🔲安倍政権の継承者である菅氏も権力者として学問の自由をコントロールして政治に従わせようとする独裁者の顔を晒し始めています。維新の橋下氏が大阪でやったことも文化や芸術を政治でコントロールして存続自体を時の権力者が決定するのだという独裁的なものでした:
🔲外国特派員協会への報道ぶりに感謝を伝える加藤陽子氏のメッセージを紹介してTBSの報道特集のキャスターの言葉「私たちも頑張らないと」に期待しています。
2020年10月24日 #報道特集
— JIGPIX (@JIGPIX1) 2020年10月24日
🔷番組エンディング
東大の加藤陽子教授のメッセージから
「日本のメディアにも増して熱心に正確に報道してくださった外国特派員協会に深く感謝します」
報道特集の気迫のこもった一言も秀逸
「私たちも頑張らないと‼️」#TBS はテレビメディアの中でも期待してます❣️ pic.twitter.com/ys3HPn6Tsl
🔲 杉田水脈氏と慰安婦問題について、作家の北原みのりさんが書いています:
◎◎山崎氏のツィッターで紹介されていた北原みのり氏の記事。海外での慰安婦像の問題と日本との関係や、自民党の杉田水脈氏の役割についてもとても分かり易いので全文を引用です:引用元:
◎緑色の( )内の小見出しは私が勝手に付け加えました。
杉田水脈氏がつぶしたい「慰安婦」問題、ドイツで日本の要請がひっくりかえった深い理由
連載「おんなの話はありがたい」
たびたび発言が問題になる衆院議員の杉田水脈氏。「慰安婦」についての発言は、国内では擁護する声も聞かれる。しかし、国際社会での動きはどうか。作家の北原みのりさんが解説する。
* * *
杉田水脈議員は、“「慰安婦」問題などない”“「慰安婦」の強制連行は嘘!”と言い続けてのしあがってきた人である。「日本維新の会」「次世代の党」「自民党」と渡り歩きながら一貫して、「慰安婦」たたきは彼女のライフワークだった。
10年近く前だが、杉田水脈氏の仲間である愛国運動にはまる女性を取材した時、「なぜ『慰安婦』問題に関心を持つのか?」と聞くと、「男性がやると女性をいじめているように見えるから、女性がやったほうがいい」と、ほぼ全員がそう答えたのを思い出す。杉田氏自身、『女性だからこそ解決できる慰安婦問題』というタイトルの共著を出しているが、そんな杉田氏を安倍さんは、「僕の代わりに『慰安婦』をつぶしてくれる人」として目をかけたのだろうか。比例中国ブロックの自民党比例単独候補の最上位、とは前総理の寵愛と期待を感じるポジションだ。どんな暴言で性暴力被害者をおとしめても自民党は守ってくれる、なぜなら私は男が言ったらアウトな本音を代わりに言っているだけだから……という意識が、杉田氏の饒舌に拍車をかけているのかもしれない。
さて、そんな杉田議員の「女性はいくらでも嘘をつけますから」発言に振り回されている今日この頃だが、ちょうどこの時期に、「慰安婦」問題はベルリンでも勃発していた。(少女像、日本政府の撤去要請に、世界からの抗議で撤去撤回)
ベルリン市で最もにぎわいのあるミッテ区の公有地に「平和の少女像」が9月28日に設置された。地元の「コリア協議会」という民間団体による設置だったが、これに対し加藤勝信官房長官が翌日すぐに撤去を要請する考えを記者会見で語り、外遊中の茂木敏充外相がドイツ外相に電話で撤去要請を伝えた。その結果、10月7日にベルリン市ミッテ区は設置団体に少女像撤去を求めたのだ。「ドイツで日本の言い分が通った!」というニュアンスで日本では報じられたのだが……これがなんと13日に、あっけなくひっくりかえったのだった。早いっ!
ドイツの元首相も妻と共に抗議
(少女像は戦時性暴力被害を問う象徴)
その背景には、国内外を問わない多くの抗議の声がある。ドイツの前首相シュレーダー氏が妻と共に撤去撤回を要請する声をあげ、歴史学者など知識人がベルリン市ミッテ区を批判し、世界各国から少女像撤去への抗議の署名が届いたのだ。それは「少女像」が、戦時性暴力被害を訴えた女性たちの声を記憶するための像だからだ。女性の人権問題を問う象徴であり、戦争責任を隠蔽(いんぺい)しないための像だからだ。なによりこの「少女像」は正式な手続きを踏んだ市民団体が設置したものであり、日韓政府が口を出す類いのものではないからだ。
(今回、初めて日本政府が露骨に乗り出す)
それにしても今回、日本政府はかなり露骨に「もうこの問題は終わったんですよ!」「韓国運動団体の言い分だけ聞かないで!」と外国に向けて言い始めたことになる。これまで外国での「慰安婦」運動に対しては、その国々の領事館が抗議したり、草の根の愛国グループが体を張って抗議活動をやってきたりはしたが、ここにきて日本政府として、国際社会の表舞台で正式に「少女像」たたきの声をあげたのだ。
今のところ、ベルリン市ミッテ区は少女像の当面の設置を認める方向に変わった。そもそも1年限定の設置だったというが、1年も我慢できずに菅政権が真っ先にやった仕事の一つが「少女像」つぶしとは、どういうことなのだろう。
(被害者意識で訴えるほど、加害性が問われるのに・・・)
日本政府が「少女像」を隠蔽しようとすればするほど、「少女像」の意味が世界により広がっていくパラドックス。国際社会に向かって「少女像が私たちをおとしめているんです」と被害者意識で訴えるほど、加害性が問われる現実。今の日本の歪みが、外に静かに漏れ始めている。杉田水脈氏の存在は、そんな自民党政権の今を、実は象徴しているのかもしれない。
■北原みのり(きたはら・みのり)/1970年生まれ。作家、女性のためのセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」代表
🔲勘違いも甚だしい受け止め方に対して山崎氏が答えます。現代の日本、戦後の日本と大日本帝国を一緒にしてはダメ。戦後の日本が大日本帝国時代の過ちを繰り返さないということが、世界に戦争の反省を示す良い機会にもなるのに、クレーム付けたら反省してないことを証明することになるのが分からない?: