「関西空港の橋飛び降り自殺」と「大阪の救急隊員コロナ感染で死亡」と布施祐仁「なぜフィリピンは米軍との地位協定を破棄したのか」と「望月衣塑子記者が斬る菅『話法』(答えない・論点ずらし・平気でウソ)」」

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9日午後4時ごろ、関西空港の連絡橋を車で通行していた男性から、「道路に停車している車から人が出て落ちたように見えた」と警察に通報がありました。
警察がヘリコプターなどで捜索したところ、付近の海上で成人女性と幼い女の子の2人が見つかりました。
2人は救助され、病院に搬送されましたが、いずれも意識が無く、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、橋の上に停車している車にあった免許証などから、2人は和歌山県内に住む親子とみられるということです。
警察は、2人が橋の上から海に飛び降りたとみて身元の確認を進めるとともに詳しいいきさつを調べています。

 ◎上の記事は6月10日の「NHK NEWS WEB」の記事です。テレビで知った関西空港の橋から飛び降りて亡くなった母娘が和歌山カレー事件の林健治さんの娘とお孫さんだったことを下の記事で知りました。息子さんが事件を語る(母親の無実を信じていると)放送が何年か前にありましたが、この事件がこんな不幸の連鎖に繋がっているのかもしれないと思いながら読みました。

【独白】「長女と孫が亡くなった」和歌山カレー事件の林健治さん 16歳孫が変死後、長女が自殺か〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース

 ◎大阪で消防局の救急隊員がコロナ感染で亡くなられています。ワクチン接種の1回目は受けておられて2回目は未だだったとのこと。直接コロナ患者と接する最前線の方たちがどうして一番先にワクチンを打つようにならなかったのでしょう。医療従事者同等の危険を冒して仕事をされている救急隊員の方たちに申し訳ない思いです。

詳しくはコチラで:

コロナ感染死した大阪市消防局救急隊員の同僚が激白「過酷な勤務と“命の選別”に直面する辛さ」 (msn.com) 

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↑ツル薔薇(カクテル)の2番花(3番花かな?)が咲いています

🔲中止が3割ですが、無観客という条件付きも加えると6割が政府方針に反対ということに:

 
 
 
@hiranok
 
NHKの設問、こう問うなら、もし十分な観客制限や無観客ではない形で開催するなら、中止すべきですか?という問いもすべきだろう。実際には、開催して、しかも無観客ではない方向に進みつつあり、無観客なら、という人たちは中止とカウントすべきでは?
引用ツイート
 
@shiikazuo
·
東京オリンピックパラリンピックの観客の数について、IOC国際オリンピック委員会などは今月判断する方針です。どのような形で開催すべきだと思うか聞きました」 この設問は酷すぎませんか。それでも「中止」が31%というのも注目です。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021
 
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🔲国会はまたも数の力で・・・

 
 
 
@kidkaido
 
明日の国会は内閣不信任案後に参院内閣委の委員長問責決議案が審議される。
 
野党は土地規制法案強行採決を阻むため、会期末まですべての手段をとってほしい。
 
まず立法事実が説明できない法案を進めた小此木大臣
恫喝発言の平井大
コロナは改憲の絶好のチャンスの加藤官房長官
に対する不信任を。

🔲日本は安全保障上アメリカの言いなりになってないと仕方がないと思っているなら大間違い。フィリピンは独立国として米軍との地位協定を主権回復の方向で粘り強く何回も改定して、最後には地位協定を破棄している。その過程を布施氏が書いています:

 
 
 
布施祐仁 YujinFuse
 
@yujinfuse
 
フィリピンの地位協定破棄については、去年こちらに書きました。 なぜフィリピンは米軍との地位協定を破棄したのか | 時事オピニオン | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス
なぜフィリピンは米軍との地位協定を破棄したのか(布施祐仁)
 フィリピン政府は2月11日、共同訓練などで同国を訪問した米兵らの法的地位について定めた「訪問米軍地位協定
(VFA)の破棄をアメリカ政府に通告したと発表した。同協定は当事国のいずれかが破棄を通告した日から180日後に失
効すると定められており、このままいけば同協定は8月に失効する。  地位協定によって米軍関係者に充分な法的保護が
確保されない限り、外国に派遣するべきではないというのが、アメリカ...
 
 

なぜフィリピンは米軍との地位協定を破棄したのか」より(2020年4月)布施祐仁

 かつてアメリカの植民地であったフィリピンは第二次世界大戦後の1946年に独立した。しかし、アメリカはフィリピン独立後も米軍の駐留を継続し、東南アジア地域における軍事プレゼンスを維持しようとした。そのために1947年にフィリピンと軍事基地協定を結び、99年間にわたり、米軍に基地を提供することを約束させた

 その後、フィリピンは自国の主権を確立すべく粘り強くアメリカと交渉を続け、何度も改定を実現している。

 1959年の改定では、アメリカが戦闘作戦行動のために基地を使用する場合や長距離ミサイルを配備する場合には、フィリピン政府との事前協議が義務付けられた1965年の改定では、米兵が公務外で起こした刑事事件については、フィリピン側が裁判権を行使することが認められた。そして、翌1966年の改定では、2046年まで(1947年から99年間)だった軍事基地協定の有効期間が1991年まで(1966年から25年間)に大幅に短縮された。

 最も大きな改定は1979年に行われた。この改定では、米軍基地にもフィリピンの国家主権が及ぶことが明記され、基地内では原則としてフィリピン国旗のみが単独で掲揚されることになった。さらに、米軍の軍事行動を妨げないことを条件に、各基地の管理はフィリピン軍司令官が指揮することになった。また、5年ごとに軍事基地協定の全面的見直しを行うことも合意された。このように、フィリピンは協定の改定を重ねることで、米軍の治外法権的特権を一つひとつ取り除き、フィリピンの主権を確立していったのである。

 その後、100万人を超える群衆が首都マニラのエドゥサ通りを埋め尽くした1986年の「ピープルパワー革命」マルコス独裁政権が倒されると、憲法が改正され、外国軍隊の軍事基地が原則として禁止された。

 上院で承認された条約による場合はその限りではないとされたため、フィリピン政府とアメリカ政府は1991年で期限切れを迎える軍事基地協定に代わる条約に調印するが、フィリピンの上院は条約の批准を否決した。これにより、フィリピン国内に駐留していた米軍は撤退し、基地はすべて返還された。

 こうした軌跡をたどれば、フィリピンは日本よりはるかに主体的に同盟国アメリカと向き合ってきたことが分かっていただけると思う。突発的に見える今回のVFA破棄だが、その土台には、アメリカに対して正々堂々とフィリピンの主権を主張し、実際にそれを獲得してきた歴史と伝統があるのだ。

🔲菅首相の記者会見、いつもはぐらかしたり無視したりでマトモに答えているとは思えませんが、その場にいる記者たちはそれでいいの?と不思議です。東京新聞の望月記者は『ボーイズクラブ』だったと厳しい指摘。是非、アエラの記事で全文を: 

 
 
 
山崎 雅弘
 
@mas__yamazaki
 
官房長官時代の成功体験で、菅氏は政治記者を舐めている望月衣塑子「番記者たちと菅氏はいわばボーイズクラブだったのだと思います。官房長官番記者が、そもそも『内輪』という意識で、菅さんと話をしている」AERAdot.asahi.com/dot/2021061100番記者たちが、菅さんに気に入られることを第一に
望月衣塑子記者が斬る菅首相の「答えない」「論点ずらし」「平気でウソ」話法 党首討論で見えた“焦り” 〈dot.〉
 菅義偉首相にとって、初となった6月9日の党首討論。菅氏が官房長官時代、会見でバトルを繰り広げた東京新聞記者の望月衣塑子さんの目にはどのように映ったのか、話を聞い
た。「党首討論を見て、私はモヤモヤ感だ...