五月ももう半月過ぎて下旬です。
季節も焦っています、大阪はもう梅雨入りだって・・・
🔲白血病を克服して水泳の五輪代表選手となった池江璃花子さんは、ご自身の意図とは関係なく五輪の開催に固執する人たちからは利用される立場にあります。
◎映画監督の是枝監督はご自身の映画「万引き家族」の公開の際には、主にネットで保守と言われる人たちから「日本ではない」とか「日本の恥を晒すのか」という攻撃を受けていましたが、今回、池江さんを撮った作品ではリベラルと言われる人たちから「裏切られた」とか「自民党や電通から金がでているのだろう」などと批判されているそうです。そのことに対する是枝監督の長文のメッセージがこの「思惑」。その終わりの方から一部引用です:
「プレッシャーから解放された姿を、という思惑が全く逆の結果を生んでしまったことに対して、制作者としては正直責任を痛感している。作って世に出した以上、「作品」や「発言」やその人そのものが、年令や性別や職種と関係なく、政治性を帯びてしまうことも理解している。池江さん本人も、誰かに言われたとか利用されたとかいうことではなく、ご自身の強い意志で様々な発信を今までもこれからもされていくのだと思うし、そのことによって起きる波紋は負も含めて受け止める覚悟なのかも知れない。尊敬する。」(略)
今回、僕は負けたのだ。池江璃花子という存在に負けたのである。このすがすがしいまでの敗北から何を学べばいいか?今はそんなことを楽しく考えている。大切なのは、負けないことではなく、負けたことから何を学ぶかである。それは勝ち続けることよりも重要だ。そしてそれは、人に限ったことではないと思う。」2021年5月15日 韓国にて 是枝裕和
🔲オリンピック、「公平性」の実現という点では、今強行すれば、無理がありますね。でも五輪はすでに「スポーツの祭典」ではなくなってるようにも思えます。特に、このコロナ禍でのIOCバッハ会長や日本の組織委の動きをみていると、それぞれの競技で世界大会がある今、大金かけてやる「五輪」は不要かな・・・なんてことも:
🔲 実は何にも決まってない、なんにもわかってない:
🔲フランス紙が東京五輪について詳しく書いています:
🔲「笑ってごまかすことがある」ことは解りますが、それも時と場合。このお二人は、笑えないはずなのに、こういう時『笑える』のが、凄くてヒドイ!:
🔲医療崩壊していても「医療崩壊」という言葉は使われない。言葉は政治そのものということですね: