THE BOOMの「島唄」の作詞作曲についてのお話でしたが、沖縄に行って、ひめゆりの塔のガマで亡くなった女学生たちと平和を謳歌している本土の今の自分たち、沖縄の戦争の実態を知らないできた自分が恥ずかしくなったと。同じですね。山梨出身の自分が三線を使って沖縄民謡のメロディで反戦の唄を作ってヒットしたことに後ろめたさを感じたり批判もうけたが、喜納庄吉さんから「魂までコピーしたら、それは模倣じゃない」と言われたことで納得。平和の歌をこれからも作っていきたいが、平和の歌は今が平和じゃないからであって、今回、コロナのことで米軍兵士の感染が話題になってまた米軍基地の存在が新たな問題とされた。沖縄がはやく平和になってほしい。
宮沢さんは2016年から那覇市の沖縄県立藝術大学で講師を務めていますが、コロナで沖縄が遠くなったと。そう、そう、こんな話も。島唄が流行って三線が売れるようになって材料の黒木(くるち)が枯渇したと聞いて、宮沢さんは3000本の植林をしたそうです。物になるのに100年かかるそうです。余談ですが、宮沢和史氏、あのモデルで俳優の宮沢氷魚さんのお父さんだと後で知ってビックリ!!でした。
🔲沖縄戦を二人の女性が語ります。
🔲「沖縄の新聞に中国が資金提供している」というデマが海外にまで。元をたどると研究者と言われる人が?
米シンクタンクの報告書にまで「中国が沖縄の新聞に資金提供」というデマが登場した。 引用された日本人研究者に尋ねると、「誤解を招きかねない表現になった。中国が沖縄の新聞に資金提供しているという根拠や認識はない」「切り取られてネットで広がった」とのこと。
細谷雄一……