映画「ぼくはやってない」と終わったドラマ、始まったドラマ

昨日、近畿地方もやっと梅雨が明けました。例年より2日早いそうですが、

梅雨入りが1月ほど早かったので長い梅雨でした。

夏にぴったりのオレンジ色のノカンゾウの花。

激しい雨で倒されても、倒れた先で上を向いて咲き続けるたくましさです。

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🔲何で今頃? ひょっとして古い記事?ではなくて、2021年7月13日の記事です。あの映画「それでもボクはやっていない」、公開されてもう14年なんですね: 

「弁護士が選ぶ法曹界を描いたドラマ・漫画・映画ランキング」映画部門で1位に選ばれた「それでもボクはやってない」(2007年公開)監督を務めた周防正行氏は、刑事裁判のありかたに驚き、それを伝えたくて、全公判をリアルに描くことにこだわったという。法制審議会の「新時代の刑事司法制度特別部会」で委員も務め、現在も刑事司法のありかたなどに積極的に発信する周防氏に、映画の意図や現在の法曹界のあり方などについて聞いた(インタビュー日:2021年4月17日、都内にて)。 2021年6月号の雑誌に概要版を掲載したインタビューの完全版を2回にわけて掲載。1回目は、「それでもボクはやってない」を制作した思いや法制審議会の「新時代の刑事司法制度特別部会」に参加した際の印象的なエピソードなどを紹介する。

内田樹さんがリツイート

 
 
 
深町秋生・最新刊「鬼哭の銃弾」
 
@ash0966
 
こりゃすごい内容だ。寒気がするほどぞっとする日本の司法について。 / “『不快な思いで映画館を出てもらう必要があった 周防正行監督インタビュー 完全版Vol.1』 - 弁護士ドットコムタイムズ”
『不快な思いで映画館を出てもらう必要があった 周防正行監督インタビュー 完全版Vol.1』
「弁護士が選ぶ法曹界を描いたドラマ・漫画・映画ランキング」映画部門で1位に選ばれた「それでもボクはやってない」(2007年公開)。監督を務めた周防正
行氏は、刑事裁判のありかたに驚き、それを伝えたくて、全公判をリアルに描くことにこだわったという。法制審議会の「新時代の刑事司法制度特別部会」で委
員も務め、現在も刑事司法のありかたなどに積極的に発信する周防氏に、映画の意図や現在の法曹界のあり方など..

NHK「ひきこもり先生」5回

上嶋陽平(佐藤二朗)は38歳から11年間ひきこもり生活を送り、3年前に部屋から脱出した「ひきこもりサバイバー」。友人に金銭絡みのトラブルで裏切られたことで心に深い傷を負い、人と接することが苦となりひきこもった。接客もサービスもしないという一風変わった飲食店「焼きとり うめ」の店主に就きひきこもり生活を脱した直後、校長の榊(高橋克典)からの依頼やスクールソーシャルワーカー藍子(鈴木保奈美)からの後押しを受け、不登校児・奈々(鈴木梨央)との出会いを通し自身の出身校でもある梅谷中学校の非常勤講師に就任する。

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「ひきこもり先生」子供の心の叫びを傾聴する佐藤二朗の安心感 全10話で見たかった | デイリー新潮 (dailyshincho.jp)

親身になって接することから、STEPルームの生徒たちからは親しみを込めて「ヤキトリ」と呼ばれるようになる。榊に脅され、A組の生徒奥山のいじめの件が無かったように教育委員会に報告することを強要され、娘のゆいとの再会も上手くいかなかったことから精神的ストレスを受け、再びひきこもってしまうが、ひきこもり仲間の依田やSTEPルームの生徒たちから励まされ、学校を本当のことが言える生徒たちが安心できる場所にするために復帰する。

社会福祉士の藍子のサポートと奮闘があって初めてひきこもり『先生』が誕生、生徒と先生との問題点がいつもクリア。出世を目指す校長が不登校生徒ゼロを目指す中で、いじめを隠す動きや、数学教師がいじめる生徒を利用して学級運営をするスクールカーストの描き方など、なかなかリアル。最後はコロナで文科省からの通達で卒業式なしというなか、子どもたちの訴えに校長がカギを開けて校庭を開放し、STEP教室の生徒と教師が全員校庭にあおむけになって空を見上げるシーンで終わる。去年、こんな学校が実際にあればよかったと思えるシーンでした。

NHK大河ドラマ「青天を衝け」。幕末から維新、この目まぐるしく変わる時期を今までとは全く違った視点、公家でも侍でもない尊王攘夷にかぶれた藍農家の青年・渋沢栄一を主役に据えた日本の資本主義誕生期を描いたもので、展開が早くついて行くのが大変。 いまはパリ万博で薩摩と幕府の出展争い、徳川家側で渋沢も2か月かけてパリ万博に出かけ初めて見る西洋文明にショックを受けているアタリ。その前に、京で新選組土方歳三渋沢栄一が出会う場面。二人とも出身は侍ではなく、土方は武州多摩で薬売りでした。幕末のドサクサ、まさに侍の世界が終ろうとしている頃に歳三は念願の侍になって死に場所を求めて戦い続ける。一方の渋沢は侍になっても身分に拘らず死とは真逆で生き生きと好奇心旺盛、一瞬の語らいのシーンでした。

NHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」

今週から東京編、念願の気象予報士の第一歩が始まります。朝の連ドラにしては同じ東北大震災の津波の被害を扱ったドラマでも、比べてはいけないけれど、重いのが難点。

TBS日曜劇場「TOKYO MER~走る緊急救命室~」。この時間枠、前の「ドラゴン桜」も単なる東大受験の根性モノでは終わらず、色んな描き方がさすがでした。鼻持ちならない優等生が人間的には成長を遂げて受験には失敗というのも良い意味でいかにもドラマだな~と思いますし、教え子の林遣都が絡むエピソードなどさすが面白くできていました。

で、鈴木亮平が主役の今回の緊急救命(手術可能な)車と救命救急チームをめぐるドラマが面白い。最新の医療機器と手術室を備えた大型の救命車(ERカー)と乗り込むチーム・MERの存廃を巡る知事(石田ゆり子)と政治家の対立、つぶすために送り込まれた賀来賢人。研修医の中条あやみの立場から2話まで描かれていましたが、リーダーと元妻の仲里依紗との関係が明らかになったり、内容、スピード感、医療行為の再現性とかスゴイなと思って見ています。

フジテレビ系「ナイト・ドクター」。同じ救急救命医のドラマですが、コチラは病院の夜間専門の「ナイト・ドクター」波留、田中圭、北村匠、岸優太、岡崎紗枝の5人のドラマ。人間的な面に焦点があてられた最初の回は良かったので次回も。

フジテレビ系「彼女はキレイだった」。中島健人小芝風花佐久間由衣小芝風花がチリチリパーマの頭(前に黒木華さんが演じたのと似ている)で演じています。取り違えのドラマですが、彼の方が見違えるほどの変わりようで、アメリカ帰り。昔可愛かった彼女の方はイメージとは違って・・・という。分かったときにどうなるのか…ちょっと楽しみ。

TBS系「#家族募集します」。男の子のシングルファーザーで出版社勤務の俊平(重岡大毅)と小学校の教師で女の子のシングルマザーの礼(木村文乃)が、俊平の幼なじみの蒼介(仲野太賀)の「#家族募集します」のアイディアで一つ屋根の下で子育てを助け合いながら”家族”になっていく物語。一話の俊平と蒼介のキャッチボールをしながら、旅先の海外で事故死した妻のことを100日経っても言えていない子育てについて語りながら笑ってほしいのに涙が出て来ると言い、涙を流しながら頑張ってるよと励ます蒼介と二人を見ながら静かに泣いている礼という最後の場面はもらい泣きしました。仲野太賀さん、コロナ陽性とか・・・無事の復帰を願っています。

日テレ系「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」。女性同士の警官バディもの?。交番勤務の新人警官・川合麻依(永野芽郁)はハードな仕事に嫌気がさして辞表を懐に。そこへ刑事課元エースの藤聖子(戸田恵梨香)が現れる。飛び切り優秀な大先輩の出現に引っ張りまわされる新米警官。刑事課の三浦翔平、山田裕貴の二人も絡む。女性二人の凸凹ぶりが痛快!

TBS系「プロミス・シンデレラ」 。火曜ドラマ「初めて恋をした日に読む話」「恋は続くよどこまでも」「着飾る恋には理由があって」の時間枠での新作。朝ドラ以後の初ドラマという二階堂ふみ主演。夫から突然離婚を告げられ、その上無一文、無職になった早梅(早め)は、段ボールで夜露を凌ぐホームレスに転落。出会った金持ち高校生・壱成(真栄田郷敦)から泊めてやるからゲームしようともちかけられて・・・信じられない展開ですが、二階堂ふみさんの勢いに乗せられて第一回、最後まで見てしまいました。どうしようもない金持ち坊ちゃんをどうやって成長させるかという話にもなりそう?

フジテレビ系「押しの王子様」。深田恭子さんが病気で降板、ピンチヒッター・比嘉愛未さんで始まったドラマ。なるほど深田恭子さんらしいお話だと思いながら・・・日高(比嘉)は乙女ゲームの制作会社社長。ビジネスパートナーの敏腕ディレクターにディーン・フジオカ。ゲームの王子様にそっくりな航(わたる)(渡邊圭祐)が現れるが王子様とは程遠く、無作法、無気力、無教養。航を本物の王子様に育てあげるというお話らしい。

テレビ朝日系「緊急取調室」。天海祐希主演のドラマの第4シリーズとか。今まで見ていないが、桃井かおりさんが出演するというので見ることに。

☆さて、夏の終わりまで脱落しないで続けてみるドラマはどれだけか・・・

(梅雨明けの芦原公園は昨日夕方6時ごろ写した写真)