🔲1日に安倍首相が突然言い出した布マスク全世帯2枚配布は不良品や異物混入がみつかり、23日未配布分の回収を製造元の興和と伊藤忠商事が発表。菅官房長官は466億円の予算は、2020年度分の予備費から233億円を確保、さらに今月末に成立見込みの補正予算で残りの233億円を計上。ところが予備費で対応した分の布マスク調達費は約90億円で収まったと説明(朝日朝刊)。233億が90億に、差額は一体どこへ行くことになっていたのか? 配布される布マスクは安倍さんしかしていません。誰もつけたくないマスクを大金使って配ることしかできない政治? だれもがオカシイと思っていても止めることが出来ない日本の政治。変えなきゃいけないのはこんな政治です。
山崎 雅弘さんがリツイート
室井佑月 @YuzukiMuroi 4月24日
文句をいわなきゃ、「黙って使え」だったよね。いや、「有難がって使え」だったかも。それ税金で買ったものだけどね。
◎発表される感染者数の数字だけを見ていると分らない事実があります。大事なのは分母(=検査数)と言っている感染症の専門家の先生もいます。なぜWTOが最初に訴えた「検査、検査」に日本は応じようとしないのか。クラスターつぶしで医療崩壊を抑えるとしていた『専門家会議』の押谷氏もPCR検査を抑えるべきと言ったことはないとか。責任はいったいどこに?なぜPCR検査数を発表しないのか、なぜ増えないのか?解らないことだらけですが・・・
太田隆文(映画監督) @ota_director 4月22日
News23は偉い。感染者数ではなく、検査数のグラフを放送。ここしばらく検査数が減っていることを指摘。報道ステは感染者数グラフを放送。自粛で感染者が減っていると伝える。バカ過ぎる。検査数が減れば感染者数も減る。報道番組失格。
◎さて、お隣り韓国では当初感染者数が信じられないくらいのうなぎのぼりでしたが、そのころの1日の検査数が7500とか聞いて驚きました。その後、ドライブスルーの検査や電話ボックス型の検査など創意工夫を凝らした検査体制で今や世界のコロナ対策のお手本です。
でも日本はそのお手本を見習うこともしないで『独自』の対策にこだわって、やることが466億円もの大金をかけて不衛生な布マスク2枚全世帯配布です。第2次大戦の竹やり作戦ですね。
(↓この記事、23日にお手付きアップしました。その時☆を付けてくださった3人の方々ありがとうございました。改めてアップのし直しです。)
🔲月曜日の「特別な1日」さんのブログは、タイトルのBSプレミアムの番組「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」から「ロックが壊したベルリンの壁」を取り上げて内容を詳しく紹介されています。あのベルリンの壁が壊されたのは1989年でした。壊される日が来るなんて想像できなかったので市民たちがよじ登ってハンマーで壊している映像をビックリしてそして感動しながら見ていたのを今でも覚えています。
この番組は、ロック歌手のデビッド・ボウイが1987年、壁の西側でスピーカーを東に向けて行ったコンサートと、その翌年1988年ブルース・スプリングスティーンが壁の東側の東ドイツで行ったコンサートを取り上げたものです。
いつものように映画一本観たような気持ちになれるSPYBOYさんの再現文でこの番組を是非こちらで:
●で、今日のブログのメインはコチラです。同じブログでSPYBOYさんが紹介されていた韓国についての ツィッターです。
●東久留米日記さんでも韓国に関するツィッターが紹介されていました:
◎ツィートをコピーしてみます:
@Musikmusik7 4月19日
韓国人の友だちとのメッセージのやり取りで、ハッとさせられた。
「コロナ対策で韓国すごいよね」と送ったら
「文大統領は多分、国民が怖くて必死に頑張ってるんだと思うよ。前の大統領が今どこにいるか、知ってるでしょ…?」
国民が政権より強い国っていいなぁ…
◎確かに、韓国は大統領の不正を国民の力で正しましたね。日本は森友でも加計でも不正があったにもかかわらず関わった政治家は公文書まで書き換えさせて、その結果一人の命を犠牲にして、それでも生き延びて今も権力者のままです。
●ここでいつもツィッターでお世話になっている内田樹氏のこの一文を是非。隣国のお手本を学べないのは国民も政府も同じ。安倍政権は、身近なアジアで成功例があっても嫌中、嫌韓の支持勢力に遠慮して韓国の成功例を取り入れることが出来なくて、日本「独自」の対策を取らざるを得ないと:(出典が週刊文春の4月9日号ですのでそれ以前の日本の状況)
コロナは世界各国に配布された「センター試験」
今回の新型コロナウィルスによるパンデミックは「センター試験」のようなものだと僕は思っています。コロナウィルス禍にどう適切に対応すべきかという「問題」が世界各国に同時に配布された。まだ誰も正解を知らない。条件は同じです。他の問題でしたら、外交でも財政でも教育や医療でも、国ごとに抱える問題は違います。だから、簡単に比較することはできません。でも、このパンデミックは違う。すべての国が同じ条件で適切な対応を求められている。
そして、アジアでは、今のところ台湾、韓国、中国が感染拡大を阻止することに成功しているらしい。そして、「こうすれば感染拡大は防げる」という教訓を開示した。都市封鎖、感染者の完全隔離、個人情報の開示と徹底的な検査……とそれぞれにやり方は違いますが、とにかくほぼ抑え込んだ。
でも、日本は何一つ成功していません。世界に「こうすれば、抑えられる」と報告できる成果が一つもない。さいわい日本は深刻な感染爆発に至っていませんけれど、それがどのような防疫政策の「成果」なのかは誰も知らない。検査数を抑えているだけで、実は感染の実態を政府も把握していないのではないかという疑念が海外メディアから呈示されていますが、政府はそれに対して説得力のある説明をしていません。
中韓に学ぶことができない安倍政権
日韓はほぼ同じ時期に感染が始まりました。韓国は終息に向かっており、「こうすれば大丈夫」という経験知を積み上げています。日本では深刻な感染爆発はまだ起きていないけれど、それを抑止する手立てを講じたからではありません。朝令暮改的な指示を出して「やっている感」を演出しているだけです。国内メディアはそれでもごまかせるでしょうけれども、海外メディアは容赦ありません。
諸国は先行する成功事例に学ぼうとしています。どこも中国の都市封鎖策に、韓国、台湾が実施した完全隔離・検査体制の充実という成功例を組み合わせた「解答」を真似し始めた。パンデミックについては「カンニング」はありです。真似できる成功事例は何でも真似すればいい。それが人類のためなんですから。
でも、日本はそれができない。安倍政権のコアな支持層は嫌韓・嫌中言説をまき散らしてきた人たちです。韓国、中国の成功例を真似することは「中韓の風下に立つ」ことであり、安倍政権の支持層にとっては耐え難い屈辱だからです。だから、政府はその支持層に配慮して、「日本独自」の感染防止策を実施しているように見せかけることに懸命になっている。しかし、そんな独創的なアイディアを立てられるような能力は日本政府にはありません。
●この記事は内田樹氏の「安倍政権が何故いまだに支持されるか?」 の一部です。内田氏は最近「サル化する世界」という本を出しておられますが、『サル化』とは「今さえよければ」という考え方のことだそうです:
@levinassien 4月19日
文春オンラインでのインタビュー記事が載ってます。さっき町山さんがRTしてくれましたけど、あれです。
新型コロナウィルス禍への日本政府の対応は「サル化」の一例にすぎない。「今さえよければ」と考える「サル」から脱却し長い目で考える時間意識を取り戻さなければ明日はない。◆ ◆ ◆『サル化する世界』という本…
●昨夜は珍しく遅くまで起きていて久しぶりにNHKの「持論・公論」を見ました。タイミングよく、韓国と日本のコロナ対策を比較して、学べるところは学ぶべきという解説でした。韓国の3つの対策のうち3つ目の「追跡」、AIによる個人情報取得については要注意という注文がついていました。イラスト画面を並べてみます。
韓国は人口が日本の4割だそうです。
2015年のMERSの経験から学んでいるところが多いそうです。
検査を徹底して4月現在感染者一桁を実現。
感染者を分離することで医療崩壊を防いだ。
日本の検査数の異常な低さ。
スマホの端末で個人の行動がチェックできるようになっているそうですが、これはよほど国民の政権への信頼と同意がなければできないし、それなしではとても危険。
以上でした。