🔲ところで、スポンサーの宣伝カーがどんちゃん騒ぎをやっていたことは東京新聞が流した動画でしか知ることが出来なかったのですが、その東京新聞社がIOCの『ルール』に従って動画を削除したそうです。確かにコカ・コーラの宣伝カーの上の人たちはマスクをつけていませんね:
🔲なかなか面白い記事ですので、一部を取り出してみます:
反知性主義の極みをさらけ出す五輪聖火リレー - 白井聡|論座 - 朝日新聞社の言論サイト (asahi.com)
聖火リレーの映像から伝わってくる異様さは、「ちょっと違う」どころのものではない、と私には感じられた。それが異様なのは、「楽しい雰囲気の演出」が、事実上の命令と化しているからだ。「楽しいでしょう? 貴方は楽しんでいいんですよ! 楽しみなさい!! 貴様、楽しめよ!!!」。
確かに、コカ・コーラの容器には、Enjoyと書いてある。「お前は楽しまなければならない」――奇妙で不気味な命令だ。もし命令に従わなければ、罰が待っているのだろう。「あいつはKYだ」とレッテルを貼られるという罰が。
いや、たぶん、レッテルは「KY」どころでは済むまい。この場合の「楽しめ」という命令に暗に含まれているのは、「お前は福島が復興したと思わないのか?」「人類が新型コロナに打ち克った証を信じないのか?」という脅迫的な問いだ。
こうした問いに「イエス」と答えられない人間に宛てられる由緒正しき名称がある。「非国民」だ。ただし、今日のナショナリズムは、軍国主義のかたちを必ずしも採らない。むしろ、そう見られることを周到に避けようとすらする。
軍国主義の代わりに、それは商業主義との結びつきを固くする。その結果が、反知性主義の極みであることを、聖火リレーの光景はこの上なく明瞭に示している。「楽しめよ! 乗れよ! そうしない奴は非国民だ! 思考停止しろ! バカになれ! 醜くなれ! そうならない奴は非国民だ!」
🔲毎日新聞が続きますが、スクープです。「五輪人件費1日30万円」! ?