2021年の年の初め、サンショウウオと大吉!

今年は喪中ということで、おめでとうのご挨拶は控えさせていただきますが、

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

暮れにコメント欄に有難いコメントをお寄せいただいた皆さん、お返事できなかったのですが、嬉しく読ませていただきました。本当にありがとうございました。

昨年は第3波が始まったときから大阪のコロナ対策が後手後手でしたので息子たちも早々と帰省を諦めていました。その所為か、暮れと年初のメールは今年こそ箕面へ帰れますようにというものでした。長男も帰省すればすぐ箕面の滝まで出かけますし、次男は在阪中の休みの日には箕面の森で小鳥のさえずりの録音をしたりしていましたので、二人とも山のない所での生活は慣れるまで大変だったようです。二人のふる里は箕面の山であり、二人とも山育ちだということが改めてわかりました。(↑写真の九谷焼の盃は実家の飾り棚を整理していた時見つけたもの。箱から取り出して今年使い初めです)

f:id:cangael:20210101143719j:plain

さて、午後から腹ごなしの散歩にも丁度良いので、聖天(西江寺)さんと瀧安寺に二人でお参りに出かけることに。いつものようにイチョウの大木のある聖天さんの裏から入りお参りして本堂の裏山から滝道に出て、そのまま滝道を歩いて先に観音堂をお参りして階段の上の本堂へ。

川向こうの台風で楠の大木が屋根を真っ二つにした建物は取り壊されて修復が進んでいるようでした。↓写真の右端にあった建物が消えていました。

f:id:cangael:20210101143734j:plain

観音堂の裏へ廻ると杉木立の中に山伏が集って護摩焚きをする場所があって、左手の

急階段を上ると瀧安寺の境内。

f:id:cangael:20210101144142j:plain

f:id:cangael:20210101144219j:plain

f:id:cangael:20210101144202j:plain

階段を上って少し歩くと行列が出来ているのですが、今年は鳥居のあたりからの短い行列に加わりました。

f:id:cangael:20210101144336j:plain

今年初めて気づいたことがあります。お寺の御紋、よく見ると菊の花に真ん中は楓の葉のデザインになっています。この建物の裏にある本堂(本殿?)は神殿作りなので、菊の御紋なのかなと思いましたが、モミジの葉が三枚描かれているのに初めて気づきました。

f:id:cangael:20210101144815j:plain

さて、これで年の初めのお参りは済みました。まだ歩けそうなので滝道を先へ。

今日は65年ぶりに野口英世博士像を見に行くことに。つづれ織りの登り口の坂道を行くと野口英世博士が試験管を掲げている像のところへ。除幕式でここに上ったとき以来ですが、昔より安全な広場になっていました。足元には小さなドングリがびっしり。イノシシやサルが来た様子もありません。今年は山は木の実が豊富なのかも。

f:id:cangael:20210101150529j:plain f:id:cangael:20210101145914j:plain

ここは駅と滝との丁度中間点。「駅まで1.4キロ、滝まで1.4キロ」という表示も出ています。もう少し先の修行小場まで行って引き返すことにしました。滝まで3分の2辺りです。

f:id:cangael:20210101151246j:plain

帰り道、下ってくると、昆虫館前の直角に川が曲がっている先に人だかりができています。あそこの川の中にサンショウウオがいました。まだいるようです。

f:id:cangael:20210101152546j:plain

行くとき、隣にいた男の子に「サンショウウオがいるよ」と言うと「どこに?」というので教えてあげたら「ほんとや!」と喜んでいました。真ん中に居ます。枝の先にしっぽがかかっています。

f:id:cangael:20210101143231j:plain

帰り見て見ると少し移動して川の中の枯葉の塊に紛れるように隠れていました。

f:id:cangael:20210101152648j:plain

今年のおみくじは何年振りかで大吉を引き当てました。

良いことが書いてあって嬉しくなりましたが、最後がトドメですね。

「心おごらず 謙虚に世に処することが肝要である」。

「はい、分かりました。努力します」。

f:id:cangael:20210101164939j:plain