◎先週の土曜日(5月29日)、NHKの土曜ドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」の最終話でした。帝都大学広報の神崎真(松坂桃李)は総長(松重豊)の覚悟の言葉「問題には必ず正しい名前をつけなければ克服できない、私は学者、誇りをもって孔子の教えに従う」を聞いて証拠(エビデンス)を渡します。会議の席上、総長が事実を公表すると告げると理事長(国村準)から大学は評判を落として交付金も降りず存続の危機に陥ると猛反対、そして「現実を見て下さい」と迫る。「私は現実を見ています」と答える総長のここからの反論が素晴らしい。
「確かに競争は熾烈です。だからこそ、このまま生き残っていけるとはどうしても思えない。なぜなら我々は腐っているからです。皆さんもお気づきでしょう。」この後、↓前川氏がツィッターで引用されている台詞に続きます:
「我々は組織として腐敗しきっています。不都合な事実を隠蔽し、虚偽でその場をしのぎ、それを黙認し合う。何より深刻なのは、そんなことを繰り返すうちに、我々はお互いを信じ合うことも敬い合うこともできなくなっていることです」 渡辺あや作「今ここにある危機とぼくの好感度について」より
◎この後に続く台詞:「お互いに信頼も敬意も枯れ果てたような組織に、熾烈な競争で生き残っていく力はない。もし本当にそれを望むなら我々は生まれ変わるしかない。どんなに深い傷を負うとしても、まことの現実に立ち向かう力、それを乗り越える力、本当の力を一から培っていかなければならない」
◎全5回とも日本の現状に対する鋭い指摘をユーモアと笑いでバランスを取りながらピリリと皮肉が効いて面白いドラマでした。出て来る人物もみなそのモデルがアチコチにありそうで、フィクションなのにとてもリアルで見事な脚本(朝ドラ「カーネーション」の渡辺あやさん)でした。

[報道1930」の松原さんは、最初から、中身のなさを見越して、「伝えるべき内容がありましたらお伝えします」と言っていました。こんな茶番劇以下の会見擬き、放送する価値なしですね。
🔲オリンピックで旭日旗を「国内で広く使用されている」という理由で使用許可だとか。一般普通に考えて『広く使われて』はおらず、特定の方たちが特定の意見をアピールするために使っているのでは・・・じゃ、そういう方たちと同じ人たちが運営する祭典なんですね:
🔲93歳と言えば1928(昭和3年)生まれ、敗戦の1945年は17歳だった方です。その人でも旭日旗は軍隊専用で、街中で見たことないと:
🔲やっぱり普通はこう思いますね:
🔲やはり、ヘイトデモか靖国神社か・・・ですね:
12年前の日本は随分マシな国でしたとさ。
🔲外国人にこんな扱いをしていては五輪開催の資格を問われても仕方がありませんが:
【取材、動画も】「貧しい国だから日本政府は我々を振り回すのか」「言葉にできない苦しみ」 ウィシュマさんしのぶ会 ワヨミさん「スリランカのような貧しい国だから(日本政府は)私たちを振り回し、怒らせるのか。私たちの人生や彼女の死をもてあそばないでほしい」
🔲人権意識に欠ける入管: