◎昨日7日は七草がゆの日ですが、日本とアメリカでも大変な事態となりました。今年は4日が月曜日ですのでお正月気分も3日まで。子どもたちはコロナで昨年の授業日数が足らず早々と学校が始まったところも。世は非常事態ではあります。
さて、夕方になってやっと関東圏一都三県に緊急事態宣言が出されました。それまでに東京は感染者が2400人を超え首都圏全体で、また大阪も600人を超え関西圏全体でも過去最多。当然全国でも7000人を超えて過去最多。これがGoToトラベルの結果であることは明らかです。冬場は大変になると誰もが予想していた時期に、逆に税金で都会から地方への大量の移動に補助金を出す政府。本当にコロナを甘く見ているというか、医療従事者や医療の専門家の意見を無視してまで国民の命よりも優先して大事にしたかったものは一体なんだったのか!?:
◎東京都の無策というかパフォーマンスのバカさ加減もひどいモノでした(と吉村府知事の大阪の人間が言うのも気が引けますが)。東京がシッカリしていればこれほどの拡大はなかったはず。都知事の責任も重大です:
◎昨日はアメリカのトランプ大統領が煽ったトランプ支持者の議会侵入(襲撃)にも驚かされました。断末魔の狂気というかトランプ大統領の酷さも本当に大変です。そのトランプ大統領と似た者同士の安倍前首相を支持していた人たちはトランプ支持でもあるのですね。どちらも強権的で独裁的で政治の私物化まで似ていましたので類は友を呼ぶ関係だったのですね。
一方、上院選では民主党が2議席を獲得して共和党と同数が実現。同数の場合、副大統領が可否を決めることになっていますので、バイデン氏は議会のネジレを回避できました。アメリカの4年間のトランプ危機を何とか今年は解消できそうですが、後始末が大変ですし破壊されたものも大きかったと思います。でも何とか復元できたのはさすがアメリカです。
一昨年の12月銃弾に斃れた中村哲さん、福岡大学の学生だった頃、佐世保に入港する米原潜エンタープライズの入港阻止の活動に参加していたそうです。あの頃の20代前後の若者にとってアメリカは軍事大国として”帝国主義”でしたが、その後の国内での公民権運動やベトナム反戦運動などでは”民主主義”の先進国でした。そのアメリカがトランプ氏の出現でこんな無残な国になろうとは・・・新自由主義の行きつく果ての醜悪さを目の当たりにしています。その国で暮らす方たちのいたたまれない思いも想像できます。日本も後追いをしていますので、すでに同じような状況は生まれていますが、こんなに極端にまでならないようみんなで頑張らないとと思います。すでに安倍さんの8年で国会や三権分立などは形骸化しているとはいえ・・・・
🔲日本政府は(昨日の段階で)まだトランプ支持者による民主主義に反する行為に対して公式に態度表明できていないんですね。それはそうかも・・・民主主義の立場からの判断ができないのかも。菅政権の学術会議問題もまさに民主主義に反することですからね:
🔲夕刊フジのこれは酷いですね。都合が悪くなると何でも『左』のせいにする『悪い癖』ですし、有本香氏のように都合が悪くなると信じたくないのも:
🔲有本氏、愛知県の知事リコール問題にも参加していて、今は沈黙: