『黒川検事長定年延長問題を動画で』&『トップの嘘が生むウソの連鎖』

◎ 『新型コロナウイルス新型肺炎の感染が世間の耳目を集めていた1月31日、安倍晋三内閣は東京高検の黒川弘務検事長の任期を、特例として半年間延長することを閣議決定した。この奇怪な決定に対し、世論、メディアはもとより、検察の内部からも無効、あるいは違法ではないかという厳しい批判の声が上がっている。』(論座の記事の出だし) 

◎安倍政権がやらなかったことはたくさんありますが、やろうとしていることは明確です。三権分立を破壊して絶対君主、王権の復活をやろうとしています。選挙で選ばれた国民の代表(それも低投票率で)である行政の長が国会の議論をないがしろにして立法府を壊し、そして法の番人である検察の人事に手を突っ込んで内閣の意のままになる司法を狙っています。これで、権力の分散と牽制(チェック&バランス)という民主主義の原則が破壊されます。こんなことを許してはいけないと、もう何年も前から思ってきたはずです。ここにきて、サボタージュが国民の健康と命にかかわる事態になって、今まで許してきた人たちも目覚めるべきですね。自分たちの命運をこんな私利私欲の塊の”裸の王様”にゆだねていいのか!

◆やりたいことが先で理屈は後付け。定年延長問題の流れ: 

山崎 雅弘さんがリツイート
ラナンキュラス(SHINJI KAWAKAMI)
@Lanikaikailua 2月23日

#東京新聞

『首相の信頼性揺らぐ』どころか、

検事長定年延長

松尾局長 『検察官には適用しない』と答弁(12日)

首相「法解釈を変更した」(13日)

首相は松尾局長が真実を答弁したと知らずに国会で答弁したね

そして『つい言い間違えた』松尾局長『口頭で決裁した』森法相

#嘘を嘘で隠す

 

山崎 雅弘さんがリツイート

 志位和夫 @shiikazuo 2月25日

検事長の定年延長『口頭決裁も正式な決裁』森法相」

近代の法治国家は、文書主義で成り立っている。かくも重大な決済が「口頭」でOKなら、日本はもはや法治国家でなくなる。その宣言を法務大臣が行うとは何たることか。

◆あの戦争での日本軍の問題点を山崎氏が指摘しています。戦争の反省をしない現政権だからこそ、また繰り返すのか!ですね。そして非常時の時の国民の陥りやすい思考、これは繰り返してはいけない:

 山崎 雅弘 @mas__yamazaki 2月23日

よく指摘される、昭和の日本軍の問題点情報の軽視、独善的な情報解釈、兵站=補給の軽視、戦略の欠如、失敗を認めない、人的損害の増大への無感覚、戦力の逐次投入、自軍損害の隠蔽と戦果の誇張、情実人事、問題を指摘する参謀の排除、失敗の責任を誰もとらないことその精神文化の継承者が現政権。

山崎 雅弘 @mas__yamazakias 2月26日 

日本では、性格が従順で真面目な人ほど「今は非常時だから政府批判は控えよう」という一見もっともらしい誤謬を信じて、政府の邪魔をしてはいけないと「一丸」に加わる傾向が高い様子だが、それは完全に間違いだ、ということを、先の戦争で亡くなった多くの人々が教えている。

🔲次の動画2つを見ればこの問題がとてもよくわかります。動画を作った「Choose Project」を内田樹氏が次のように紹介されています。

内田樹 @levinassien 2月26日

若い記者たちが作っているChoose Projectはニュースをコンパクトの編集して、問題の所在を可視化する試みです彼らが作ったものを提出しても「上」の判断でテレビでは放映されない。これは「放送されなかったニュース映像」だと思ってください。

◆それでは、Choose Life Projectの2つの動画です: 

◆このいきさつが分かった上で小田嶋隆さんの記事を:  

山崎 雅弘さんがリツイート
大迫 力 @osakochikara 2月21日
小田嶋隆さんの連載。まったくだ。泣けてくる。「安倍政権の罪は、ウソをついたことそのものよりも、部下にウソをつかせ続けてきたことの中にあると思っている」

◆同じく小田嶋隆さんの 記事。安倍政権の罪は、部下に嘘を強要するだけでなく、私たちの大切な日本語を壊しました。日本語が言葉の意味を失ってしまっている、それも言論の府である国会という場で。

小田嶋氏『安倍政権の中枢に連なるメンバーは、正確な日本語を使い、公の場でウソをつかないという、日本の大人として守るべき規範さえ、きれいにかなぐり捨ててしまっている。おかげで、わたくしどものこの日本の社会では、日本語が意味を喪失し、行政文書が紙ゴミに変貌してしまっている。でもって、血統と人脈とおべっかと忖度ばかりがものを言う、寒々とした前近代がよみがえりつつある。』 

内田樹さんがリツイート

AS  @ActSludge  2月23日

■《生徒「先生、私は宿題を終えた時点で使用目的を達成したものと判断し、ノートは遅滞なく廃棄しました。よって提出できません」》 【怯むなANAホテル!ウソと詭弁を終わらせろ/小田嶋隆氏「最大の罪は国の文化と社会を破壊したこと」】