◎昨日は沖縄の次男が「我が家のいる都府県ことごとく第四波真っただ中とは。なんという……くれぐれも基礎的回避行動を徹底してくださいねー」とメールが。大阪は3月を待たずに緊急事態宣言を解除した結果、変異株の猛威にさらされて医療崩壊を招いて手が付けられない状態に。母の入所しているホームは隣町の豊中市にありますが先日ワクチン接種のことで電話がありました。5月に入った頃に接種に取り掛かれるのかもしれません。
ここにきて、吉村知事のパフォーマンス政治?の実態がやっと皆にも解ってきたような気がします。人気取り政治=ポピュリズム政治。大阪は安倍元首相と維新と吉本がコンビを組んで、民放各社が広報伝達係りをやってきましたので影響を受ける府民も多かったのだと思います。目を覚まして選挙でまともな候補者を選ぶようになれないと・・・
・「大阪ぎらい」「吉村ぎらい」加速 軋轢生む維新の無用なケンカ体質 (msn.com)
大阪「恐怖の第4波」の闇を撃つ 舛添要一がバッサリ
「吉村知事はテレビに出ないで仕事しろ」
・大阪「恐怖の第4波」の闇を撃つ 舛添要一がバッサリ「#吉村知事はテレビ出ないで仕事しろ」 (msn.com)
一言で言うと、吉村さんはテレビに出すぎです。私は厚労大臣だった時、絶対に特定の民放番組には出ませんでした。その番組を見てる人にしか伝わらないし、他局はわざわざ映像を借りたりはしないから、そこでの発言は必要な人にきちんと伝わりません。やるべきは記者会見です。私は何かあれば夜中でも記者を集めて会見するようにしていましたから、全局が報じて多くの国民に伝わりました。
これは大阪のワイドショーの体質にも問題があると思います。東京だと、一部の政治評論家みたいな「菅べったり」のコメンテーターもいますが、それはごく一部で、特に番組MCは特定の政治家や政党を持ち上げるような発言は控えます。これが大阪は違う。大阪維新の会は、橋下徹さんの時代から辛坊治郎さんとか宮根誠司さんなんかが露骨にヨイショしてきて、そのノリがずっと続いています。
いまは平時ではなく有事です。知事がお気に入りの民放番組をハシゴしている場合ではないでしょう。しかも、それで吉村さんの人気が出ると、国政の政治家もみんな真似し始めて、加藤勝信・官房長官や田村憲久・厚生大臣らが同じようにテレビに出まくる。総理大臣までが特定の民放番組でインタビューに応じています。
政治に対するテレビの影響力が強くなりすぎましたね。政治家はテレビに出て人気を稼ぎたい、テレビのほうも視聴率が取れるから人気の政治家を出演させたい。だけど、それで稼いでいたらテレビは政治家の批判はできなくなります。これは大阪だけの問題とは思いませんが、メディアの機能を放棄しているテレビ局が大阪の悲劇を招いた面もあります。もちろん、それに踊らされる有権者も反省しなければなりません。
人気取りのために緊急事態宣言をいち早く解除してこうなってしまったのだから、まずはその間違いを認めて、ヨーロッパのように徹底したロックダウンをする段階に来ていると思います。それでもヨーロッパで不満が出ないのは、しっかりとした補償をしているからです。大阪も東京も、ここは借金してでも同じようにしてコロナを抑え込まなければならない。テレビでウケるかではなく、本当に実効性のある政策を考えてもらいたい。
皮肉なことですが、大阪の危機で、ようやくポピュリズム政治、テレビ政治の問題点が国民にも見えてきたのではないでしょうか。
◎アメリカは今や民主主義大国ではないという事を肝に銘じて日本人の『アメリカ頼み』を捨てないといけないと思います。アメリカのシンクタンクが辺野古の基地新設工事は完成しないと言っていますが、だからと言ってアメリカ政府が辺野古の工事を止めさせてくれるわけではありません。アメリカは日本の国内のややこしい問題に首を突っ込んで正義を行う気はありません。出来るだけ日本に金を出させて、自衛隊に肩代わりさせる気でいます。米中対立に日本を引き込んで軍事的にも相当の役割を果たさせる。日本は日本の国是と利益を守ってシッカリ外交で頑張ってほしいと思います。
🔲4月12日は、普天間基地返還合意から25年だそうです。代替基地の辺野古の基地が完成することはないと言われています。では、世界一危険な普天間はどうなるのか?このままずっと米軍が使い続けることに・・・
🔲昨年の11月のツィッターです。この時点でアメリカのCSISが「完成の可能性は低そう」と。日本が工事を続けているのは”パフォーマンス”!?