、ついでに五輪利用も・・・ 

 ◆海外誌から批判的な記事が出るとムキになって反論する政府。その反論がまともならまだいいですが、国内の日本ファースト、日本至上主義者向けで世界に通用しない論の場合は逆に恥をかくことに。今まで、そういうケースが多かったような。その姿は、満州国建国が42:1で否決されたあと連盟脱退宣言をして傲然と会議場を後にする松岡洋祐代表に重なります。問題はその松岡代表の帰国を拍手喝采大歓迎した当時の国民にも。歴史は繰り返す・・・

山崎 雅弘  @mas__yamazaki  1月20日

この産経新聞公式アカウントのツイートは、門田隆将氏が書いた文章の引用だが、彼らは「日本以外、つまり国際社会」、つまり日本を「国際社会の外」に置いて思考していることに驚かされる類似の思考形態は、国際連盟脱退後の1930年にもあった。日本と国際社会を対立させる

引用ツイート

【新聞に喝!】「日本」をどうしたいのか 作家・ジャーナリスト・門田隆将(1/2ページ) - 産経ニュース· 1月19日

朝日と毎日は日本以外、つまり国際社会に重きを置き、読売と産経は日本の伝統や秩序を大切にする

「新聞はどれを読んでも同じ」というのは間違いだ。その差を認識した上で読めば毎朝、にやりと笑える箇所に必ず出会えるだろう。

◆ 矢部宏治氏といえばこんな著書があります:『日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか』)(集英社インターナショナル、2014)『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』(集英社インターナショナル、2016年)、『知ってはいけない ─隠された日本支配の構造―』講談社<講談社現代新書>、2017年、『知ってはいけない2 ―日本の主権はこうして失われた―』講談社現代新書、2018年

その矢部氏のツィッターです: 

内田樹さんがリツイート

 矢部宏治 @yabekoji 1月20日

素晴らしい論考。「米軍が日本にいるのは日本を防衛するためではない。米軍にとって日本駐留の利点は、必要とあれば常に出撃できる前方基地として使用できることである」(チェイニー米国防長官、後に副大統領:1992年米下院)世界では常識のこの明白な事実が、早く日本人の常識になって欲しいものだ

引用ツイート

布施祐仁 @yujinfuse 1月20日

自衛隊の中東派遣について、imidasに寄稿しました。今回は、19日に署名から60年を迎えた日米安保条約とのかかわりで論じてみました。お読みいただければ幸いです。

◆読売系列の世論調査の結果、52%が安倍政権支持!?ちょっと高過ぎない?

内田樹さんがリツイート

異邦人 @Narodovlastiye 1月20日

1万人程度の名簿でさえ流出を恐れて「遅滞なく廃棄」しなければ覚束無い管理能力だと自評しながら1億人の個人情報を銀行口座と紐付けして管理しようとしている政権を支持する狂気。

◆スイスで開かれているダボス会議世界経済フォーラム年次総会)が開かれていてグレタさんが頑張っています。一方で『気候難民』を認めるという判断が国連人権委員会で:

内田樹さんがリツイート

気候変動の向こう側 @Beyond_Climate 1月20日

国連人権委員会が、気候難民を母国に送還するのは法に反するという画期的な判断法的拘束力はないものの、温暖化で住めなくなる国や地域の人々にとっては大きな一歩。

◆「桜を見る会」問題。文書管理について経産省防衛省からも『あり得ない』と。じゃ、あり得ないことがあり得たのは???

内田樹さんがリツイート

山崎 雅弘 @mas__yamazaki 1月20日

 桜を見る会:他省庁官僚からも「あり得ない」 疑問相次ぐ内閣府の「桜を見る会」名簿廃棄の謎 - 毎日新聞

「名簿には内閣官房を含めた各省庁の『推薦者名簿』と、実際に招待される参加者の『招待者名簿』があるが、両名簿の保存期間を1年未満にしているのは内閣官房内閣府の一部だけ」

・「『廃棄はどう考えてもおかしい』。経済産業省職員は首をひねる。『桜を見る会は各界の功績、功労者を招き日ごろの労苦を慰労するための公式行事。予算が適切か評価するためにも、会の趣旨に合致している人が来ているのかという検証が必要になるその根拠となる名簿を捨てたらダメでしょう』」

・「防衛省の職員も『会は首相主催の行事なのに信じられない』と驚きを隠さない。『自衛隊が地域の人らを呼んで毎年行うようなイベントですら、招待者名簿は必ず翌年まで残す職員が異動で代われば、例年どんな人を呼んでいるのか分からなくなり、イベントの継続に支障が出てしまう』と疑問を呈す」